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「藤原家の人々」　（マガジン４・５合併号）

今週はセンターカラー！　サンタな桜嬢！！
…桜って、カラーで笑ってるのってコミックスの背表紙くらいしかなくない？＾＾；
人見は意外と普通の黒髪だった…。
今週はサブタイが本編とほとんど絡んでないのですが。

総理を保護し、人見に見つからない場所を目指す零、桜、刻。（＋『子犬』）
刻が総理の息子だったと知った桜は、何か狙われている心当たりがないか訊ねますが、刻はもう父子じゃないからどうでもいい、と。でも――
「・・・・護るよ、命に代えても。仕事（バイト）だからね。藤原総理に手出しは絶対させない・・・・」
そして刻は、今回は本当に危険だから桜に帰った方がいいと言いますが、桜は零の人殺しを止める使命があると言って帰る気はまったくありません。
それに、人見は桜について何か知っているようだった。桜はそのことが気になっています。
ところで、さっきから車で移動中なのですが…てっきり３列で神田先生が運転しているのかと思っていたら、何と運転手は零です。しかも左ハンドル。
『コード：ブレイカー』はありとあらゆる免許を特殊訓練により取得しているそうです。

そして到着したのは、桜たちが通う学校。
確かにここにいるとは思わないでしょうが…もし戦闘になった場合、校舎崩壊しますよ－－；
神田先生から連絡が入り、人見の潜伏先を見つけたようです。
けれど、誰にも手出しはさせない。
「人見はオレが裁きますから・・・・絶対に」
そう言って笑う零に、桜と『子犬』は何か違和感を感じているようですが…？
そして、校内で１番狙撃されにくい場所にあるという音楽室へ。
桜が、神田先生が人見は皆から尊敬されていたと言っていたがなぜかと問います。
それに対し、刻はヒマさえあれば寝てるからじゃないの、と。
人見は時間に縛られるのが嫌いで、時計や携帯も持たず、１日１２時間以上寝てもまだヒマさえあれば寝ているような人だった。
けれど――「それでもあいつは常に『コード：ブレイカー』のエースだけがつけることを許されたコード：０１・・・それを他人に譲ることはなかった・・・・」
原則、『コード：ブレイカー』は番号が若い方が強い。だから０４の自分は０６の零よりも強いんだと刻は自慢しますが、零は１番最近入ったばかりなんだから０６で当たり前だ、と。

そして、人見。
刻の話では彼は時間に縛られるのが嫌いだということでしたが、人見がいる部屋は壁一面、時計だらけ。
とても時間に厳しそうですが…？
そして人見は、自分を見張る神田先生に気づき――「君が来るとは・・・・運命とは残酷なものだなあ」
もしかして、神田先生って元々人見についていた人だったんでしょうか…？

そして、桜たちの方に戻って。
ピアノを見つけた刻が（そりゃ、音楽室なんだからピアノくらいあるわな…）、「オレ、ピアノマジうめーよ？　聞いちゃう？　聞いちゃう？」って言ってるのが妙に可愛いです。
桜が男子はピアノを見ると必ず「ネコふんじゃった」を弾くのは何でだろうと言うと、刻はやっぱりやめたと言います。弾く気だったんだね、「ネコふんじゃった」。
ちなみに桜も小さい頃習っていたそうですが、なぜかいつも鍵盤が壊れてしまったそうで（苦笑）
その頃からそんなに怪力だったんですか？（笑）
そして、刻の代わりに零がピアノの前に座り、激しく鍵盤を打ち鳴らす――。
しかし聴き終わり、桜は「やっぱり今のピアノにも殺気が籠もっていたぞ、なあ『子犬』！？」と言い、いきなり零の両頬を掴んでキス――！？　のわけがない。でも驚いている零の表情が可愛いですｖ
おでこごっつんこーで、桜は零の頭に血が上っていると指摘します。
人見にボコられてから零の様子がおかしかった。
零の能面みたいな笑顔もいつもと違っていた。
あまり分からないような零の変化に、桜は気づいていた――。
頭を冷やせと、まるで零を応援するような言葉をかける桜。けれど、カン違いするなと釘は刺します。
「本当はお前も気になっているのだろう、人見先輩殿の真実を。だったら人見先輩殿に勝って聞き出すしかなかろう・・・・それからでも遅くはあるまい」
そして、桜たちが話している所へ神田先生がやって来ます。
人見の所にいるはずの神田先生。
なぜここに、と疑問に思う暇もなく、神田先生と部下たちが桜たちに銃を向け――！？
「まさか神田以下４０名のエージェントが敵に廻るとは思わなかったろ？　大神君と刻・・・・君達に護るべき者のために親しい味方を殺すことができるカナ・・・・？」
一体、人見は何をしたのでしょうか…！？

