「コーセルテルの竜術士」シリーズの感想と、たまに二次創作小説を書いています。
他の漫画やアニメの話もしますので、色々ネタバレ注意です!
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「とある夏の精霊たち」 (ゼロサム3月号)
コミックス第9巻は3月に発売決定!
ということは、子竜物語はシリーズ初のコミックス二桁決定ですね!(←気が早すぎ
コミックス第9巻は3月に発売決定!
ということは、子竜物語はシリーズ初のコミックス二桁決定ですね!(←気が早すぎ
今回は短編2本構成です。
その①~冬と夏~
コーセルテルでは今日が夏の終わりの日。
アクタエオンはカシに夏の国へ帰ると伝えに来ましたが、もちろんただ別れの挨拶に来たわけではありません。
マータに手紙を渡したいけど、マシェルの家にはみんないるから、カシに一緒に来てもらって、マータと話す機会を作ってほしい、と。
いつもはカシを目の敵にしているアクタエオンですが、コーセルテルには他に知り合いもいないためか素直に話してます。いや、元々素直ではあるんでしょうけど。何となくマヌケなイメージが付いてしまっているので(苦笑)
カシはなぜ自分がそんなことをという感じで全然乗り気ではないですが、一緒にいたシイちゃんが快く引き受けてくれました。面白がってる部分が強いですけど(笑)
それと、アクタエオンはシイちゃんに一緒に山に帰らないかと訊ねます。
アクタエオンは冷たいのは平気だから、マシェルに保冷石をいっぱいもらえば連れて帰ってあげられる。山のみんなも心配しているだろうし、ここにいてもシイちゃんは小さいままで元の姿に戻れない。
けれどアクタエオンは1人で帰るわけではなく、他の夏の精霊も一緒です。彼らの熱気でシイちゃんが溶けてしまうと、カシが反論。
2人はちょっとした口論になりますが、カシはシイちゃんを冬の精霊たちが来た時に預けると言いました。
まだしばらくここにいるから、山の奴らにはそう伝えてくれ、と。
以前のカシだったらアクタエオンに伝言を頼むことなんてしなかったでしょうに……カシも大分変わりましたね。
アクタエオンも驚きますが、満面の笑みで返事をしました。
その②~月と木と家~
最近の森の精霊たちの話題は、いつの間にかリンテの家に住みついた謎の精霊のことのようです。
❝眠る月の精霊❞だという噂もあり、気になっている森のお姉さんたちはルンタッタに様子を見て来るように言います。
気にはなっているけど月の精霊だったら怖い。だからって一番年下のルンに押し付けるのはちょっとひどいですよ^^; いつもはみんな良いお姉さんたちなのに……。
ルンの来訪をリンテも謎の精霊も喜んでくれます。そして驚くことに、リンテがルンと同じくらいの大きさになったのです。
リンテは家の精霊だから、誰かに必要とさせる事、大事にさせる事、ほめてもらう事などが力の源。最近はよく来客があるので力がついたようです。まだお客さんがいる時限定だそうですが。
愛される事が力の源。それをとてもすてきでうらやましい力だと言った精霊に、ルンはお月様のこともみんな大好きですよ、と言いました。
真っ暗な夜道もお月様が照らしてくれるととても助かると、育ての親が言っていた。ルン自身も月の灯りは大好き。
でもたまに怒ってあばれられると怖い、とそっと言うと、精霊は少し恥ずかしそうにごめんなさい、と。
ルンが「やっぱりあなたはお月様…眠る月の精霊コーセルテル――なんですね」と言うと、精霊は違いますと答えます。
「起きた月の精霊コーナと、子竜さんたちが名付けてくれましたので」
ルンとリンテはマシェルに名付けてもらったので名前姉妹だけど、マシェルの子竜に名付けてもらったコーナはどうなるんだろう、とルンはすっかり打ち解けて盛り上がっています。
その後は窓からのぞき見していた(笑)森のお姉さんたちも一緒にお茶会。
今後はしょっちゅう入り浸りそうですよね(笑)
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