コーセルテル 子竜物語 ３６話

「火竜家冒険記　前編」　（ゼロサム１０月号）

今月は巻頭カラーです。
カラーの時は火竜家のお話の法則（笑）に従って、今回も火竜家です。
そしてタイトルが冒険記の時はもちろんサータ！（笑/前にアータの時もあったけど）

そしてまさかの主人公２ヶ月連続出番なしという（苦笑）
先月と違って今月は本当に１コマもマシェルいませんよ。
せっかくアグリナが出ずっぱりなのに！！＞＜

いきなり立ってるヤチ！
歩くのはまだ練習中だけど、もう立てるようになったそうです。
アグリナはヤチを連れてプレアの元へ遊びに来たようですが、一人で立てるようになったヤチを見て、プレアは孵ったのは自分の方が先なのにとちょっとショックを受けてます（苦笑）
竜術士としてはアグリナの方が先輩ですが、テイムさんは勉強熱心で竜術関連の本はすでに一通り読んだようで、しかも元々学者さんですからそういうのは得意分野なのでしょう、基本的な知識はむしろアグリナより上かもしれない…（苦笑）
テイムさんに幼竜が早く立ち歩けるようになるにはどうしたらいいか教えてほしいと言われ、アグリナは焦ります。
とりあえずよく食べ、よく遊び、よく寝る、という基本的なことを言ってその場は誤魔化しましたが、帰り道、ちょっと自信をなくしてしまいます。テイムさんがすごいから教えられることなんてない、って。
そこへプレアにとお菓子を持ってきたロイと出会います。
ヤチにもおすそわけと言ってくれますが、プレアが少し前に眠れなかったという話を聞き、自分の分をロイに返そうとするヤチ。アグリナも感動していますが、ヤチ、いい子ですね～！　ヤチも火竜にしては穏やかな方ですよね。まだケンカするような相手がプレアくらいしかいないせいかもしれませんが。
そしてプレアのために何かできないか考えてみようとヤチに提案するアグリナ。
ちょっと俯きがちだったアグリナも、プレアを心配するヤチも、どちらも笑顔に戻りました。

アグリナが家へ戻ると、前の道にハータとサータがいました。
２人は術道具を使って術の練習中。家にいるナータに暗竜術で声を届ける術だそうです。他にもアータとマータ、タータとカータがそれぞれ別の場所で練習しているそうです。
でもまだ誰もうまくできず、高い所ならできると思ってここまで来たというサータはイライラしています。
そんな２人にアグリナは、気分転換にちょっとお手伝いをしないかと言います。
そんな暇はないと断ろうとしたサータですが、アグリナに宝探しと言われてやると即答。さすがサータ（笑）

探すのはメオの作ったロッタルクの像。
メオ本人は出てないけど何か嬉しいですねｖｖ
ヤチも初めて見たようですが、かっこいいと気に入ったようです。本当に小さい子には人気だなぁ…（笑）
以前いっぱい作った残りがどこかにあるはずだから、それを探して欲しいそうです。そしてプレアにあげるのだそう（笑）
しかし火竜家の物置は広かった。しかも奥の部屋とかあるし。
実は火竜家はコーセルテル一広いそうです。方向音痴の者ばかり集まる火竜家が、迷子になってしまうほど広いってどういうこと（苦笑）　よっぽどの奥は入れないようにしてあるそうですが、だったら何でそんなに部屋を作ったんだ（笑）
でもメオはそんな奥には置いてないはずだからと手前を探し始めるアグリナたち。ヤチにそばにいるように言ってヤチも返事をしたのに、アグリナがハータと話している間に早速勝手に歩いて奥の部屋へ。っていうか、歩く練習中って言ってたけど、もうかなり歩けてますね。
そしてあっさりとロッタルク像を見つけたハータ。やはり同じ職人（笑）として勘が働いたんでしょうかね。
しかしすでに姿のないサータとヤチ。
ハータの「しまった！　ナータもアータもタータもいないんだ。サータから目をはなしちゃいけなかったんだ！！」という言葉にもう……サータ……！（笑）
でも１番下のカータはともかく、マータもサータの監視役に含まれていないっていうね（苦笑）
ともかく、慌てて奥の部屋へ入るアグリナとハータ。
ヤチは入り口のすぐ裏にいたのですが、心配して叫ぶアグリナの声に怒られるんじゃないかと、思わずそばの大きな木箱の裏に隠れてしまいます。
でもヤチはまだそんなに歩けないから近くにいるはずだと、アグリナに何か耳打ちするハータ。
そしてアグリナが笑顔＋優しい声で「怒らないから出ておいで」と言うと、ヤチは安心して出て行きました。でもそばにいなさいって言ったでしょって叱られますが。
しかしハータもよく気がつくなぁ（笑）
気がつくついでに、ヤチが隠れていた木箱の後ろに隠し扉があることに気づきます。
そしてアグリナの吹き出しに台詞が入ってないよ。
隠してあるくらいだから入れないようにしてあるはずだとアグリナは言いますが、開きました。だけど光竜術の灯りがなく、中は真っ暗。
ヤチはサータがどこへ行ったか見ていないとのことで、サータが真っ直ぐに奥への通路を通って行ったか、この扉の向こうへ行ったのかは分かりません。サータは隠し扉見つけるの得意ですからねぇ…（苦笑）
そこでアグリナはヤチの力を借りて火を灯し、開くということは危なくないってことだけど、もしサータが入ってしまったなら暗さで迷っているかもしれないと中へ入ることに。通路の方なら明るいから引き返して来られるだろう、と。
しかし、アグリナもハータも気づいていませんでした。
その扉の内側に、しっかり掛けられていたはずの閂が外れて落ちてしまっていたことに――！！
つまり本当は開かないはずの危ない部屋！？
この先には一体何があるの――！？

