しろがねの鴉 第１８夜

「ルゥ動く」　（マガジン４４号）

あぁ、駄目だ…後ろから脱出できない…しくしくしく…。

１２個の魔王石を集めた梟は、当然ながらジャンたちに最後のひとつを出せと言います。おとなしく渡せば命だけは助けてやる、と。
けれどジャンとルゥが頷くことなどできるはずもなく。
ならば、と梟はジャンを攻撃。ジャンは勢いよく吹っ飛ばされます。
そして梟の剣がジャンの右手を貫いた――！！
強力な生法（ジェネレイト）によって生み出されたその剣は、魔王の腕でも抜けない。
壁に磔（はりつけ）のようにされ動けないジャンに、梟は首を絞めながら魔王石の在処を訊きます。
それを見ていられなくなったのか、ルゥは一芝居打ちます。
「・・・・最後の『魔王石』の欠片のありか・・・・私も知ってるよ？　・・・・なんなら教えてやってもよいけど？　フクロウさん？」
この台詞の時のルゥがカッコイイーｖ
ジャンともなりゆきで一緒にいただけだし、叶えたい願いも別。だから梟の味方になる方が自分にとっては得だと言って、ルゥは梟に近づき――魔王石を奪いました。
しかし、後ろにいたはずの梟がすぐに目の前に現れ、みぞおちに一発。石のありかを吐けと、倒れたルゥの顔を梟は踏みつけます。
ジャンは助けに行こうとしますが、腕が壁に張り付いているので叶いません。
そして梟は別の剣でルゥの肩を切り裂きました。
……女の子相手に梟ってば容赦ないです；；
「さあ、早く話せ・・・・次は心臓だぞ？」って言ってる梟の顔がアキラなんですけど！？
意識が遠のき、ジャンの姿もぼやけて見えるルゥ。必死に自分を助けに来ようとしているジャンに対して、ルゥは笑いました。
なぜ自分にとっても敵であるジャンのためにそこまでするのかと言う梟に、ルゥはそんなこともわからないの、と。
「あんな石コロ以上に大切なものがないなんて・・・・なんてかわいそうな人・・・・！！」
ルゥの言葉にキレたのか、「・・・・そうか、なら時間切れだ、消えろ・・・・」と言って、梟はルゥに向かって剣を突き下ろす――！！
「“血”の契約なんかじゃなくて、私自身の力で君の力に立ちたかったな・・・・」
最期だと、そう思ってるルゥが切ない…！＞＜
しかし、それをジャンが止めます。
どうやら剣から腕をひきちぎって来たらしい；；　それでもまだ繋がってるなんて、さすが魔王の腕か。
何か言おうとしたルゥに、ジャンは「わかってっから・・・・もう何も言うな」と。
その言葉にルゥの瞳から涙が溢れました。
梟はジャンにその腕で今更どうするのかと言いますが、ジャンはもう動かすこともできないと思われた右手で梟をぶん殴りました。
「ブッ殺す・・・・！！」
ジャンの怒りが頂点に…！

次号「裏に潜む闇！！」
先週の予告って一体どこに掛かってたんだろ…。

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イフリート 第３８話

（サンデー４３号）

やべ、サブタイ忘れた；　○○「存在」っていうんだけど、○○の部分が思い出せない…。

↓反転
あの施設にはニナミちゃん用の服もあったそうです。前のより動きやすいって。
しかし、描く身としては前より描きにくそうな…＾＾；
つか、ニナミちゃんのスカートが気になるんですが。模様…じゃないよね？　カラーで早く見たい。

んで、ユウくんは自分が今の体にされるまでのことを語り始めます。
３年前、高校を卒業して大学進学――のはずが、父親が仕事で海外へ行くため、そっちへ留学することに。
ってか、ユウくんの髪が黒いのでちょっと変（笑）　しかも何か性格違いますよ。もっと普通にしゃべるし愛想も良くて好青年って感じです。
で、その行き先が内戦の多い治安の悪い地域で、でもユウくんのお父さんの仕事が上手くいけば貧困が回復し、すぐにではないけど内戦も無くなるはず。そう期待を膨らませますが、着いた早々、民間機にも関わらず何者かに襲撃され、乗客全滅――ただし、ユウくんを除いて。
偶然にも生き残ったユウくんですが、見つかって殺されそうになり――そこへ現れた一人の男。一人で襲撃側の全員を倒してしまいました。
彼の名は神貫。彼こそ、後にユウくんの体を改造した者――。
美形ですね。私の好みじゃないけど。

