「コーセルテルの竜術士」シリーズの感想と、たまに二次創作小説を書いています。
他の漫画やアニメの話もしますので、色々ネタバレ注意です!
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「ヴィアンカさんと冒険記」 (ゼロサム5月号)
マシェルとナータとアータが地竜家から戻った日の夜、マシェルの家では子竜たちがひとつの部屋に集まった中、サータがナータとアータばかり色んな人と会ってずるいと言い出しました。
ヴィアンカもトウレンも、そしてナータが会った月の精霊も、みんな面白そうなお客さんばかりだから話したい、と。
ナータはコーセルテルの相手は疲れるからむしろ任せたいようですが(苦笑)
サータはヴィアンカに冒険の話を聞きたいと言いますが、ヴィアンカは冒険じゃなくて調査をしているんだとタータ。
……でも、確かに調査だけど、冒険の方が言い方としては合ってるのかもしれない(苦笑)
アータがヴィアンカが剣を持っていたというとサータはとても興味を示しますが、アータが頭のいい人なんだろうけどちょっとこわい人に見えたと言うと、サータもちょっと萎縮。
ナータにもどう思ったのか訊ねますが、ナータはマシェルはいい人だと言っている、と相変わらずマシェル本位の感想です。でも、少なくともマシェルに害を与える人ではないってことですよね(笑)
そして翌日。
火竜家に行くハータを送って行くと言って、サータはその後こっそりと1人でヴィアンカを見に行く気満々です。
けれどそれをハータに見抜かれ、うそつきはダメだと怒られていると、そばの木の後ろから誰かの笑い声が。
サータが出て来いと言いますが、声の主は森の中へと逃げて行きます。
サータはそれを追いますが、声の主はわざと見つかるけど捕まらない距離を保って移動。
ムキになりかけるサータですが、ハータの呼ぶ声に、ハータを一人にしてしまったことを思い出します。
慌ててハータを追いかけるサータに、声の主は追いかけて来ないのかと訊ねますが、サータはそれどころじゃないと怒鳴ります。
ハータは森に入ると絶対に迷子になるから、早くつかまえないといけない。
それを聞くと声の主はすまなかったと言って出てきました。
見知らぬ人物にサータは驚きますが、ハータのことの方が重要なので気にしている場合じゃありません。
そして声の主は、自分がからかったせいで迷子を出してしまったからと、探すのを手伝ってくれるようです。
けれど人探しできる兄弟に手伝ってもらったらと言われ、そこは同意できないサータ。自分のうそのせいでハータを迷子にしてしまったのでそれは言いづらい。
けれど声の主に、くだらない隠し事のせいで迷子の子が崖や池に落ちてケガでもしたらどうするの、と意地悪なことを言われて涙目になるサータ。
声の主はごめんと言って、サータの頭をぐりぐりと撫でました。この仕草はお父さんそっくりだなぁ(笑)
そして、サータはハータが道に戻っているわけがないから上から探しても森の中では無駄だと思い込んでいましたが、声の主は「何度も何度も迷子になって、兄弟に心配かけて、それでもなんにも学ばないおバカさんなのかい? 君の兄弟は」と言って高い所から探そうとします。
それを聞き、サータはハータが火竜家までなら1人で行けると言ったことを思い出し、高い木の上まで飛んで家の方へ向かう道を走っているハータを見つけました。
そしてサータは声の主にありがとうと言うと、ハータを追いかけてさっさと走って行ってしまいました。
そして家に戻ると、サータはハータに逆に心配されました。
変な人を追いかけて行ったから。
そしてその変な人もマシェルの家へやって来ました。ナータもアータも誰だか分かっていませんが、マシェルはかろうじてヴィアンカだと分かりました。
ヴィアンカは竜術士の見本ならマシェルが1番だとランバルスさんに言われて話を聞きに来たそうです。
だからサータはうそなんかつかなくても良かったんだとヴィアンカが言うと、マシェルがどういうことかと訊ねて来ますが、サータが自分で言うから言わないでとヴィアンカを口止めします。
するとヴィアンカはえらいぞとサータを褒め、あとでとっておきの冒険話をしてやろうと約束してくれました。
お陰でサータはすっかりヴィアンカのことを気に入ったようです(笑)
マータとタータはリンテの家に行っていて今回は不在でしたが、ハータとカータもおもしろい人だとヴィアンカのことは気に入ったようです。
アータとサータはびっくりな人だと、ちょっとだけ心配要素が増えちゃったかな…?(苦笑)
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