「コーセルテルの竜術士」シリーズの感想と、たまに二次創作小説を書いています。
他の漫画やアニメの話もしますので、色々ネタバレ注意です!
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「ちっちゃい獣人冒険記」 (ゼロサム10月号)
今回はちょっと番外編的な感じ……なのですが。
今回はちょっと番外編的な感じ……なのですが。
今後に関わる重大事件でもありますね;;
コーセルテルのすぐ外に住む、ニキアス族とよく似ているけれど少し違うルル・ニキアス族。
彼らはコーセルテルに来ることもあるそうですが、今回、今までは谷を超えることができなかったはずの冒険者かぶれのわんぱく坊主・トームが勝手に谷を超えてコーセルテルに行ってしまいました。
通りすがったティーマがトームの父親などルル族の獣人たちにそのことを相談され、それはコーセルテルがまずい状況なんじゃないかと言います。
今まで入れなかった者が入れた――つまりそれは、今までコーセルテルを守ってくれていたカロアスの呪いが消えたということですからね;;
ティーマは竜術士たちに伝えて来るよとコーセルテルへ向かいますが、すでにトームはコーセルテルの中。
たまたま見かけたリリックの後を尾行します。
トームはリリックのことを弱そうだと踏んでますが、リリックはすぐに尾行に気づいていますし、むしろ相手のことを探りながらわざとつけさせているのでむしろ一番相手が悪いですね。
何より、今回のリリックは受難キャラじゃないし!!(笑)
いえ、地竜家へ向かっているのに、途中で寄った木竜家でノイにユイシィはラルカの試験勉強を手伝っているから留守だと教えられてショックを受けてはいますが(苦笑)
リリックが木竜家へ寄ったのはカディオさんに、地竜家へ向かったのはランバルスさんに侵入者のことを相談したかったからなわけですが、すでに2人はティーマからトームのことを聞いていて、探しに行こうとしていた所へリリックが合流。
カディオさんはすぐに捕まえようとしますが、ランバルスさんがトームにリリックはコーセルテルの竜の中では一番の剣の使い手だから、勝ったら里の竜たちに自由にコーセルテルを冒険できるよう言ってやると言い出します。
リリックが一番強いとは思ってもみないトームは勝負を受け、リリックもこんな弱そうなのがと言われてさすがにむっとします。
そして木剣を持ったトームは勢いよくリリックに飛びかかりますが、丸腰のリリックはサッとかわしてトームの背中を捕まえて勝負はあっさり終了。
「勝負なんてムリだよランバルスさん。弱すぎる」
「だろうな」
呆れるリリックと笑い飛ばすランバルスさんに、トームは大ショックで動けません。
トームはティーマに連れられてコーセルテルを出て、父親に説教されるも、次は勝つともう立ち直っています。わんぱく坊主はちょっとやそっとじゃ懲りないですからね^^;
でも、トーム自身は獣人だし、元々行き来のある種族だからいずれ入って来ても問題ではありません。
「問題は誰が入って来たかじゃなく、入って来れなかった者が入って来れた事――…だな」
今後のことを考えるとそれは大問題で、ランバルスさんもかなり厄介そうに呟きました。
今回は子供のイタズラ程度で済まされますが、侵入者が悪意のある者だったら――もしかしなくても今、コーセルテル大ピンチ!?
もちろん対策は考えているところなのでしょうけど……心配ですね;;
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