「コーセルテルの竜術士」シリーズの感想と、たまに二次創作小説を書いています。
他の漫画やアニメの話もしますので、色々ネタバレ注意です!
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「狂熱」 (マガジン31号)
で、だから平家先輩はどっちの味方なの?
零も刻も互いに譲らず激しいぶつかり合いが続きます。
ベルゼブブは地獄の浄火。色さえ無くした眼にも映らない高温の炎。
だから刻は攻撃を受けていると気づかないうちに、磁力で操っていた鋼鉄を溶かされてしまったのです。
けれど耐える刻。
そして零は完全にベルゼブブを操れていないらしく、技が不完全で本人がロストしないのが不思議なくらいの限界に近い状態です。
互いに異能が効かない、使えない状態で、2人は肉弾戦に入りました。
どちらも負けたくない。相手を打ち負かすことでしか、満たされない衝動――!
痛々しくて見ていられないような2人のバトルを、桜が突然応援し始めます。
どちらか、ではなく、どちらも、です。
2人とも辛い思いをしても頑張って来た。だから2人とも負けないで、と。
その応援に泪と遊騎、それに「子犬」も加わります。
そして、2人の姿を心なしか悲しそうに見つめる平家先輩。どちらも互いに絶対に譲れない闘いだと分かっている。逃げずに立ち向かうお互いを、その覚悟を。誰よりも認め合っているからこそ、負けられないことを――。
そして降された一撃。倒れたのはどっち――!?
次回「泣いて馬謖を斬る・・・・!!」(=規律を保つためには、私情を捨てて相手を処罰すること)
誰が? 誰を?
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