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「そこはダメ！！」　（マガジン３８号）

主題歌発表！！
ＯＰにグラロデ！！
ＥＤにスズケンさん！！
いやそこは岡本くんかひよちゃんじゃないのかよっていう（笑）
っていうか８ｔｅａｒｓで出して欲しかった…！　挿入歌はあるんですよね？

ところでＥＤのタイトルが「シロイカラス」なので何もしなくともしろがねを連想してしまいます。というか、ジャンの声が鈴村さんに変換されたｗ

お昼の休憩はもちろん泪の手作り弁当！！
ツボミと紅葉に褒められて真っ赤になる泪は相変わらずです。
しかし料理ができるから何だというのかと泪には厳しい平家先輩に、タッキーがストレートに嫌いなのかと訊ねました。刻が一般人コエェとビビってます（苦笑）
どうやら平家先輩、泪に昔の雪比奈の姿を重ねているようです。
ワイワイと賑やかにお昼を食べるみんなの様子を見つめている「弁当」に気づき、桜が一緒に食べないかと誘いますが、それを零が止めます。敵を誘うとは、さすが桜（苦笑）
零が止めているのにまた「弁当」の方へ行こうとする桜に、零が何を聞いているのかと耳を引っ張ると、急に力が抜けたらしくすとんと座り込んでしまった桜。これがまさかあんなことになろうとは、この時は思いもしなかったのだ――（苦笑）

次の競技は「棒倒し」ですが、これは珍種とか関係なしに、どう考えても人数で圧倒的に不利です。結果は惨敗。そして１日目終了。
……ん？　１日目？　体育祭なのに２日目とかあんの？

夜の「渋谷荘」。
結局５人６脚以降「死」のゲージは減らせず、そのせっかく減らした票も３万票台までもり返してしまいました。
それに対してあおばは苛ついていますが、桜はクラスメイトのみんなが犯罪者に怒りを感じてもボタンを押さなかった、そんな人の良心に嬉しそうです。

零、刻、遊騎、泪は会長の下で特訓。
けれどどっちの味方かはっきりしない会長に刻と遊騎と泪は文句を言いますが、会長は零も桜も、そして「弁当」も自分のせいで人生を狂わせてしまったからどちらかの肩を持つことなんてできないと言います。
しかし零は会長にとんだ思い上がりだと返します。
「オレはオレの意思ですべて選んできた。誰かに狂わされた覚えはない」
おー、この零カッコイイです！！
さらに「誰かのせいにするならいつでもできたしな」と笑った零の強さに、会長は「弁当」を止められるかもしれないと期待を抱きます。
それがきっかけだったのか、会長は零たちにはすでに珍種に勝てる力が備わっていると告げます。
まったく歯が立っていないのにかと当然の疑問を口にする刻。それに対して会長は――
「君達ががむしゃらに攻めるだけの能無しパワーバトルしかしないから、力を活かせられないだけなんだな～」
そう言って笑う会長。でもその活かす方法は自分で見つけなきゃ意味ないとのことです。そりゃそうだけどさ、今頃言うなよっていうね（苦笑）

