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「コーセルテルの竜術士」シリーズの感想と、たまに二次創作小説を書いています。 他の漫画やアニメの話もしますので、色々ネタバレ注意です!
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=ピクシブ投稿作品=

▼「誘惑の果実」
直いちです! 直人の誕生日!!
ただ、キャプションにも書きましたが、色々と悩んで書いて、内容がタイトル負けしています…。
いや、最初はもっとエロい方向でいこうと思ってたので…。

そんな最初のやつ↓
短いですが、色々とアレな発言をしているのでご注意ください。
具体的に言うと、オブラートに包んでないです。


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ピクシブに空風の「空に咲いた花」を投稿してきました。
で、これ、最初は風花ちゃんサイドで書いていたのですが、途中で「何か違う!」と思って空也さんサイドで書き直しました。
その風花ちゃんサイドの冒頭部分をここに載せます。
風花ちゃんが空也さんを助ける手前までの話。



(追加の折り紙もたっぷり買ったし、早くがまがまに行って作ろう)
 出勤前にタッチプールで子供たちに配るプレゼント用の折り紙を買い足した風花は、店を出てがまがまの方へと体を向ける。
 そして朝から容赦なく照りつける太陽に負けないよう、しっかりと帽子を被り直し、商店街を後にしようと歩き出してすぐのことだった。
「ねぇねぇ、いいでしょ~?」
「ちょっとだけでいいからさ~」
「ねっ、お兄さん!」
 風花が出てきた店の横の通りで、観光客と思われる若い3人の女の子と、その子たちに取り囲まれている男性がいた。
 男性の顔を見て、風花は思わず足を止める。
「空也さん……」
 がまがま水族館で働いている飼育員で、女子が苦手らしい彼は、おそらく逆ナンされているであろうその状況で、青い顔をしていた。
 いつもであれば女子と目が合おうものならさっさと視線を逸らして逃げてしまう彼がなぜ取り囲まれているのだろうと思って見ると、女の子のうちの1人が空也の手を掴んでいるようだ。
「お兄さん、地元の人なんでしょ?」
「この辺を少し案内してくれるだけでいいからぁ」
「一緒に来てよぉ」
 代わる代わる甘えたような声で空也にすり寄る女の子たち。
 それを見て風花は思わず眉根を寄せてしまう。
 明らかに嫌がっている相手に媚びを売るなんて、はしたない。
 確かに空也の見た目は少しチャラくて遊んでいるように思えるけれど――
(空也さんってすぐサボりたがるけど、仕事はすごく真面目にやるんだから!)
 まるで彼が暇人だと思われているようで風花は腹が立った。
 それに空也の方はもう魂が半分抜けかかっているような状態で、今にも倒れてしまいそうだ。
 このまま見過ごすことなど、風花にはできなかった。


ピクシブに櫂くくの「未来へ」という小説を投稿してきましたが……あれ、書き直した3本目です。
いや、元々13話の内容によっては投稿できないな~と思って書いたものが、予想通りそのままでは投稿できなくなってしまったので、書き直したものです。
具体的に言うと、くくるが櫂くんがティンガーラに就職することを知らなかった、というのが問題でして。
説明を端折るためにそうなる気はしてたんですけど……我慢できずに先に書いてしまったので、結局書き直すハメになった、と。