しろがねの鴉 第１７夜

「出現」　（マガジン４３号）

最後尾は免れたものの、２番目…。
つか、トッキュー！！が１番後ろっていうのも信じらんないんだけど；（いや、最近は後ろが多かったけどさ…）
それにしてもアニメ放映してたオバドラやウミショーまで後ろだからなぁ。マガジンは扱いがひどいったら；

そして…最終回へ向けてのカウントダウンが開始されてしまいました…（涙
この展開はまずいよー！！＞＜；

ネズミ小僧に突き刺さった“梟”の剣。
“梟”はネズミ小僧に魔王石を“しろがねの鴉”から守るよう命令していた。しかし、遊べとは言っていない。使えない道具は処分しないとと、“梟”はネズミ小僧を切り捨てたのです…！
けれどネズミ小僧もただではやられません。
周りにあった絵が次々に具現化され、“梟”に襲い掛かる――！
しかし、“梟”はまったくの無傷。しかも片手で防いでます。
そして、ネズミ小僧は消されてしまいました…！
彼はしょせん魔王石が生み出した創りモノだという“梟”に、ジャンは怒ります。
しかも、第２次世界崩壊（ワールド＝ゼロ）は“梟”が魔王を復活させようとして引き起こしたものだとか。
第１次世界崩壊（ワールド＝デカダンス）を引き起こした一族の末裔であり、その罪を背負い続けているルゥは、なぜそんなことをしたのかと怒りを隠せません。
“梟”の目的は、世界を破壊し、創造し直すこと。
魔王さえも従え、自分が世界の頂点に立ち、力ある者が力ある者のための世界を創る。それが、彼の望み――。
その「願い」のためならどんな奴が犠牲になってもいいのかと、クロエやネズミ小僧のことを思い浮かべながら、ジャンは“梟”に怒りの拳を。
しかし、ことごとく受け止められ、逆に足蹴にされてしまいます。
それでもジャンの体は大切だからまだ殺さないという“梟”。魔王の魂のことも知っているようです。ってか、知ってるからジャンを追ってるんだよな。
そして、“梟”は魔王石を渡せと言います。しかも、それで最後だとか。
そう――
「１３個ある『魔王石』の欠片は最後の一つを除き、すべて私の手中にあるのだよ――！！」
ぎゃーーーーー！！
この展開はまずいですよ！！　本来なら一つ一つ旅をして手に入れていくアイテムがすべて揃っているということは、打ち切りの準備ですよ！！（滝汗
やーめーてー！！＞＜；

「刻は来た・・・・・・今こそ魔王復活の刻――！！」
魔王復活してもいいから、その後もう一回散らばれー！（そこで終わる可能性もあるけどな←黙れっ！

次号「凝視！！」
いや、もう魔王石を凝視してるんじゃね？

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イフリート 第３７話

「二つの炎―⑤」　（サンデー４２号）

↓反転
ユウくんが途中で見つけたのは、新しい服だったみたいです。前のより少しは強化されてる？　それでも、やはり奴の高温には耐え切れてません。
ニナミちゃんの上着がほとんどなくなっていることに気づき、彼女を襲おうとした男に対し、ますます怒るユウくん。やっぱ愛だね、愛ｖｖ（ユウくんにそこまでの自覚はないっぽいけど；
能力は同じ。体術は奴の方が上。このままではユウくんに勝ち目はない。
けれど、ひとつだけ勝てる方法がある。それは、ユウくんの体温が相手を上回ればいい。
ユウくんたちの体は、感情が昂れば体温が上がる。つまり、怒れば怒っただけ。
男の勝手な行動への怒り、ニナミちゃんを泣かしたことへの怒り、そして、彼を説得できず戦って倒すことしかできなくなった自分への怒り――ユウくんの体温は男を上回り、男を炎に包みました。
しかし、ユウくんの方も崩壊直前。体温が下がりきらないも、そうはさせまいとニナミちゃんも必死にユウくんに抱きついて、少しでも体温を下げようと頑張ります。
男は倒したものの、もし自分と立場が逆だったら、ああなっていたのは自分の方だと言うユウくん。
そして、ユウくんは自分が知る組織のすべてを話し出す――。
上着のなくなったニナミちゃんが代わりに着ている服ってユウくんの？　それともこの施設にあったものかな？　どちらにしろ、サイズが大きいみたいでだぼっとした感じになっていて可愛いｖｖ

