コーセルテル 子竜物語 ２５話

「地図と道しるべ」　（ゼロサム１１月号）

今月は本当にショートだな！
扉絵入れて６Ｐしかないよ！

前回の続きで、アグリナがマシェルの子竜たちと一緒に早速地図作りに取り掛かっています…が。
花や木など、季節によって変わってしまうものを目印にしようとするアグリナ。だから方向音痴なんですよね。
だからアグリナがコーセルテルにも道しるべがあればいいのにと言います。
そして道しるべで、アグリナはお母さんと旅をしていた頃のことを思い出します。
道しるべがあっても地図の見方を間違えていたアグリナはフィナさんに、道しるべがあろうが迷う人は迷う、あんたはホント父さん似ねと言われたことを思い出します――が、それじゃダメじゃんｗｗｗ　元も子もないと子竜たちに呆れられてます（苦笑）
でもコーセルテルはそんなに広くはないから道しるべがあれば何とかなるはずと言ったアグリナに、ハータが道しるべを作ればいいんだと提案します。そうすればハータも１人で出掛けられる、と。
そしてみんなで道しるべを作ろうと盛り上がります。
こんなにいい子たちがそばにいるのだから、アグリナはもうきっと“道に迷わない”ですよね。

次回はアグリナの１番竜来るかなー。まだかなー。
早く成竜メオが見たいよ！

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「温故知新」　（マガジン４４号）

というわけで！　ついに１５０回！　巻頭カラー！
そして…
祝・アニメ化決定！！　ドンドンパフパフ～っ！！
待ってましたよこの時を！！
どんなアニメになるのか楽観視はできませんが、それでもやっぱり嬉しいし楽しみです！！

そして今週号は禿げ萌えた＼＾ｑ＾／

さて、今週は零ＶＳ分身零です。主人公だから最後かと思ったのに。
分身零はチビ神に変化。チビ神は零に向かってお前がオレ失格だからオレには勝てないと言います。
零はガキ相手にバカバカしいと闘うのをやめようとしますが、チビ神が毒舌で零を挑発します。挙句、「オレ・・・・すげえショックだ。お前みてーな大人にだけはなりたくなかったのに」と溜息。散々な言葉の数々に零も本気でブチ切れた！（笑）　目がすごい据わってます（苦笑）
チビ神に子供の頃に夢見た将来の自分なんて叶わないのが普通だと泪が笑い飛ばしましたが、そんな泪の夢は「大人になったら可愛いお嫁さんになる」だったかと虹次。っていうか何で虹次がそんなこと知ってんの！　泪と虹次の出会いはそんなに早かったのか！？　っていうか誰のお嫁さんですかｗｗｗ
遊騎は自分の夢は昔からにゃんまるだと言い、桜はどうだったのかと訊ねます。
そして桜はそういえばと、小さい頃の自分と零の姿を思い出しますが…？

「なんでお前は弱くて最低な悪（クズ）野郎になっちまったんだ」
「お前はオレ失格なんだよ！！」
そう言って怒ったチビ神から七魔が出ますが、それは彼の意思で出したものではなかったらしく、勝手に襲うなと七魔を止めました。
七魔を完全に従えている最強のチビ神相手に、零に勝機はあるのでしょうか…！？
そしてチビ神は零に悪をやめていい奴になれと言い出します。いい奴になってどんな奴でも護ると約束すれば今回の儀式をクリアさせてやる、と。
しかし零はそれは無理だなと返します。
「オレは変わるつもりは一生ない。悪で結構」
零のその言葉に、チビ神はそれじゃダメだとマモンの双剣で零を激しく攻撃。
チビ神は１２月３２日にオレのせいでたくさんの人が死んだと言います。自分は強いから、一人で何百人も救える力を持っているから、何とかしなければならなかったのに、みんな死んでしまった。そして１２月３２日のようなことはまた絶対に起こる。だからその時は大人の零が何倍も強くていい奴になってみんなを護らなきゃならない。でも、今の零ではだめ。消えちまえと叫んだチビ神から、七魔が零に襲い掛かる――！！
しかし、零はそれを受け止めました。
「・・・・悪（クズ）で結構。１２月３２日（あの日）があったからころ、オレはこの世の悪（クズ）をすべて燃え散らす悪（あく）になると心に決めたんだ。・・・・一度悪（あく）に堕ちたら人には戻れない。お前がオレを咎め裁くというなら、オレは悪（あく）としてこの痛みも熱さもすべて受け止め背負っていく・・・・！！」
そんな零の強い覚悟を気に入ったらしく、七魔たちが笑い出して零の体の中に入り込みました。七魔を支配して従えていたチビ神に対し、零には七魔が自ら好んで手助けをした――！？
けれど七魔に気に入られたからといって１２月３２日の再発を止められるわけじゃないと言うチビ神に、零はオレもお前と同じように自分を責めて憎んでいると言います。
「だがチビ神、お前がいくら強かろうと、人の命を、生死を、自分一人でどうこうできると思っているなら、それはお前の「傲慢（エゴ）」でしかない。・・・・１２月３２日の再発は絶対に止める」
零の言葉に、悪のお前が何でそう言い切れるのかとチビ神は言いかけますが、零の元へ駆け寄った桜や遊騎、泪、子犬を見て、微笑みます。
「そっか・・・・お前はもう一人じゃねーんだな。大人の零はオレの理想とは違うけど悪くねえ。信じてやっか」
そうして零も無事に儀式クリアです。

