「コーセルテルの竜術士」シリーズの感想と、たまに二次創作小説を書いています。
他の漫画やアニメの話もしますので、色々ネタバレ注意です!
〓 Admin 〓
(ゼロサム5月号)
今月でゼロサムは創刊11周年!!
というわけで、毎年恒例の直筆サイン色紙プレゼントがありますが、今年は石動先生のもイルベックです。
今月でゼロサムは創刊11周年!!
というわけで、毎年恒例の直筆サイン色紙プレゼントがありますが、今年は石動先生のもイルベックです。
旅に出たクレリアとエトワス。
1日目は頑張って歩いたそうですが、2日目の昼にはエトワスは倒れてしまい、でも道端で休んでいたところに馬車が通りかかったので乗せてもらいました。エトワスだけ(笑)
藁を大量に積んでいる馬車で、スピードはゆっくりのようなのでクレリアは隣を歩いています。
藁が大量すぎてエトワスもかなりギリギリの位置に乗っているせいもあるでしょうが。
クルルがエトワスに餞別として渡した、癒しの力をありったけ込めてくれたという枝も、枝というより小さな木くらいの大きさがあるので結構邪魔(苦笑) でもその枝のお陰でエトワスの具合は大分良くなったようですが。
しかし、藁を抑えていた縄が1本切れてしまっていて、しょっちゅう崩れているようで、そのたびにクレリアが落ちた藁を上に戻しています。
彼女は器用に藁を上に放り投げていますが、それなりの重労働です。エトワスは精霊術でどうにかできないのかと訊ねますが、クレリアは精霊を持っていないからできない、と。
エトワスが俺がいるだろと言いますが、クレリアは月の力は使い勝手が難しい、と。それに、と何か続けようとしましたが、その先は言葉を濁しました。
だけどエトワスはクレリアが何を言おうとしたのか分かっています。
出発の前にクルルがクレリアに話していたことを聞いてしまったから。
クレリアはクルルに、エトワスを半身たる眠る月の精霊がいる場所へ連れて行ってやって欲しいと頼まれた。クレリアはエカテリーナさんに、エトワスの旅の道連れとして選ばれたのだと。
その報酬としてクルルは森から精霊を1人連れて行ってもいいと、森の主として苦渋の決断。しかしクレリアは報酬はお金でください、と(笑)
まぁ、精霊を縛るのは可哀想だし、旅には何かとお金が必要ですからね(苦笑)
でも廃村ですから、お金なんてクルルが掻き集めても小銭が少しくらいしかなかったようですが。
最後にクルルは、クレリアにエトワスを精霊として扱わないでくれと言います。エトワスには人間として幸せに生きて欲しいから、人間でいたいと思えるように導いてやって欲しい、と。
そう言われたから、クレリアはエトワスの力を借りて精霊術を行いたくないんですね。
そして2人は無事に最初の町に到着。村から出たことのなかったエトワスには何もかもが新鮮なようです。
とりあえずはお昼ご飯。食べながらこれからどうするのかとエトワスはクレリアに訊ねますが、眠る月の居場所は聞いてないそうです。色々決まり事があって言えないので、自力で見つけて欲しい、と。コーセルテルの場所(というか存在)は秘密ですもんねー。
手掛かりも何もないのになぜ引き受けたのかとクレリアを怒鳴るエトワス。でもクレリアは大丈夫だとやはりポジティブ。
旅のお金は働けばなんとかなるし、エトワスがいてくれれば使える術がひとつある、と。月の力ではなく、クレリアの力で。それができるから空籠でも精霊術士でいられる。
それに“イル・レネイス”にも月の伝説はいくつもあるからきっと手掛かりはあるはず。だけどクレリアは学舎で学んでも試験が終わるとほとんど忘れてしまうので、習ったはずだけど分からない、と。ただ忘れっぽいのか、何か特別な事情があるのか……後者でなければ意味の無い設定になってしまいますが。
前向きなクレリアとは反対に、エトワスはめっちゃ心配してますけどね(苦笑)
そして、そんな2人を見つめる人物が――!?