次回「死中に活を求めるべし！！」
人見についてはますます謎だらけですね；

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「その男危険につき」　（マガジン２・３合併号）

２５話目！　無事にしろがねの回数は越えますね。
しかし…いきなり掲載位置が後ろに下がってるんですが！？
でも次回はセンターカラーだっていうし…たまたま…だと思いたい。

車の爆破は本当に人見がやったらしいですが。
なーんか、先週登場した時に持ったイメージとキャラが違うなぁ…。
いや、台詞もほとんどない状態で勝手にイメージした私が悪いんですが。
人見は『コード：ブレイカー』の任務を放棄し、逃亡したそうです。
本来、そんなことをすれば即抹殺されるはずだそうですが…生きているということは、彼がそれだけ強いってことですかね。
そして人見は零の先輩だったとか。『コード：ブレイカー』としてのノウハウを彼から教わったのでしょうかね？
なぜ逃亡などしたのかと訊ねた零に、人見は「君が知るにはまだ早いかなあ～」と。
そして『コード：ブレイカー』がちまちまと悪人を裁いたところで世の中は何も変わらないと言うと、桜がそれに賛同して大神によく言って聞かせてください、と。でも――
「だからと言って罪なき総理を・・・・尊い命を断った所で世の中変わりはしないのではないですか？　あたなは方法を間違えた！！」
そう言った桜に、人見は間違っているかどうかなんてどうでもいい、と。
「大切なのは記憶・・・・一生忘れられない記憶だ・・・・」
何のことかはさっぱりですが、過去に何かあったことは間違いないですね。
それに、人見は桜のことを知っている様子。
もしかして桜が桜小路家に育てられることになったことと何か関係があるのでしょうか…？
でも結局、人見は肝心なことを話していない。
「そうやってのらりくらりと、いつだってそう、本当のことは何も話さない。僕はあなたのそういう所が大嫌いだったんですよ」と零は人見に向かって言いました。
そんな零に、人見は『コード：ブレイカー』をやめて自分と共に来れば零が知りたいことすべてに答えると手を差し出します。
零はその手を取ります。しかし、それは和解などではなく。
「“悪”の理由など知る必要もない」
そう言って零は人見を燃え散らそうと――して、逆にぶっ飛ばされました。
零は異能発動までが遅すぎる。それに、人見に１度も勝ったことがない。
人見の異能は電力で、零が全然歯が立たないというのに顔色ひとつ変えずに、むしろ欠伸しながら闘ってます；
しかも女にも容赦なく、零を庇おうとした桜を蹴り飛ばしました；；
零の脳裏に昔の優しかった人見の姿が浮かび――って、すっげぇホストっぽいんですが（笑）
そして人見が零にトドメを刺そうとした所、マンホールのフタが飛んできました。
刻です。総理は助け出されていて無事です。
けれど刻は怒っています。
「『コード：ブレイカー』から逃亡し“悪”になるなんてオレはぜってー許さねえ！！」
刻が持っている正義の心は本物のようですね。
零と桜は戦力外ですが、３対１。面倒だし眠くなってきたと、人見はそばの街灯に手を添え、爆発させます。
「君達に私が止められるかな？　もし止められたら『コード：ブレイカー』をなぜやめたか教えてあげよう。・・・・止められなきゃ、次こそ藤原総理は死んじゃうけどね」
そう言って人見は、爆発により混乱して逃げ惑う人々に紛れて逃げました。
すぐに神田先生が来て、爆発は映画の撮影ってことになりましたが。
人見は今の『コード：ブレイカー』の誰もが敬意を表する偉大で強くて賢くて優しい方――そう説明する神田先生も「人見様」と呼んでいるのでかなり尊敬してたんでしょうね。
そんな『コード：ブレイカー』のリーダーだったとも言える人見が、なぜ逃亡なんてしたのでしょうか？
単に『コード：ブレイカー』のやり方に疑問を持った…とかじゃないですよね？
そして平家先輩と人見の間柄も気になる終わり方です。