特訓を終えて自室に戻る零。
そこにはやはり桜がいましたが、どこか様子がおかしいです。
体を小刻みに震わせ、顔は真っ赤で、まだ何もしてないのに汗ばんでいます。あ、何もじゃなくてナニも（黙れ
唐突に零を胸の中に抱き寄せる桜。どさくさに紛れてしっかり桜のおっぱいを揉んでいる零。キャー///（違う
しかし零は血相を変えてまだみんなのいる階下へ飛び込みます。
そんな零に後ろから抱きつく桜。けれど言葉遣いがおかしいです。「～なのら」とか「な」の発音が「にゃ」になってしまっていたりとか、典型的な酔っ払いのしゃべり方。
そう、桜は酔っているのです。
そこへ平家先輩がＵＳＢメモリの中身の一つが分かった、と。
それは珍種の弱点。
珍種には珍種にしかないツボのようなものがあり、そこを刺激されると身体能力が著しく低下して精神も酩酊状態に陥る者もいる、と。
そこで昼間に桜の耳を引っ張ったことを思い出す零。どうやらそこが桜のツボだったようですね。
個体によってツボの位置や症状は違うけれど、そのツボを見つけられたら珍種に対して勝機が見える――！？

っていうか、あの、風呂から上がったばかりらしい泪さん、タンクトップかと思ったらハーフトップなんじゃないんですか？　ブラでないとはいえ、さすがに男ばっかりの場所でその格好はどうかと…。
いやまぁ、ブラなしパジャマで男の布団に潜り込む桜よりはマシかもしれませんが（笑）

次回「ついに窮鼠猫を噛む・・！？」
珍種たちのツボは見つけられるのでしょうか？　というか、どうやって探すのさ（苦笑）

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「チームワーク」　（マガジン３６・３７合併号）

追加キャスト！（敬称略）

あおば…仙台エリ
寧々音…ゆかな
神田先生…甲斐田裕子
藤原総理…中田譲治

すでに日記で語ったのでここでは何も言うまい（笑）

放送局も決定！
詳細は公式サイトで確認して頂くとして、ＢＳ１１での放映があるということで　全　国　放　送　ですよ～！！　ぃやったーーー！！
ただ、おそらくＢＳ１１が放映開始日は１番遅いと思われるので、私は後組になってしまうかなぁ。
でも時間帯はきっと２４時前後だろうからリアルタイムで見られるはず。２時くらいまでなら見るけどね！！

さっきまで３千票台だった「死」のゲージが突然２万６千票超え！！
何が起きたのかというと、犯罪者たちの犯罪の内容が公開されていたのです。
女の子の遺体をバラバラにしてランドセルに詰め込んで海に流しただとか、隣家に押し入り奥さんをメッタ刺しにしてさらに赤ちゃんを床に叩きつけただとか、報道できないレベルの情報がすべて。
これを見たら即「死」のボタンを押したくなってしまいますよね。
桜も人を人とも思わないような行為に、絶対に許せないと思わずボタンを押そうとしてしまいますが、零が死んだ時のことを思い出してスマフォを地面に叩きつけます。
しかしマエシュンたちがやっぱこんな奴ら死んだ方が良くないかと言い出し始め、紅葉はすでに法律で裁かれた人たちだと反論しますが、島津くんも沖田くんもタッキーもツボミもそんなのはキレイ事だ、と。
でも犯罪の内容から見ると死刑になっててもおかしくないと思うんですが、無期懲役なのかな…？　もっとも、死刑でもすぐに刑が執行されるわけではないですしね。
「ほら良く言うじゃん！！　「目には目を」「歯には歯を」って。そしたら人殺しは全員生かしちゃおけねえよな！！」という島津くんの言葉に、それは違うと言いたいけど言い切れない桜と、鋭い目を向ける零。
そこへあおばが、じゃあ自分で殺しに行けばと怒鳴ります。
偉そうに語るくらいなら悪党どもを殺してそいつらの命を一生背負うくらいの覚悟を持て、口先だけでできないのならヒーロー気取りの卑怯者だ、と。
マエシュンに掴み掛かるあおばですが、それを零が止めました。
「・・・・好きなだけ怒れ、荒ぶれ、憤れ。だが人でありたいのなら絶対に手は出すな。手を出したら最後、それは珍種と同じ・・・・ただの悪だ。悪に堕ちたら誰であろうとオレが燃え散らす」
さらに平家先輩がみんなのスマフォや携帯を取り上げ、法で裁いた者を再び人々が裁く必要などない、怒りを扇動し処刑を正当化しようとする珍種こそが悪、と。
「「目には目　歯には歯」で知られるハムラビ法典タリオの法は復讐を認める法と勘違いされがちですが、その真意は必要以上の罰を与えないように制限するものでした。・・・・法は悪を裁くためのものだけでなく、人々の理性の象徴でもあるのですよ」
悪への怒りも憎しみの心も持ってていい。けれど正しき理性を忘れてはならない。理性を忘れたらそれはもはや人間ではないということですね。
けれどどうしても法で裁き切れない悪がいるなら――「悪には悪を・・・・悪を裁くのは悪で十分・・・・やるなら『存在しない者（コード：ブレイカー）』であるオレ達が裁く」
この『存在しない者』には存在しない人間、つまり人間であって人間ではないという意味もあるんでしょうかね…？
けれど取り繕った理性では人間の本能は繕いきれないと言う「弁当」。薄っぺらい正義感をかざして本当は悪が処刑されて死んでいく所が見たいんだ、人間は馬鹿だから、と。
しかし、とにもかくにも勝てばいい。
次に勝ったらさっきの遊騎の分も含めて「死」のゲージから１万票を減らせと言う刻にあっさり承諾する「弁当」。っていうか１万票だけでいいんかい。どうせならもっと減らしてもらえばいいのに、変な所で律儀だな。