とりあえず、まずは仕事を探しに仲介所へ。
そこでは空籠術士にもできる仕事が2つあると紹介してもらえました。
1件は報酬がものすごく安い仕事、もう1件は高い仕事。
仕事の内容を見て、クレリアは安い方を請けました。店主は両方とも請けて欲しかったようで少し迷惑そうです。どちらも面倒な仕事らしいです。
クレリアが請けたのは、下町にある今は使われていない井戸に落ちて取り残されてしまっている水の精霊を助け出すこと。
精霊籠に入ったまま落ちてしまったので、水の中でも自由になれないそうです。
そこは水が溜まりにくい井戸だったので水の精霊を吊るして術をかけたそうですが、吊るしていた縄が切れてしまい、精霊は井戸の下に落ちてしまった。それが5年前。
5年もほったらかしにされているのは、高位の術士は忙しいし、使わなくなった井戸に残された精霊を拾うより、新たに捕まえた方が早いとたいていの精霊術士は考えるから。
ひどいですね。精霊たちが敵視するのも当然です。それに精霊が人型をしているなら余計に罪の意識とか生まれそうなものですが……そういう風に教えられないんでしょうね。本当にひどい。
けれどクレリアは放っておけなかったから、依頼料なんて関係なくこの仕事を即決した。
そして井戸の前に座り込み、必ず助けると笑ったクレリア。しかしそのクレリアは本物よりもちっちゃい!?
それは自霊術で抜けた霊体。自分の魂を精霊として操るのが自霊術。クレリアはこれが得意だそうです。
霊体であれば井戸の底でもどこへでも行ける。だけどこの術を行っている間は本体が無防備になってしまうのであまり離れられないけれど、エトワスが見ていてくれるなら安心だと言い、クレリアは早速井戸の底へ。
本体のクレリアはまるで眠っているような状態です。
無茶ばかりするクレリアに、エトワスはもっと自分も何かできないかと考えます。
しかしそこに、嫌な気配が。周囲に黒いモヤが見えます。
そして、こんな所で自霊術をするのは危ないという声。町で2人を見ていた男性です。
この辺りは黒精霊が出るから普通はやらない、と。
「ちゃんと守ってあげないと、その娘、黒精霊にのっとられちゃうよ」
親切な言葉を掛けてくれた穏やかそうな青年ですが、果たして敵か味方か――!?
この人、町で2人を見ていた時の印象では何か企んでいそうな感じだったのですが、顔が意外と童顔で毒気がないです。
1日目は頑張って歩いたそうですが、2日目の昼にはエトワスは倒れてしまい、でも道端で休んでいたところに馬車が通りかかったので乗せてもらいました。エトワスだけ(笑)
藁を大量に積んでいる馬車で、スピードはゆっくりのようなのでクレリアは隣を歩いています。
藁が大量すぎてエトワスもかなりギリギリの位置に乗っているせいもあるでしょうが。
クルルがエトワスに餞別として渡した、癒しの力をありったけ込めてくれたという枝も、枝というより小さな木くらいの大きさがあるので結構邪魔(苦笑) でもその枝のお陰でエトワスの具合は大分良くなったようですが。
しかし、藁を抑えていた縄が1本切れてしまっていて、しょっちゅう崩れているようで、そのたびにクレリアが落ちた藁を上に戻しています。
彼女は器用に藁を上に放り投げていますが、それなりの重労働です。エトワスは精霊術でどうにかできないのかと訊ねますが、クレリアは精霊を持っていないからできない、と。
エトワスが俺がいるだろと言いますが、クレリアは月の力は使い勝手が難しい、と。それに、と何か続けようとしましたが、その先は言葉を濁しました。
だけどエトワスはクレリアが何を言おうとしたのか分かっています。
出発の前にクルルがクレリアに話していたことを聞いてしまったから。
クレリアはクルルに、エトワスを半身たる眠る月の精霊がいる場所へ連れて行ってやって欲しいと頼まれた。クレリアはエカテリーナさんに、エトワスの旅の道連れとして選ばれたのだと。
その報酬としてクルルは森から精霊を1人連れて行ってもいいと、森の主として苦渋の決断。しかしクレリアは報酬はお金でください、と(笑)
まぁ、精霊を縛るのは可哀想だし、旅には何かとお金が必要ですからね(苦笑)