しろがねの鴉 第１６夜

「真実の義賊」　（マガジン４２号）

うわー、マジで悪夢再び…。
また掲載が後ろです…；；
しかも何だ今回の扉絵。読者を集めようとルゥさん体売っちゃってますよ…！（妙は言い方はやめれ。

っていうかネズミ小僧……　ツ　ン　デ　レ　か　！！

無敵のムチを手に、ジャンは一気に優勢かと思いきや、ネズミ小僧が鎖を出して、ジャンは体の自由を奪われてしまいます（ムチとか鎖とか、文字だけ見たら怪しいな・笑）。
とどめだと、ネズミ小僧は槍やら剣やら、無数の武器の塊“鼠走（ねずばしり）”を繰り出し、このままではジャンはやられてしまうと、ルゥがいちかばちかで念じると、ジャンの右手が盾に。
これはこの世に貫けるものはないといわれる魔王のウロコ。
ルゥの家系には“牙”を意味するものや“血”を意味するものなど、秘密に伝えられている無法図（ゼロ・マトリクス）があり、だから“ウロコ”の無法図を刻んでみた。
そして、決して刻んではいけないと言われた無法図も――。
ん？　この刻んではいけない無法図は、単にそういうものもあるって意味？　それとも、今一緒に刻んだってこと？　ちょっと表現が曖昧だ…。
ともかく、これで他にもいろいろな武器が出せる（はず）とルゥは喜びますが、ジャンはだったら“牙”を出してくれと言います。
それでは勝てないんじゃないかとルゥは言いますが、ジャンは「時間を制する者が戦いを制すってな――！！」と、何か考えがある様子。
で、やっぱりジャンはルゥを担いで戦うのね（笑）　２人を繋ぐ鎖があるからあんまり離れられないのは確かだけど、左手が使えなくなるからかなり難しいと思うんだけどな。

ジャンは右手の“牙”を振り回し、自分が回ってネズミ小僧の攻撃を破砕。
そしてしのまま回り続け、防御兼攻撃で、ネズミ小僧に絵を描く暇を与えない――！
ジャンはついにネズミ小僧に一撃を食らわせました。
どれだけたくさんの武器を生み出せても、絵では絶対に描けないものがある。それは――
「時間だよ！！　攻撃の時に絵を描くお前には、どうしても攻撃の合間に時間のロスが生まれる。そのロスを突き、それより早く攻撃すりゃあ、勝負はこっちのもんジャン？」
…ジャンってばそんなこと考えてたのか。ネズミ小僧にも、コイツはただのバカじゃないのかもしれない、と思わせてます。
しかしルゥは目ぇ回してます。まぁ、当然ですね。
少しは考えて行動しろと怒るルゥに、ルゥのお陰で勝てたとジャンは「ありがとなっ！！」とお礼。
そんなジャンの笑顔にルゥはぽっとなるも（って、このジャンの表情、ちと不細工なんですが…；）、「と・・当然でしょ！？　た・・助けられてばっかりなんてイヤだからねっ！！」と、相変わらずツンデレです。

ボロボロになったネズミ小僧。第２市民たちに罵られ、まだあんたらを殺す力くらい残ってると言い返します。
その間に、ジャンが割って入ります。そして、ネズミ小僧に一言。
「イジワルばっか言ってねーで素直に言えよなっ。第２市民（コイツら）のために金貨（コイン）や食いもんなんかを盗ってきてんのはオレだって・・・・！！」
ルゥの証言にもより、ネズミ小僧が本当はちゃんと第２市民のために働いていたことが彼らにも伝わります。
なぜ黙っていたのかと問われ、ネズミ小僧は…
「・・・・義賊なんて幻視（まぼろし）の産物・・・・人から物を盗むってのはあんたらが考える以上に生々しく汚ねえ仕事・・・・あんたらが「願った」ネズミ小僧（ミッキー）はそうじゃない・・・・奴にそんな能力がないからボクが生まれたのさ。その汚ねえ仕事をするために」
つまりネズミ小僧は「願い」の代償などではなく、第２市民のために生まれた存在だった。
感動する第２市民に、ネズミ小僧は照れてます。おいおい、お前までツンデレか！（苦笑）
そしてルゥはネズミ小僧のことを素直じゃないと言ってますが、あなたも似たようなもんでしょうが！（笑）

誤解も解け、一件落着――と思いきや、忍び寄る黒い影。
そして、ネズミ小僧の体に大剣が突き刺さった――！！
これは“梟”の剣！！
不適に笑うのは、やはり――！？

次号「驚愕！！」
最近、この次号予告が合ってないと思うんだ。

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