上にも書いた通り、次回はセンターカラー！
でも今週が合併号なので２週間後です。。。

えーと、人見について。
Ｓっぽいと思った→ドＳだったっつーのはいいんですが。
欠伸とか…そういう場の空気ぶち壊すようなイメージはなかったんですよ。
はぐらかすんだったら堂々と完全無視するような方のタイプかと。
飄々としてるっていうのもいいんですが、何かもっと零をからかっているような感じの…。
先週登場した時点では、デザインがものすごく好みで、あの微笑み具合が最高で、かなり気に入ったんですよ。
だからちょっとイメージ違ってややショックかなぁ、とか。
いや、だから勝手にイメージしてしまった私が悪いんですが。
今後の活躍に期待してます。

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「始まりの前奏曲（プレリュード）」　（マガジン１号）

扉の刻にどう突っ込めばいいのか分かりません（笑）

ダンディな外見とは裏腹に親父ギャグが大好きらしい藤原総理。
料亭で息子と親子水入らずの夕食――かと思いきや、刻の方はいつもとはまるで別人のように他人行儀でよそよそしいです。
やはり刻は総理の実の息子、でも、もう息子じゃない。
…総理はＣ：Ｂの存在を知ってるってことですよね。っていうか、エデンのボスもしくは幹部の可能性も高い。

一方、桜たちは久々の学校シーンです。
桜、零、ツボミ、沖田、島津、上杉。授業の帰りでしょうか。書道かな？
そして寧々音先輩ご登場。磁石を持ってそれを桜の胸に…今日の桜のブラがフロントホックのワイヤーだと当てました（笑）
他の男子が完全ギャグ顔照れなのに、ひとり通常顔をキープしたまま照れてる沖田が可愛い～っ（笑）
そして教室に戻るとなぜか刻が。ちゃっかり制服まで着てるし（笑）
前田、武田、あおばと何やら大盛り上がりしてますが、戻って来た零を見て全員で声を揃えて「よー、エロ神君！！」
な、何を吹き込んだんですか刻くん…！（笑）

そして早速次のページで刻はエロ神君に締められてます（笑）
零も結構本気で怒ってるっぽいですが。
自分の学校をさぼってこっちに来ているので、寧々音先輩を呼んで一言言ってもらおうという桜。
けれど刻は桜を止めます。
「無事に・・・・学校来てるんだろ？　それがわかれば別に会う必要なんて・・・・」
超意味深な台詞。やっぱり寧々音は刻のこと知らないんだろうなー、と思ったら、出ました、寧々音先輩！
刻に磁石をくっつけて、くっついたと喜んでます。
しかし、刻を見て――「あなたはだぁれ？」
ああ、やっぱり…。
酷なことを言われたにも関わらず、刻は「オレは磁石超人マグネス！！」と言って寧々音と遊び出しました。
でも、刻には悪いけど、これで刻と寧々音が同一人物ではないということが完全に確定したのでそれは良かったと思います。