役目は終わったと消え行くチビ神に、桜が１２月３２日のこと、ハイブリッドのこと、大神一門のことなど、聞きたいことがたくさんあると引き止めます。けれどチビ神には時間がないから影炎に聞けと言われました。なぜ影炎なのかと訊き返せば、あいつの顔を見ればわかるだろと逆にまた訊かれました。
チビ神は影炎の仮面の下の顔を知っているようですが……えー…零と双子とかそういう感じ…？

ともかく、今週の本題はここからです！！（ぇ
「それより大きい零、ちゃんと桜ちゃんとの約束守れよ？」
もう顔も半分消えかけながら、最後にチビ神が零に超爆弾発言投下！！
「桜ちゃんに約束しただろ。大きくなったらお嫁さんにしてやるって。ちゃんと約束守って叶えてやれよ」
そう言われて、零も思い出します。「そんなにオレと一緒にいたいのか。じゃあ、大人になったら結婚するか！！」と桜に言ったことを…！！
小さい頃に結婚の約束…ベッタベタなありがちネタ、だがそれが萌える！！
零桜零桜ぅーーーーーっ！！ｖｖｖ
チビ神が完全に消え、しんと静まり返り、恐る恐る振り返る零。珍しくかなりびっくりしてます（苦笑）
そして視線の先の桜は、頬を染めてやはり驚いています。
髪の毛全部パーンしたよ！　そしてもわっさと勢いよく生えてまたパーン！
え、私死ぬの？　死ぬよね？　悶　え　死　ぬ　！！

次回「ヒトの限界を越えしモノ」
次は刻ですかね？
お互いを意識してドギマギしちゃう零桜とか見られるんですかね！？
アニメ化だけでも吐血モノなのにもうホント嬉死するｗｗｗ

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「心の暗影（ダークサイド）」　（マガジン４３号）

キターーーーー！！（゜∀゜）
これ絶対キタよ！！
次号予告が重大発表！！！！！
１５巻のあとがきとか、その近辺での巻末コメントの感じからそんな気はしていたのですがやったね！！
９月に新刊が出なかったのは帯にその情報を載せたかったからですかね。
この時期に発表ってことは年明けからですかね～。
楽しみです！！

零の超えるべき欠点は「傲慢」。彼自身がそれを認めない限り悪魔には勝てない。
１２月３２日、あの日から零はずっと自分自身を憎んでいる、と分身が言います。
「傲慢」と零が自分を憎んでいることとどんな関係があるのでしょうか？

けれど今回は泪ＶＳ悪魔泪です。
泪は冴親対策なのか、「影」と対峙した時の切り抜け方くらいとっくに考えていると、分身の「影」の中に入り込んで攻撃！
泪の圧勝――と思いきや、やはり簡単にはいきません。
泪は自分の良い所も悪い所も自分が一番分かっていると言いますが、分身は自分のことを何も知らないと笑い出しました。そして今までの比ではない「影」の強力な攻撃――！　人が変わったように表情も凶悪なものになります。
「「影」を操りし異能者は誰より深き心の暗影（ダークサイド）が存在する。それがオレだ」
「誰よりも卑劣・凶悪・残忍！！　ダークサイド・・・・その魔性が強ければ強いほど「影」の異能はその能力を増す！！」
だから本当の自分自身から目を背けている泪には分身は斃せない、と。
とても泪だとは思えない形相と攻撃。
しかし目前に偽り無しと、いつの間にか儀式を終えたらしい虹次が解説（笑）に入ります。
虹次は以前から泪の中にアレの存在を感じていた。アレは泪の意識の届かない所にいた――。

