イフリート 第５３話

「真実の価値は？―③」　（サンデー８号）

↓反転
ニュースで皇太子が襲撃されたとの報道が。
けれど実際に起こったことと、会見で警視監が言ってることが違う上、警視監は怪我などしていないはずなのに、暴漢を取り押さえて軽傷を負ったことになっています。

そして、弁護士として犯人――入江さんの元へ現れた支部長。
元々、入江さんは依頼をしていたそうです。
自分が警視監を襲い、失敗したら咎人会に警視監殺害をしてもらい、成功しても失敗しても、自分も殺してもらう…。記憶を消されたら、家族と友人が警視監に殺されたことさえ忘れてしまうから。そんな状態で生きるのなんて耐えられない、と。

一方、真嶋刑事は、警視監の悪事の証拠集めのために入江さんの家へ。
すると、中に誰かが。どうやら警視監の手の者のようで、証拠隠滅に来たらしいです。
もみ合った末、その侵入者は逃がしてしまいましたが、証拠は確保。
その他証拠を十分に揃え、真嶋刑事は公安に提出しますが、こちらにも手が。
これ以上関わったら、真嶋刑事を含め、多くの警察官とその家族が殺されかねない――。
そして、真嶋刑事の前に、警視監が現れた…！

イフリート 第５２話

「真実の価値は？―②」　（サンデー７号）

↓反転
警視監には、麻薬密売グループのトップという裏の顔があった。
そしてそれを突き止めた記者が麻薬売買の濡れ衣を着せられ、警官と銃撃戦になり、殺された。
それが警視監を襲った犯人の友人だった。
犯人の男は友人の代わりに、友人の残した証拠を持って記事にしようとしたが、自分の勤める新聞社だけでなく、他のどのマスコミも相手にしてくれない。
そのうち、犯人の両親が事故死。とても事故とは思えなかった。
さらに、犯人はその後何度も命を狙われた。
秘密を知った犯人を、警視監が殺そうとしていたに違いない。
けれど警視監の圧力が至る所にかかっていて、彼を捕まえられない。
だからせめて、友人の仇だけでも取ろうと、犯人は警視監を襲った――。

犯人の話が本当かどうか一人で調べてしまう真嶋刑事がすごいなぁ。
たとえ相手が警視監でも、罪を犯したなら法の裁きを受けさせる。
こんな熱血刑事ばかりだったら、世の中からもっと犯罪が減るんでしょうけどねぇ。
そして警察の不祥事も…。
そんな優秀な真嶋刑事だから、いつか咎人会の元へ辿り着くかもしれない。だけど、ユウくんもニナミちゃんも、彼とは戦いたくないなぁ、と。

そして、犯人の元へやってきた弁護士は――支部長！？
もう自分では無理だと、犯人が警視監殺害の依頼をした――！？

イフリート 第５１話

「真実の価値？―①」　（サンデー６号）

サブタイ、もっと長かった気がする…；

ここに書くのもアレなんですけど、今週の結界師はお休みです。

↓反転
２種類の肉まんを前にどっちにしようか真剣に悩み中のニナミちゃん（笑）
っていうか、イフリートの中では今は初夏じゃなかったんでしたっけ？
悩んでいるうちに通りの方が騒がしくなり、行ってみると真嶋刑事を発見したので何の騒ぎかと訊ねます。
つか、真嶋刑事、マジでニナミちゃんに本気なの…か…？
で、騒ぎの原因ですが、ヨーロッパのある国の皇太子が来日していて、その人がすごい美形なので女性に大人気なのだそうです。
しかし、それだけではなく、日本警察とその国の警察の警備についての意見が一致せず、日本警察が勝手に皇太子の警護用に何台も車をつけているせいでパレード状態になってしまっているのだそうで。
真嶋刑事たちはいつも通り依頼殺人グループの捜査中で、たまたまそこにいただけだって。
しかし、突然煙幕が！！
誰かが皇太子を狙ったのかと思いきや、狙われたのは警護についていた警視監。
ユウくんと真嶋刑事によって取り押さえられた犯人は、警視監のせいで仲間を失った、と。
警視監に色々と揉み消され、法に裏切られたのだ、と（細かいことまで覚えてないです；　すみません；）
警察のトップクラスが、一体何を――！？

イフリート 第５０話

「命に群がる蟻―③」　（サンデー４・５合併号）

↓反転
前回の盛り上がりに比べて、わりとあっさりと解決。いや、その方が良いんですけど…。
ユウくんとニナミちゃんは臓器の受け渡しの現場に間に合い、のぞみちゃんを救出し、戸叶（募金団体のおっさん）を殺害。任務終了です。
そして、臓器売買をしていたのはその戸叶と部下１人だけで、募金団体自体はちゃんとした活動をしているとのこと。それを聞いて一安心ですね＾＾；
でも、もっと早くに気づいて、つばさくんを助けることはできなかったのかとニナミちゃんは悔やんでいます。
そして川原で遊んでいる女の子と男の子を、のぞみちゃんとつばさくんに重ね――出来ることをやるしかないというおっちゃんの言葉が重く響きました。
しかし、支部長は何を企んでいるのやら……。

イフリート 第４９話

「命に群がる蟻―②」　（サンデー２・３合併号）

↓反転。
募金団体のおっさんは怪しすぎると思ったけどやっぱりか。
怪しまれないように５人に１人は本当にお金の援助をして助けているけど、つばさくんのように莫大な費用がかかる子供は殺して臓器を売っている…。何てひどい。人の善意を何だと思ってるんだ！！
しかも、それをつばさくんのお父さんに聞かれてしまい、拘束。
自殺に見せかけて殺されようとしていた所へ丁度ユウくんが。
しかし、のぞみちゃんが攫われた！？
おっちゃんに連絡しようとしたら、おっちゃんの方から来ました。咎人会本部から緊急依頼があったそうです。姫ちゃんが気づいて、１番現場に近かったおっちゃんを派遣したらしい。
のぞみちゃんを無事に助けることができるのでしょうか！？