帰り道、刻と寧々音のことを気にする桜に、零が知ったってどうにもならないと言います。
「『コード：ブレイカー』になった者はあらゆる特権を与えられるかわりにすべての個人データが抹消される・・・・それはどんな理由であれ他人との関わり合いをもてないということ・・・・死ぬまで一生・・・・ね」
そんな悲しい話をする２人の横で、黄色い声が上がります。
何かと思えば、藤原総理がいました。車で移動中のようです。
いつでも人目にさらされて大変だなと桜が言い、再び歩き出した直後。
後方で爆発音が！！
総理の乗っていた車が爆発した…！？
テロかと周りが騒ぐ中、神田先生に電話して確認を取ろうとした零は、背後に気配を感じます。
「やあ・・・・久しぶり。今は・・・・大神・・・・君だったっけ？」
かなりの女顔（と言っても可愛い系ではなくキレイ系）ですが、体型は完全に男だから男…ですよね？
笑っている彼に対して、零は睨むように見つめ返します。
「元『コード：ブレイカー』人見――・・お前がやったのか？」
元！？　元『コード：ブレイカー』！？
元って、死ぬ以外で辞められるんですか！？　せめて年齢制限とかだろ！？
でも人見はどうみてもまだ２０代だよ！！

次回「狙われる者と暴かれる者」
刻の方も気になりますが、零と人見の関係も気になりますね。
っていうか人見、エロいっつーかなんつーか…セクシーオーラが見えてます。
そして桜の友人Ｃは名前が分からないままどころか、とうとう登場しなかった…！

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コーセルテル ５５話

「月の精霊⑤」　（ゼロサム１月号）



月の精霊シリーズ、ようやく完結です。
そしてあの謎も確定です。
ちなみに、７巻に収録されるのは１１月号の分までみたいです。数え間違えた。。。

絵はナータです。
少年竜バージョンではなく、マシェルとの同化術バージョン。
いや、ナータはどっちもあまり変わらないんですけどね＾＾；
今回は久々に同化術がありました。

あと、今回はセンターカラー！
しかも扉の裏は広告ではなく本編です！

空を見上げるマシェルの子竜たち。
まだ昼間のはずなのに、空は暗く、大きな月が出ています。
しかし、カータがあれは月じゃない、と。
ナータはあれは月だけれど、月の精霊の見せる幻の月だ、と。
突然そんなものが出てきたのだから、マシェルにも何かあったのではないかと心配するナータ。
すると、遠いけれどマシェルの声が聞こえてきました。
マシェルが持っていた暗竜の術道具がひとつ残っていて、それを通して聞こえていたようです。
ナータはずぐにそっちへ行くと言いますが、マシェルはすぐさま絶対に来ちゃダメと言い返します。
そしてなるべく早く帰るからと言って、マシェルは光の中に消えて行くカディオさんの手を掴んで一緒に光の中へ入ってしまいました。

マシェルの声が聞こえなくなり、ナータはマシェルを迎えに行くと言い出します。
マシェルが術道具を持っているから、空間を繋ぐ術を使って――しかし、暗竜同士でも疲れる大きな術なのに、術道具を相手に、しかもマシェルが来てはいけないと言っているのだから向こうに繋がらないかもしれない。危険すぎるとアータが止めようとします。
けれどマシェルのことになると１番無茶なことをしようとするのがナータ。
一瞬ならできないことはないと言い、サータに空間が開いたら皆を向こう側に吹き飛ばしてくれと頼みます。
それでも止めようとするアータに、タータがナータはみんなで行こうって言っているのよと言います。
「もしもの時は助けてあげられる。みんなでいるってそうゆうことでしょ？」
そしてナータも、皆のことを頼りにしている、と。
「自分達は７人でマシェルの補佐竜だ」
…ナータ、成長しましたねぇ（ほろり）

