しろがねの鴉 第２３夜

「運命に立ち向かう時」　（マガジン４９号）

最下位ではないものの、やはり後方で。
話数的にあと２ヶ月は大丈夫なはずと思いつつも、やはり不安です…；；

ルゥとの契約により、魔王の牙を手にしたジャンはクロエに猛攻撃を仕掛けます。
ルゥがめちゃくちゃ目ぇ回してるのに気にしないし＾＾；
ジャンの容赦ない攻撃に、クロエにトドメを刺せたかと思いきや、滅多刺しにされてもクロエはピンピンしています；　どうやって倒せっちゅうねん！
そしてクロエは「力ってのはこういうもんさ」と力を解放し、セントラルジークの一部を破壊、ジャンたちの足場も宙に浮くような状態にされました。
魔王石を渡せと言うクロエに、ジャンはまだ終わらせやしねえと諦めてはいませんが、クロエの圧倒的な力の前に、ルゥを庇って重傷を負います。

ジンたちが助けに行こうとしますが、カザミが止めます。今行っても、足手まといになるだけだ、と。
かわれるのならとっくにかわってやってる。
でもこれは、１番嫌いな魔王の腕で、１番戦いたくない相手と戦っているジャンの、逃れたい現実に立ち向かってるジャン自身の戦いだから――。

重傷のジャンにルゥはもういいから逃げようと言います。
こんなんじゃジャンの叶えたかった「願い」も叶わない。
でも、ジャンは――「オレ・・・・やっぱ・・・・『豚カレー』がいいな～～～」と突拍子もなく言い出しました。
何バカ言ってんの！？とツッコミ入れてるルゥさんが高橋留美子先生調なんですが－－；
こんな時に何をとルゥは怒鳴りつけますが…。
「ぜってー食うんだ・・・・無事に生き残って・・・・オレはルゥのカレーを食う。そう・・・・決めたんだ・・・・・・！！」
えっ、何このプロポーズ！！（違うから
でも、ジャンはまだ全然諦めてないってことですね。

クロエが終わりにしようと言いますが、ルゥはそんなことないと言い返し、手を見せます。
そこに刻まれた無法図（ゼロ・マトリクス）、それは――禁断の契約。
「これはかの一族としての私の一番逃れたかった運命・・・・でもジャンが逃げないならもう私も逃げないよ！！　さあジャンの中の魔王とやら！！　ジャンにありったけの力を貸してあげて！！」
私の命と、引き換えに――！！
って、ええーーーーー！？　命と引き換えかよ！？
ま、死ぬわけはないでしょうけど…。

次号「決着！？」
「！！」ではなく「！？」。どういう意味だ？？