「あの時の一言を」 (マガジン27号)
エンペラーが消え、怒りに我を忘れて刻に殴りかかる零。
けれど刻が反撃し、零は攻撃を受けるばかりです。エンペラーが消えてしまったせいなのか、炎も使えないようです。
零に向かって鉄骨の束を振り落とす刻。零の前に出て庇おうとする桜。さらに桜を殺すために寧々音が刻の攻撃の何倍もの鉄の塊を――!!
その時、エンペラーの残した王冠が輝き、零の意識がエンペラーの世界へ飛びます。まだエンペラーは完全に消えたわけではなかったのですね。
エンペラーの姿を見てすぐにハグしちゃう零の行動が意外すぎるwww
でもエンペラーが「お前にハグされんのなんてあの12月32日以来だな・・・・。零・・・・本来のお前の心を取り戻してきたか」と言っているので、元々はそうだったってことですかね。チビ神くんはそんな感じだったし。
そして零の頭の王冠が砕け、零は体が軽くなったと言います。
エンペラーの力を打ち消すほどの零の本来の生命力が溢れ出てきているそうです。
エンペラーは以前、零に自分がいなくなったらお前でもきっと少しは悲しむだろうと言ったことがあった。けれど――「でも、お前がオレ様にハグするなんてなあ・・・・」 そう苦笑したエンペラーの表情がイイです…!
最後にエンペラーは「左腕は貸しといてやる。お前が生きてりゃまたどこかで会えんだろうよ。それまで勝手に死ぬんじゃねーぞ」と言い残し、エンペラーの世界は消えました。
そして現実では――「見とけよ『エンペラー』・・・・これがオレの本気だ」
零の声と共に、七つの炎を従えた七匹の悪魔が現れた――!
しかしそこにいたのはチビ神くん。本来の力を取り戻したのになぜ子供の姿に? まさかいつもの姿がロストだとでも言うのか!?
しかも刻はこれを待ってたって。つまりこうなることを知っていたってことですが…!?
次号は連載3周年で巻頭カラー!
2枚組みクオカのプレゼントもあるそうです。