「凍った時間」 (マガジン19号)
今週は雪比奈祭りです!!
って、リリィ!? あんた零にマジ惚れしたんですか…!
しかし零は体をすり寄せてくるリリィに無反応なのに対し、フラフラな桜を自ら負ぶって、当たる胸と触ってしまったお尻に「――っ」っていうこの反応が! 反応が!! この反応が堪りません!!(;´Д`)ハァハァ
最近ちょこちょこ零桜があって、ホントもうありがとうございますvv
そしてやはりフラフラな遊騎を負ぶってやろうと泪が腰を屈めますが(この泪さん尻に気合入れられすぎ/笑)、喜んで飛び乗ろうとした遊騎の襟首を掴んで肩車する雪比奈。オイコラッ、せっかくの遊泪の邪魔しやがってー!(笑)
でも雪比奈を雪んこと呼ぶ遊騎は可愛い。
そして平家先輩が嫌いだと言い合う雪比奈と遊騎。気が合ってるのかと思いきや、会話は決して噛み合ってません(苦笑)
「・・・・あいつは本当は何が正しいか自分が一番知りたいだけ。そして正しいと信じたことを全うするためなら同志を切り捨て、人を物のように扱うことも厭わない」
平家先輩のことをそう語る雪比奈に、遊騎はまるで昔仲間だったように聞こえる、と。
遊騎が雪比奈に頬をすり寄せると、雪比奈の体はまるで氷のように冷たい。遊騎はそのことに名前だけでなく体も冷え冷えの雪だるまだと大喜びしていますが――
「平家の息の根を止めたら、あいつも冷たい身体になる。オレのように・・・・」
と、何やら気になる発言をした雪比奈。もしや彼はゾンビなのかという予想が立ちましたが、答えは後半で。
それにしても、平家先輩と雪比奈の2人の間には本当は何があったのでしょうか…?
リリィの案内で着いたのは日本武道館。彼女が“エデン”から出される時に目隠しの隙間からそこが見えたそうです。
城オタク(笑)の零がその周辺は江戸城の跡地で、日本有数のパワースポットだから、帝都の中心近くに「理想郷」の本部が置かれていたことも合点がいく、と。
そして遊騎が空洞になっている部分を見つけ、隠し扉を開けてみると、奥に「止めてごらんなさい ストップ・ザ・パッション」と書かれたスイッチがあるだけの何もない部屋が。っていうか明らかに平家先輩ですよね(苦笑)
そのスイッチから突然レーザーが放たれ、入ってきたはずの扉が消えた! どうやらまんまと罠にハマってしまったようです。
レーザーは乱反射しまくって、広い部屋ではないのでとても防ぎきれません。
すると雪比奈は遊騎を下ろし、オレが止めると1人でスイッチの元へ。
しかし正面からまともにレーザーを食らって体が細切れに――!?
……なったと思いきや、無事!? 服は破けてますが、雪比奈は無事です。しかも、傷が一瞬で消えた――!
それは何という異能なのかと訊ねる桜に、雪比奈は異能じゃないと答えます。
「・・・・オレには心臓がない。オレは不死(アンデッド)。死なない体、いや、もう死んでいるのかも。だから体が凍るほど冷たい」
そしてそれは、平家先輩が雪比奈から「命」と「生きること」を奪ったため。雪比奈の「命」は平家先輩の手の内にあって、今の雪比奈は平家先輩の傀儡でしかない――。
僅かに雪比奈の過去回想がありますが、平家先輩が雪比奈が裏切ったと言っているのでやはり仲間だったのでしょうか。
だけど雪比奈はそんなことはもうどうでもいい、と。
「オレはただただ楽しみで仕方がない。この先の“エデン”で待っているあいつが・・・・平家が血まみれでオレの前に平伏す日が」
果たして、スイッチの向こうの扉の奥に待つものは――!?
次回「前へ!! もっと前へ・・!!」
雪比奈たくさんで嬉しいんですが、服が破れたついでに髪まで解けてしまって…束ねてある方が萌えるんだけどなー。