家族を失った事故で、泪はなぜ自分だけが生き残ったのかが分からずにいた。
そもそもどうして事故が起こったのか、それが思い出せない。
そう、まるで他人が自分に成り代わったかのように――。

「泪の超えるべき大罪は「怠惰」・・・・長く真の自己より目を背けてきたことにある」
だから魔性（ダークサイド）を受け入れられなければ、泪は自分を超えられない――！

しかし戦闘の最中、分身の泪がハイブリッドの血の臭いがすると言って、喰い殺すと桜と遊騎に向かって飛び掛った――！！
桜がハイブリッドって、そういえば本編ではまだ正式には言われてないんだったっけ…。読んでるこちらとしてはすでにそういう認識でいるわけですけど。
遊騎と桜に攻撃する分身を見て、泪は自分の中の「影」に力をくれと強く訴えます。すると――
「ならば　妾を　受け入れよ」
謎の手が泪の両目を覆いました。
そして珍鎮水の影響で異能が使えないはずなのに、泪は「影」を発動！！
自ら魔性を呼び起こした泪に、分身は面白いと言って再び攻撃を仕掛けて来ますが――
「醜いわ」
その一言と共に、泪はあっさりと分身を斃しました。
しかしいくら分身でも、泪の首がもがれるところなんか見たくないな…。
そう、泪とは思えない残忍な斃し方です。
両目とも無造作に布で覆われていて、布の先には鎖が。
一人称が「妾」で口調も変わっていて、明らかに普段の泪ではありません。
妖艶で残酷、美麗で気高し、これが泪の真の魔性（ダークサイド）・・・・！！
さらに魔性泪はハイブリッドには死をと、桜たちを攻撃しようとしますが、元の泪の意識がそれを止めました。
そして元に戻った泪は、あの事故でどうして自分だけが助かったのかを思い出します。
「あいつが・・・・あの魔性がオレを護った。オレはあいつに命を救われたんだ」
ってことは、冴親もそうだったってことですかね。
そして泪は元に戻ったけど、冴親はそのまま魔性に乗っ取られたってとこでしょうか。
さらに泪は自分の両親が魔性を知っていたように見えたとも。
儀式はクリアしたけれど、泪の魔性の謎が深まってしまいました。

Σはっ！　珍しく先週の予告が合ってる！！（←
そして次回は祝☆１５０回＆重大発表の巻頭カラー！！
もう今からニヨニヨする！！
感想書いてる間もずっとニヨニヨしてたけどね！！

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「勲章の「ペケ印」」　（マガジン４２号）

１人ずつ自分自身と戦って行くようです。
今週は遊騎。

あと、今週は『漫画家（プロ）への花道』のコーナーが「上条明峰先生に学ぶキャラ作り！！」です。

七つの炎たちは姿を映すだけでなくしゃべることもできるんですね。
それぞれが自分自身に挑まれてバトル開始です。
そして今回は遊騎の過去が少し。
遊騎は“エデン”の研究によって最高の異能者の遺伝子を組み合わせて生まれた子供。
誰が親かも分からないけれど、人の何倍もの異能と才能を授かって生まれた、作られた超天才児。
ちなみに時雨もそうで、２人は他の子供たちよりもずば抜けた異能と才能で優遇されていた。
けれどもしも異能が使えなくなれば「ペケ印」をつけて捨てられる。
そして遊騎の姿になった悪魔は、今の遊騎はその「ペケ印」だと言います。
異能の大半を零にあげてしまって今はただの木偶の坊。今の自分には価値がない。
悪魔遊騎は音で「ペケ印」を作って何度も何度も遊騎にぶつけます。
すると遊騎はコレでどやと顔に自分でペケ印を書いて見せました。
ペケまみれでも痛くも痒くもないと言う遊騎に、悪魔遊騎はプライドがないのかと激怒。
そして音の猛攻撃――！！
しかし遊騎はそれを受け止めました。
自分の「音」の異能は使えないけれど、悪魔遊騎の放った「音」を操ることはできる――！！
「異能のあるなしなんて関係あらへん・・・・勝つのは・・・・強い奴だけや！！」
そう言って遊騎は音を跳ね返しました。
遊騎はこの「音」を利用するために悪魔遊騎をわざと怒らせたようです。
「あいつの「かんしゃく」はオレの欠点やし」
遊騎は自分がかんしゃく起こすことちゃんと分かってたんですね。
そして遊騎の化身となっていたのは青い炎・サタン。司りし大罪は「憤怒」＝「かんしゃく」。
それを克服した遊騎はどうやら無事にパワーアップできたようです。