なので、本来書いたものをここに載せます。
ちょっと台詞が違うだけでほとんど同じなんですけど、そのちょっと違う台詞が重要なので、こっちの方が気に入ってます。。。


「くくる!」
 風花を見送った空港からのバスをくくるが降りると、彼女を出迎える声があった。
「櫂?」
 幼馴染みの姿を見つけると、くくるは驚いて瞳を丸くする。
「何で櫂がここにいるの?」
「お前を迎えに来たに決まってるだろ」
 不思議そうな顔をするくくるに、そんなに驚くことはないだろうと櫂は苦笑し――じっと、彼女の顔を見つめた。
 何か言いたそうな櫂に、くくるは一体何だろうとまばたきをする。
 櫂は、ふっと表情を和らげた。
「お前が泣いてるかもって心配して来たんだけど、意外と大丈夫そうだな」
 そう言われ、くくるは一瞬、大きく瞳を瞠り――
「私、そんなに子供じゃないんだけど」
 むっとして頬を膨らませた。
 その態度は完全に子供である。
「悪い悪い。でも本当に、大丈夫なのか……?」
 もしかしたら泣きたいのを我慢しているのではないかと、櫂は再びじっと彼女の顔を見つめる。
 心配そうに顔を覗き込んでくる幼馴染みに、くくるはくすりと微笑んだ。
「大丈夫だよ。そりゃ、さよならするのは辛かったけど、でも私が泣いてたら風花が心配しちゃうから。だから私、決めたの」
「何を?」
「私、ティンガーラに行く!」
 そう言ってくくるはにこりと満面の笑みを見せる。
「私、やっぱり生き物たちが大好きだから。がまがまじゃなくても、みんなのそばにいたい。私がみんなの家を守りたいから」
 まだがまがまを失った悲しみも、大好きな友達と別れた寂しさもあるだろう。
 それでも前へ進むと決めた彼女の笑顔に、嘘はなかった。
「そっか」
 くくるの笑顔を見て、櫂は肩を竦ませる。
 少し前まで消えそうに震えていたあの背中は、今はどこにも見えない。
 そのことに安堵し――しかし同時に寂しさを覚える。
 彼女はもう、1人で大丈夫。
 だからこそ、自分はもう必要ではないのかもしれない。
 でも――
「――オレも」
 櫂は真っ直ぐにくくるを見つめた。
「オレも行こうかな、ティンガーラ」
「え……?」
 櫂の言葉に、くくるは驚く。
「行くって……就職するってこと? 何で? だって櫂は漁師になるんじゃ……」
 瞳をぱちくりとさせるくくるに、櫂はまた苦笑した。
「がまがまで働くの、楽しかったし。それに、オレ、親父に後を継げって言われたことないんだよな」
「いつも仕事手伝ってるのに?」
「手伝えとは言われるんだ。でもそれは多分、手伝って漁師の大変さを知った上で、後を継ぐかどうかは自分で決めろってことなんだと思う」
 櫂はくくるを見つめる。
 彼女には、自分はもう必要ではないのかもしれない。
 それでも――彼女のそばにいたい。
「今まではオレも、オレは親父の後を継いで漁師になるんだろうなって思ってた。でもそれは、オレがやりたいことを見つけてなかっただけなんだよな」
「櫂……」
 くくるもじっと櫂を見つめ返す。
 そして――彼も自分と同じなのだと思った。
 くくるは子供の頃からがまがま水族館を手伝って来た。
 だから高校を卒業したらがまがまに就職して、ずっとそこで働くつもりだった。
 それはくくるにとってはがまがまがすべてであり、唯一だったからだ。
 他の職業についてなど考えたこともない。
 けれどそのがまがまが閉館して、くくるは新しい水族館に行くことを決めた。
 確かに水族館という点では同じだが、がまがまが我が家同然だったくくるにとっては、他の水族館はまったくの異業種である。
 それでも、決めた。
 自分でやりたいと思ったことを貫くために。
 生き物が大好きという気持ちを大切にするために。
「――そっか!」
 くくるは笑った。
 まるで大輪の花が咲くように。
「櫂が一緒なら心強いよ! 頑張ろうね!」
 くくるが櫂に手を差し出した。
 彼女の笑顔に一瞬見惚れていた櫂は、ハッとして自分も手を差し出す。
「ああ、これからもよろしくな」
 ――できることなら、この先ずっと。
 彼女をそばで見守って、時には支えて、いつまでも隣に立っていたい。
 そんな不純な動機をそっと隠し、新しく見つけた夢への希望を抱いて。
 自分たちを待つものが良い未来であるようにと願いながら、2人は互いの手をしっかりと握り合った。


で、実はこれ↑も書き直した2本目でして。
1本目はもうちょっと後半の内容も違うんですけど、あんまり無責任なこと言わせられないなと思って書き直したんです。
ちなみに最初のタイトルは「ティンガーラに誓う」でした。
投稿してある「ティンガーラに願う」に合わせてたんですが、内容を変えたらタイトルと合わなくなったので変えました。
あと、ここで言うのもどうかって感じですが、このティンガーラ、天の川という言葉通りの意味ももちろんあるのですが、アクアリウム・ティンガーラの意味も含めています。
新しくできる大きな水族館にくくるの心が潰されてしまわないように、という。
さらについでに、わざとルビ振ってないんですけど、「少女の心」の部分の「心」はくくると読んでもらえればなぁ、と。



ピクシブに投稿した銀まどにコメントを頂いたんですよ。
また書いてほしいと言ってもらえて嬉しかった反面、書けるかなぁと思いながら曖昧な返信をしたんですよ。
そしたらその後に長森さんが銀まどとしか思えないまどかちゃんを描いてくれたじゃないですか!!
これはもう書くしかない!!
ってなわけで新作の銀まどを投稿してきました!

とはいえ、自分としてはあまり満足できていません。
銀まどはもっとイチャイチャラブラブさせたい…!!
ちなみに4回書き直しました。
投稿したのは4本目と2本目です。

そしてここに未完成ですが3本目を置いていきます。
1本目はなぜかシリアス方向へ行ったので封印です。




シブに投稿するの久しぶりだったので、めっちゃ緊張して何度も読み返したり修正したりしていたら、年末にアップしようと思っていたのにもう年明け3日目に突入してしまいました;;

というわけで(?)、こちらはシブに投稿した「小さな憧れ」の没版です。
完成版はそちらで見て頂くとして……没なんですが、実は雰囲気はこっちの方が気に入っています。
ただ、いつもの「書きたい部分が入っていない」という理由で没です。
でもちゃんとひとつの話としては出来ていますので!

りんごさんが旦那さんのことを「太一くん」って呼んだのを聞いた時から、いちごに「直人くん」って言わせたい!!とずっと思っていたものです。
7年経ってようやく書けるなんて……本当にオンパレード様様です!



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