そして次の競技は５人６脚。
零・桜・刻・泪・平家先輩の５人で出ますが、桜以外全員「オレ様」なのでまったく息が合いません（苦笑）
珍種組は「弁当」「ヤンキー」「フランケン」と一般の生徒２人で、珍種たちがその２人をサンドして引きずってる状態でトップですが、会長が実況でサンドウィッチ弁当みたいだと言ったら「弁当」が反応して立ち止まり、すっ転びます。
他のチームはすでにおいてけぼり状態ですが、勝つのは果たしてどっち――！？
しかし、１着でゴールしたのはそのどちらでもなかった！！
勝ったのはマエシュン・デカ杉・紅葉・島津・ツボミ！！　…デカ杉じゃなくてタッキーだったらもっと良かったのにと思うのですが。
異能者たちみたいに特別な力はないけれど、団体競技に必要なのは能力だけでなく助け合い。
「お前らに出来ねえことがオレ達には出来るんだよ！！　だからすべてをお前らだけでしょいこんでなんとかしようとするんじゃねえ・・・・オレ達だって同じ赤組の仲間なんだからな・・・・！！」
クラスメイトたちの中でも特にモブ顔のマエシュンですが（←失礼だな）、カッコイイこと言うじゃないか！！
「弁当」に犯罪者たちにムカついてたんじゃないのと言われますが、「てめえにこれ以上人間が残虐な馬鹿呼ばわりされんの頭にくんだよ！！　オレ達がてめえらの「天使の裁き」を止めて人間の良心ってヤツを見せつけてやるよ！！　わかったらさっさと「死」のゲージから１万票消しやがれ！！」
異能者とか珍種とか関係なく、こういうのは気持ちがいいですね。
これからもクラスメイトたちの活躍に期待！　タッキーはまだ出てないよ！　沖田くんもリベンジだ！！

合併号なので来週はありませんが、次号はＯＰ＆ＥＤ情報公開だそうです！

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「体育祭！！」　（マガジン３５号）

いよいよ体育祭編突入！
しかしこの体育祭、色々とおかしいです（苦笑）

今週はアニメの試写会の情報もあります。

まず何がおかしいかって、組分けがクラス対抗とか学年対抗とかじゃないってところです。
初めに大将選抜といって、事前に全校生徒の投票で赤組と白組の大将がそれぞれ選ばれ、他の生徒たちは自分で好きな方の大将の組に入るという、場合によっては戦力が偏りすぎること間違いなしの方針。
それでも普通は３年の運動部の主将とかが大将に選ばれるはずでしょうが、桜を巡る三角関係バトルが見たいという生徒たちの思惑により、白組の大将は阿井上夫こと「おせっかい弁当」で、赤組の大将は零になりました（笑）
そして桜たちはもちろん零の赤組ですが、桜ファンの生徒たちは零をボコボコにするチャンスと、全員白組！！　あまりにも人数に差がありすぎるのにいいのかこれで！？　しかも男子はともかく女子もみんな白なの？　なぜに？
あ、ちなみに刻とか遊騎とか、「弁当」以外の珍種たちも全員編入手続き済みだそうです。そこはぬかりなく（苦笑）

