「コーセルテルの竜術士」シリーズの感想と、たまに二次創作小説を書いています。
他の漫画やアニメの話もしますので、色々ネタバレ注意です!
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「竜の都の竜術士⑧」 (ゼロサム6月号)
扉絵はフェルリさん。
10代半ばくらい…かなぁ?
とりあえず今よりは若い頃の姿です。
扉絵はフェルリさん。
10代半ばくらい…かなぁ?
とりあえず今よりは若い頃の姿です。
冒頭はフェルリさんの回想から。
ダグさんがいなくなり、アゼットはそんなに竜が嫌いなのかなと言いますが、ラシェはそうじゃないと答えます。
幽霊ですので寝ていたわけではないでしょうが、そこでフェルリさんがハッと我に返るのでラシェが何を言ったのかは分かりません。
けれど急に子供たちのことを思い出したフェルリさんは思わずラシェとアゼットの姿を探してしまいます。
もちろん、2人の姿がそこにあるわけはありませんが……代わりにダグさんの気配に気づいた、かな?
黒精霊を封じたランバルスさんたちは急いで暗竜家へと向かいます。
しかし、黒精霊はかなり暴れているようで、ランバルスさんも抑え込むのが大変そうです。
事の詳細を知らないラスエルさんに説明をしながらようやく暗竜家へ着いた頃に、『地の貴石』にヒビが!!
けれど慌てる大人たちとは対照的に、待っていたマシェルは妙に穏やかな表情です。
これは……絶対に何か企んでいる!!
術部屋の前で最後の念押しとでもいうように、カディオさんはナータたちに無理はするなと言います。
マシェルも心配で心配で仕方ないのかと思いきや、コーナに“夢を渡る術”はマシェルが外から補助できることを聞いたのだそうです。
つまり、ナータに何かあったら全力で黒精霊をどうにかする気なんですね^^;;
さらに、カータが光竜術で夢のことを外から見て、夢だけでは分からないことをアータがテイムさんに伝えて調べてもらう、と。
そんなことが出来ると知ったカディオさんはマシェルにもう少し待てと言いますが、『地の貴石』が割れてしまい、すぐにコーナがナータを黒精霊の夢の中へ送りました。
そしてマシェルはナータを抱っこしていつでも助けられる態勢へ。
さらに子竜たちは『光の灯玉』と『暗色の勾玉』を取り出して同調術を始めます。
コーナがカータに見せる夢の中の様子をみんなも共有。これはかなりすごい同調術なのでは……!?
しかも、タータとマータはクレイベルさんの所、サータとハータはシィちゃんの所へ行って昔のことを聞いて来る、と。
みんなで竜の都の竜術士を助けたい。
子竜たち本当に良い子……!!
でも、もっと大事なことは、マシェルに無茶をさせないこと。
そのためには早く終わらせるのが一番だから。
子竜たちが自分達に何ができるか考えてやろうとしたことを聞いたカディオさんは、同じ事を考えていたと言います。
水竜家が避難がてら地竜家に来ているので、書庫で本探しを手伝ってもらうつもりだった、と。
具体的なことを決めたかったから、マシェルに待てと言ったんですね。それよりも先に黒精霊が
出てきてしまったわけですが。
ラスエルさんはカータを手伝い、カディオさんも夢の様子を送ってもらって書庫回廊に行くことに。
サータがミリュウさんに知らせればジェンが来てくれる、と。前回頼んでいたのはこれだったんですね。
そして黒精霊の夢の中に入ったナータ。
早速見た夢は、ダグがまだ子供の頃。
竜都が存在し、竜術士が当たり前にいて、優れた竜術士を輩出することが村の存在意義であったような時代。
ダグは旅の月の力を持っていたようです。スカウトに来た竜術士は珍しい旅の月の術士を連れて帰れば自分の名声が高まると喜びますが、ダグは行かないと反発します。
この村は黒精霊が帰りたがっていた所かと、ナータは彼が竜都に行かずにすんだ夢に変えればと考え、コーナがそうしようとしますが、変えられません。
夢の中なら何でもできるというわけではないのですね。
そしてスカウトに来た竜術士はダグが旅の月の術資質を持っていることに気づいた子供に「お前のような奴が役に立つとは思いもよらなかったぞ」と言います。褒めているようで褒めていない。
そしてその子供は――フェルリさん!? まだ10歳に満たないくらいの幼いフェルリさんです。
彼女は竜術士を父様と呼んでいましたが、上等な服を着ている竜術士に対して、フェルリさんはかなりボロボロです。
本当の親娘ではないのかな…?
そして幼いダグは、自分を見つけたフェルリさんを睨みつけます。
2人の出会いはロマンチックの欠片もなかったのですね;;
さて、この先の2人の運命は!?
そしてナータは黒精霊を救うことができるのか――!?
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