コーセルテル 子竜冒険記 ３話

「旅の目的」（ゼロサムオンライン２０２２年１月１４日）

あ～、なんかまた感想長くなってる…。
感想というか、ほぼあらすじですけど；；

怪しい人物……名前が分からないので怪しい人物としか表記できないのですが、男性なのか女性なのかも不明。そこそこ年齢がいってるっていうのは分かるんですが。個人的には女性っぽいと思ってます。
セオッドに剣を向けられ、アータとサータはすぐに助けに行こうとしますが、タータが少し様子を見ようと止めました。
タータたちの目的は竜術士になってくれそうな人を見極めて、ちゃんと話をして納得してもらった上でコーセルテルに連れ帰ること。エカテリーナさんのように無理やり連れ帰ることも出来るけど、それだと記憶を消して放り出すことになりかねない。

で、セオッドにいきなり剣を向けたこの怪しい人物、気が短いかと思いきや、意外と話は分かるようです。しかもかなりの手練れ。ただの雇われという感じでは無さそうですね。
この人物のアータたちを引き渡せという目的に変わりはないのですが、リオティル領に連れて来るなら今は見逃す、領に着くまでに盗賊の子でないと証明しろ、と。向こうも何の根拠もなく盗賊の子だと言ってるわけではないと言いますが……実際、知り合いではあるけど身内ではないわけだから、一体どこからどうに出た根拠なのやら。コーセルテルのことを知らないまでも、ヴィアンカのことを結構調べてるってことですかね。

セオッドの過去も明かされます。
怪しい人物に義兄に店を乗っ取られたみたいな言い方をされていましたが、実際には母が亡くなった後に父が塞ぎ込んで店が傾いたところに、親戚筋から継母が２人の義兄を連れて店を立て直しに来てくれた。
セオッドは甘やかされて育ったからその後も勉強せずに遊んでばかりいたため、外でもまれて来いと商隊に放り込まれたけれど、盗賊に襲われて散り散りに逃げた時に置いて行かれ、１年で済むはずだった旅を３年かけて家に戻ったが、その時にはすでに父親が亡くなり、義兄が店を継いでいた。
最初は店を乗っ取るために仕組まれたことだと思った時もあったけれど、ミリュウたちに継母と義兄がセオッドを何度も探しに出ていたことを聞かされた。
復讐する理由なんかない。
そしてセオッドは自分は商売人には向いていないから、どこかで自分を必要としてくれる仕事を見つけて身を立て、父の店をよろしくと手紙を書ければいい、と。
それを聞いたタータたちは竜術士になってくれそうだと喜びます。
けれどまだ旅は始まったばかり。そして不安要素だらけ…。
タータたちを狙っているのは一体誰なんでしょうね…？