でも廃村ですから、お金なんてクルルが掻き集めても小銭が少しくらいしかなかったようですが。
最後にクルルは、クレリアにエトワスを精霊として扱わないでくれと言います。エトワスには人間として幸せに生きて欲しいから、人間でいたいと思えるように導いてやって欲しい、と。
そう言われたから、クレリアはエトワスの力を借りて精霊術を行いたくないんですね。
そして2人は無事に最初の町に到着。村から出たことのなかったエトワスには何もかもが新鮮なようです。
とりあえずはお昼ご飯。食べながらこれからどうするのかとエトワスはクレリアに訊ねますが、眠る月の居場所は聞いてないそうです。色々決まり事があって言えないので、自力で見つけて欲しい、と。コーセルテルの場所(というか存在)は秘密ですもんねー。
手掛かりも何もないのになぜ引き受けたのかとクレリアを怒鳴るエトワス。でもクレリアは大丈夫だとやはりポジティブ。
旅のお金は働けばなんとかなるし、エトワスがいてくれれば使える術がひとつある、と。月の力ではなく、クレリアの力で。それができるから空籠でも精霊術士でいられる。
それに“イル・レネイス”にも月の伝説はいくつもあるからきっと手掛かりはあるはず。だけどクレリアは学舎で学んでも試験が終わるとほとんど忘れてしまうので、習ったはずだけど分からない、と。ただ忘れっぽいのか、何か特別な事情があるのか……後者でなければ意味の無い設定になってしまいますが。
前向きなクレリアとは反対に、エトワスはめっちゃ心配してますけどね(苦笑)
そして、そんな2人を見つめる人物が――!?
とりあえず、まずは仕事を探しに仲介所へ。
そこでは空籠術士にもできる仕事が2つあると紹介してもらえました。
1件は報酬がものすごく安い仕事、もう1件は高い仕事。
仕事の内容を見て、クレリアは安い方を請けました。店主は両方とも請けて欲しかったようで少し迷惑そうです。どちらも面倒な仕事らしいです。
クレリアが請けたのは、下町にある今は使われていない井戸に落ちて取り残されてしまっている水の精霊を助け出すこと。
精霊籠に入ったまま落ちてしまったので、水の中でも自由になれないそうです。
そこは水が溜まりにくい井戸だったので水の精霊を吊るして術をかけたそうですが、吊るしていた縄が切れてしまい、精霊は井戸の下に落ちてしまった。それが5年前。
5年もほったらかしにされているのは、高位の術士は忙しいし、使わなくなった井戸に残された精霊を拾うより、新たに捕まえた方が早いとたいていの精霊術士は考えるから。
ひどいですね。精霊たちが敵視するのも当然です。それに精霊が人型をしているなら余計に罪の意識とか生まれそうなものですが……そういう風に教えられないんでしょうね。本当にひどい。
けれどクレリアは放っておけなかったから、依頼料なんて関係なくこの仕事を即決した。
そして井戸の前に座り込み、必ず助けると笑ったクレリア。しかしそのクレリアは本物よりもちっちゃい!?
それは自霊術で抜けた霊体。自分の魂を精霊として操るのが自霊術。クレリアはこれが得意だそうです。
霊体であれば井戸の底でもどこへでも行ける。だけどこの術を行っている間は本体が無防備になってしまうのであまり離れられないけれど、エトワスが見ていてくれるなら安心だと言い、クレリアは早速井戸の底へ。
本体のクレリアはまるで眠っているような状態です。
無茶ばかりするクレリアに、エトワスはもっと自分も何かできないかと考えます。
しかしそこに、嫌な気配が。周囲に黒いモヤが見えます。
そして、こんな所で自霊術をするのは危ないという声。町で2人を見ていた男性です。
この辺りは黒精霊が出るから普通はやらない、と。
「ちゃんと守ってあげないと、その娘、黒精霊にのっとられちゃうよ」
親切な言葉を掛けてくれた穏やかそうな青年ですが、果たして敵か味方か――!?
この人、町で2人を見ていた時の印象では何か企んでいそうな感じだったのですが、顔が意外と童顔で毒気がないです。
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