一方、マシェルはというと、ルーシーおばさんとお母さんの少し若い姿を見ます。
さらにクディルおじさんとルキスおじさん……そして、子供のカディオさん。
これは、カディオさんの夢。
マシェルから懐かしい名前を聞いたカディオさんがつい動揺してしまって、月の精霊の夢に取り込まれてしまったようです。マシェルはそれに巻き込まれた、と。
僕の知ってる人たちがいたから僕の夢かと思ったと言うマシェル。
それに対し、カディオさんは――「あれは俺の兄弟だ」と笑います。
やはりカディオさんはマシェルのおじさんだったんですね！！　７つしか違いませんけど！（笑）
そして月の精霊は２人に話しかけますが、言っていることが少しおかしい。
竜術士と聞いて、竜の都の…と言いますが、都はとうの昔に滅びている。精霊ならば、都が滅びていることを知らないはずはないのに…。
そして、マシェルだけが夢から追い出されます。
追い出される直前に、カディオさんが眠る月はその名の通りただ眠り続けていて、はじめからずっとねぼけているのではないか、と――。

そしてマシェルは目覚めますが、カディオさんは倒れたまま。
このまま起きなかったらどうしようと泣き出すマシェルのもとに、子竜たちがやってきます。
みんな大きな術を使ったのに、あまり疲れていない様子。
まさか眠る月が何かしたのかと、空に浮かぶ幻の月をマシェルが見上げますが、月は消えて行きます。
その月に対し、マシェルは「違うでしょ！？　どうしてそれほど会いたい大事な人をまちがうの！？」と叫びます。
カディオさんはおばさんたちの名前を聞いただけで分かった。
マシェルだっておじさんの姿も名前も知らなかったけど、兄弟と一緒にいる姿を見たら気がついた。
カディオさんは、旅の月とは全然違う。
僕が会った旅の月の姿は――と言いかけ、マシェルはハッとします。
そう、マシェルは旅の月の姿を知っている。
ナータが、月がマシェルを泣かすなら精霊ごと月をぶち壊すとか恐いことを言い出しますが、マシェルは月の精霊は竜の力を操れるんだから怖いんだと言います。
けれどナータは、竜には竜術士がいれば怖いものなどないし、何だってできる、と。
そしてマシェルは、竜を守りながら、竜の力を最大限に引き出せる術があることを思い出します。
そう、それは同化の術。
「眠る月の精霊…コーセルテル。旅の月イルベックに会わせてあげる」
そう言ってマシェルは、幼い頃に出会った旅の月を思い出しながら、その時の光景を術で再現しました。
それを見て、眠る月は「会えたんだ…なんてうれしい…」と言って、再び眠りについたようです。
同化術を連続で使ったので、マシェルはフラフラになるかと思いきや、大したことはない。
けれどそれを不思議に思う間もなく――感じたのは、月の術資質。
「一難去ってまた一難――か…」
目を覚ましたカディオさんが溜息をつきました。
月の精霊は寝惚けながら、竜都の時代の約束を果たした。
つまり、子竜達に月の力を与えてしまった。
これは大変なことになりそうですね＾＾；
でもとりあえずは一件落着。
まずは血縁者だと分かったマシェルとカディオさんにおめでとうと言いたいですね。
２人とも、もう天涯孤独の身だと思っていたんですからね！
ずーーーーーっと伏線の張られていた２人だけに、こちらも一安心です。

さて、次回はメオ出てきてくれるかな！！
出なかったら丸１年登場してないことになっちゃうよ！！＞＜

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「一生の不覚」　（マガジン５２号）

何だろう…拍子抜け、って言ってしまうと正反対の意味になってしまうんですが…ちょっとあれれー？って感じな…。

深夜の桜小路家。
テレビに映るのは内閣総理大臣・藤原。
え、まさか今度のターゲットは首相なの？
――って、藤原！？∑（￣□￣；
藤原って、藤原って、寧々音の苗字じゃないかーーーーー！！
と思った所へ「ウソ臭ェんだよ・・・・マジウゼェし・・・・」と刻。ってことはやっぱり…！？