珍種たちはもちろん脅威だけれど、他の生徒が全員敵チーム＝運動部全員敵チームってことで、一般生徒の実力も侮れません。
桜は「弁当」に赤組が勝ったら「死」のゲージの票を減らしてくれと頼みますが、第一種目の「徒競走」に第一走で出た沖田くんは陸上部の主将が一緒だったために早速負けてしまいます。
ただ、競技で白組が勝ったからといっても「死」のゲージには特に何の変化もない。「弁当」は体育祭で遊びたいだけだし、何もしなくても「死」のゲージは８万に達すると余裕です。
同じく「徒競走」の第二走はあおばで、「活殺穴法」で筋力アップしてぶっちぎり――と思ったら、おっぱいが揺れすぎて痛いと途中でうずくまってしまいました。オイオイ＾＾；
そして次は遊騎ＶＳ「ネコ耳男」！！
「ネコ耳」のフォームがおかしい。招き猫のポーズで走れるわけがないのに！！（笑）
スタートダッシュは「ネコ耳」がリード、音速で遊騎が追い抜き、しかし異能を「ネコ耳」が吸い取る！！
と思ったら、それは音速による残像で、「ネコ耳」はすぐにそのひっかけに気づくも、本物の遊騎は「かましたる」と一言残してそのままゴールへ一直線！　遊騎が勝ちました！！

キレた「ネコ耳」が殺す方が楽だと、「弁当」にどうして殺しちゃダメなのかと訊ねます。
「弁当」は虹次から、零が悪に堕ちそうになった遊騎を命懸けで踏み止まらせたことを聞いていて、「遊騎（「音」）は零の大切・・・・。だから殺しちゃダメ。」と。
輝望高校が中立地帯だっていうのも一応は守っているんですね。

遊騎が勝ったから「死」のゲージを減らしてくれるのだよなと「弁当」に確認する桜。
しかし見ると、ゲージがいつの間にかものすごい勢いで伸び出している――！？
一体なぜ――！？

次号はアニメ情報続報ありとだけ書いてあります。
別にカラーとかではない。

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コーセルテル 子竜物語 ３５話

「眠りの調べ」　（ゼロサム９月号）

今月はテイムさんとプレアのお話です。
珍しくマシェル一家の誰も絡みがないです。プレアの脳内イメージとしての登場はありますが。

暗竜家の玄関先の木陰でプレアに子守唄を歌うテイムさん。けれど故郷の子守唄はうろ覚えで歌詞が飛び飛びです。
そこへユイシィがやって来ます。暗竜の変種についての本は書庫の精霊が見つからなくてまだだけど、プレアのために子竜に人気の絵本を持ってきてくれました。イルカのプープーシリーズ。
テイムさんが歌っていた子守唄は、ユイシィが小さい頃にランバルスさんが歌ってくれた歌と同じだったようです。でも、ランバルスさんもやはりうろ覚えだったようですが＾＾；

ユイシィの本来の目的はラルカに人間の国で使われる地図の本を届けること。
出迎えたラルカは以前女の子たちで作った服を着ていました。人化術の特訓中なのだそうです。郵便組合に入る竜には必須の術。地図の本も郵便屋さんになる勉強のためなんですね。
ユイシィがプレアが元気そうで良かったと言うと、ラルカはあんまり元気じゃない、と。
少し前に早く術を習いたいと無理をして高い熱を出してしまったそうなのです。そして、その日から寝つけないでいるようです。テイムさんも看病とか大変でゆっくり寝れないようです。
せめてちゃんと眠れたらと心配するラルカに、ユイシィは何かを思い出しますが…？

翌日。
プレアは絵本がすっかり気に入って何度も読み返してもらっているようです。
だけどテイムさんは昼寝をした方がいいと心配しています。けれどプレアもまた熱が出るんじゃないかと不安で眠れないようです。
そこへジェンがやって来て、ラルカを呼び、テイムさんとプレアも連れて近くの川のほとりへ。
するとそこではロッティがハープを奏で、フアナが例の子守唄を歌っていました。テイムさんが歌っていたものよりはかなり元気な曲になっているようですが。
歌詞は歌う人とか地方で少し違うようですが、ランバルスさんもフアナもテイムさんと同じ国の生まれだから、２人の記憶を頼りに歌を元の形にしようとしているらしいです。
ユイシィが小さい頃に聞いたランバルスさんの歌はうまくはなかったけど、聞いているととても安心してよく眠れた。だからテイムさんが子守唄を歌えるようになれば、プレアもきっと眠れるんじゃないかと考えたのですね。
そしてテイムさんの記憶を加え、子守唄が完成します。
その歌を聴きながら、プレアは夢の中へ。
マシェル一家とアグリナとヤチ、プレアを迎えてくれた人々の笑顔を思い出しながら――。
歌が終わるとテイムさんも眠ってしまっていました。やはり疲れていたんでしょうね。２人とも安らかな表情で、ラルカも良かったと安堵します。
そしてその日からは、プレアも毎晩ぐっすり眠れるようになったとのことです。
早く空向こうに帰りたいと願っているプレアですが、コーセルテルでの日々も楽しいと思い始めてくれているようですね。

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