そして桜と遊騎が零が克服すべきことってなんだろうって話していると、会長が「傲慢」だと言いました。
桜も遊騎も驚いていますが…言われてみると意外と納得しちゃいませんか？（笑）
「今回、最も欠点を克服するのが難しいのはおそらく大神君だろう。「輝望祭」の儀式のすべての成功は大神君次第なのさ・・・・」

次回「内なる「影」の秘めたる力」
っていうか、もしかしたら遊騎や時雨が平家先輩の子供っていう可能性がないこともないかもしれないのか…！？
平家先輩が簡単に遺伝子提供するとも思えませんが＾＾；

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「勇敢と無謀」　（マガジン４１号）

冴親の言ったことがあり、また、思い返してみれば色々とおかしなことがあったと、刻はすでに寧々音を殺したのは虹次ではないと確信して詰め寄ります。
しかし虹次は「必ずしも真実が人を倖せへと導くわけではない」「「悲しみの連鎖」はオレが断つ。お前の討ちたい「仇」はこの虹次・・・・それでいいだろう」と言って本当のことを言う気はない様子。
けれど刻は「仇」だろうと関係ない、刻自身が前へ進むために真実をはっきりさせる――。
刻は強い決意を見せるも、虹次はただで教える義理もないと、なぜか持っていた「珍鎮水」を取り出します。「珍鎮水」は異能者にとっては猛毒だけれど、校内に振り撒いて負荷をかけてパワーＵＰを促しているように、直接かければダメージを受けた分飛躍的にパワーＵＰできるかもしれない。そう、虹次は刻に「珍鎮水」をかけてみろと言うのです。
そして「珍鎮水」を受け取った刻は、悩むことなく頭の上からぶっかけました。
「オレは今、ドン底にいる。これ以上、下がねえってことだ。だからリスクなんて意味がねえんだよ」
それを見た虹次は「天晴れな覚悟だ」と笑いますが、なぜか刻はノーダメージ。それもそのはず、実は「珍鎮水」ではなくただのウイスキーでした。
２人の話を聞いていた泪は、寧々音を殺したのは本人がそう言っていたのだから冴親なのだろうと言います。
そして虹次に対して、なぜ黙っていたのか訊ねます。冴親が生きていたことも、寧々音を殺したことも、とんでもない卑劣な悪（クズ）野郎になってしまっていたことも――。
けれどそれに対して虹次は――「・・・・お前の弟は幼き頃、事故で死んだ。寧々音の「仇」はこの虹次。・・・・なあ泪、それでいいじゃねえか」
彼の言葉に身勝手だと泪は怒りますが、刻は気づきました。冴親が「仇」だと知れば刻は何としても殺しにかかった、そして冴親を討ったら１番悲しむのは泪で、「仇」は刻になる――。
虹次が言った「悲しみの連鎖」とはそういうことだったのですね。
っていうかそれって大分泪のためじゃないか…？
刻はムカツクくれえデケェ男だと虹次を認めました。そしてまずは冴親より強くならないとと意気込みます。
虹次も刻がどんな答えを出すか楽しみにしていると言いましたが、忠告を一つ。
さっきのウイスキーが本物の「珍鎮水」だったら確実に死んでいた。それを浴びてパワーＵＰという安易な話も存在しない。
「勇敢と無謀は否なるもの。さらなる強さを求めるなら尚のことそれを忘れるな」

そして夜になり、校内に誰もいなくなった頃。
いよいよ儀式が始まります。
火を焚いて校歌を歌って、まるでキャンプファイヤーのようですが……実は校歌が儀式の始まりの合図。
異能が使えないはずなのに、零の中から七魔が出現し、この場にいる異能者たち、つまり零、刻、遊騎、平家先輩、泪に姿を変えた――！！
異能を使えない今の自分で、異能を操る自分自身を斃せ――！！
っていうかあとの２匹は誰？　会長と桜なの？　異能者じゃなくても大丈夫なの？

次回「暗く深い心のトラウマ！！」
悪魔たち、服はいつもみんなが着ているものなんですけど。姿をそのまま映してるわけじゃないみたいですね。

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