零は剛徳の部屋へ。
ちょ、剛徳さん殺る気だったんですかあーた！！
刻が止めに入りますが。
「何の罪もない剛徳さんに何かしたら、お前の方がただの人殺し」
「どう正当化しようとヤクザの剛徳は存在自体が悪」
「「鬼桜組」は元々企業色の強いヤクザ。特に悪さしてねーし」
「だが剛徳の存在が高山の妻子を死に至らしめ、結果多くのヤクザの子供達が殺されることの引き金になったことは事実」
……なーんか、デジャビュなんですが（苦笑）
私たちが議論し合っていたことって、つまりはこういうことですよねＭさん！？（←超私信。

「殺らなきゃ殺られてた・・・・これは命を守るための正義デショ？」
うーん…刻の意見も、零の意見も、どちらも一理あるからなぁ。
まぁでも、悪はすべて殺されるべきだというなら、零の存在そのものが矛盾してしまっているわけですけども。
意見が対立し、ケンカになりそうな零と刻の間に、「アン」と『子犬』の一声。
相変わらず覗き見していた桜に、零が呆れながら話しかけると――桜は、ボロボロと涙を零して泣いていました。
「不覚っ！！　桜小路桜、一生の不覚――！！」
誰も守れず、殺しも止められず。
大神に大ケガを負わせ、自分は守られるばかり。
なんて無力なのだと、桜は自身を嘆きます。
「・・・・何が正義で何が悪かなんて私にはわからん・・・・でも」
と言って、桜は零と刻に頭突き！！
相変わらずとんでもないヒロインです（笑）
ってか、刻はもうギャグ担当決定ですか？（苦笑）
で、頭突きをしてどうするのかと思ったら――
「死んだら・・・・こんな痛い思いも悔しい思いもできなくなってしまうんだ・・・・」
だから誰も死んではいけない。人殺しもダメ。
普通なら「楽しい思いも嬉しい思いも～」って来るトコなんですがね。
さすが桜、普通じゃない。
そんな桜の言葉に、零は手袋をくれた人物のことを思い出しています。
そして桜に、朝になったら剛徳に渡してくれと紙（封筒？）を渡して去っていきました。
ただこれを渡そうとしていただけなのか、本気で殺すつもりだったのか…結局どっちなのかは不明です。
そして、刻も「夢見るのは勝手だけど、誰もキズつけず情熱だけでなんて、人を守ることも人殺しを止めることもできやしないよ？　キレイ事だ」と言って帰ります。

そして桜は、零から渡された写真の子供に会いに幼稚園へ。
剛徳はその写真の子に見覚えがないと言いますが、一体その子に何が――と不思議に思っていると、「本当はあなたに渡されたものなのではないですか？」と、出ました、どこでもティータイム先輩（←
平家先輩によれば、それは今回の事件で、春人の標的になっていた子供のうち、桜を除いて唯一生き残ったヤクザの子供だそうです。なぜか春人が殺さなかった子供。
依頼人が死んだので始末を中止しただけかもしれない、でも…。
「もしかしたら、誰かの情熱と行動に心動かされて、ちょっとした気まぐれを起こしたのかもしれません」
うう～ん……これはこれで良い話、で収まるんですが…それぐらいで春人に改心してもらいたくないなぁという気持ちも残ります。
もう再登場しないならそれでいいですが…。

一方、藤原首相と話しているのは――刻。
やはり彼は藤原首相の息子だそうです。
しかし、刻１人しかいないのに「君達」って…それはその場にいない家族も含めてということなのか、はたまた…？
しかし刻、いつも以上に感情のない表情です。
父親が嫌いって一言で片付けられ…ないのかな、これは。

次回「理由ある反抗と闇の脈動」
刻がメインっぽい？

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