イフリート 第８０話

「宣告」　（サンデー３６・３７合併号）

↓反転
神貫は体を改造されたわけではないそうです。
彼は、人間ではない。
ま、まさかそっちの方向へ行くとは…！
で、彼は人間同士が争うことのない世界を作るために、自分の細胞を人間に組み込んで、ユウくんたちのような人間を作り出した。
人間は政治や宗教、肌の色が違うことでさえ戦争をする。
けれど敵と戦うために互いに結束もする。
つまり、人類共通の敵が現れれば、世界中のすべての人間が協力し合い、小さな戦争はなくなる。
だから神貫は自分のような化物が増えて全人類に対する敵となれば、世界はひとつになると言います。
しかし、そのために人間を化物にしていいはずがない。
協力すればユウくんを元の人間に戻してやると神貫は言いますが、もちろんユウくんは断ります。
もし本当に元に戻る方法があるのなら、神貫を倒してから探してやる、と。
でも神貫は嘘ではない、と。
以前ユウくんが倒したと思っていた久遠も人間に戻ったようです。
神貫に立ち向かうユウくん。でも彼は１人じゃない、ニナミちゃんがいる――！！
しかし。
ニナミちゃんはユウくんのように改造されたわけではない。
彼女は神貫と同じく、人間ではない――！？

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「理由ある反抗」　（マガジン３５号）

刻が登場した瞬間、「先週と顔違っ！」とツッコんだのは私だけではないはず…。

零の後をこっそりつけていた桜。バレバレでしたけど（笑）
やって来たのは国会議事堂。
桜は警備員に止められますが、零は顔パス！？
誰もいない国会の中へ零は入ります。
桜もどうにかして入ろうとし、『子犬』を囮＆案内役として――突入（笑）
こっそり侵入じゃなくて正面突破ですか（苦笑）
しかし、すぐに周りを取り囲まれてしまいます。
ただ、取り囲んだ彼らは国会の衛視とはどうも違うようです。
そこへ「待って」という声。
刻です。
瞳を見て、桜も一瞬、寧々音かと思いますが…違いますよね？
先週のラストの刻とはすでに顔が違う気がしますが（汗
先週の刻は寧々音とは完全に別人だと思える顔だったんですが、今週はちょっと寧々音に近くなってる気がしなくもない。
っていうか、思ったよりも背が低そうなんで…。でも寧々音はもっと小さいですよね…？
彼に助けられ、桜も中へ入ったようです。

え～っと、本会議場って言うんでしたっけ？
そこの夜の姿は『コード：ブレイカー』最高意思決定機関“エデン”。
議長席に３名ほどいるようですが、顔は見えません。
零は『コード：ブレイカー』コード：０６。
６人いるうちの１人だそうです。
こっそり覗いている桜は「６人もいるのか！？」と思っていますが、こちらからしたらそれしかいないのかって感じです。意外と少ないー。
零は最後に任命されたけど、優秀で他の５人にも引けを取らないそうです。
今後も期待していると言われ、けれど零はくだらないと返します。
「何を言っても所詮はカゴの中の鳥。首輪で繋がれた６匹の悪魔にすぎない。・・・・だがな、それもじきに終わらせてやる」
この台詞からすると、零は『コード：ブレイカー』の存在を消そうとしてるような感じがしますが…？
向かって右の人は割りと零に優しい感じですが、左の人は逆に目の敵にしてる感じ。真ん中の人はだんまりです。
そして、零の次のターゲットは政治家の田畑茂。自分の権力を使って何かよからぬことを企んでいるらしいので、それが何か探り、必要であれば殺してこい、と。詳しいことは同伴者に伝えてある、と。
「司法・立法・行政、三権の名の下、報復執行許可を『コード：ブレイカー』２名に与えてやる。“悪”には正義の裁きを・・・・・・」
しかし、零は彼らを燃やしてしまいました；
とはいっても、それはロボットで本物ではありませんでした。
「勘違いするな。依頼を受ける受けないはオレが決める。オレはお前らの飼い犬じゃない、ただのバイトだ」
そして零は出て行きます――が、扉の向こうには桜が。
って、桜、紙コップをドアに当てて盗み聞きとは、何て古典的な…というか、その扉は厚いからそんなんじゃ聞こえないと思うんだ。
どうして桜がここにいるのかと恐い顔になる零。
そこへ刻が「オレがつれて来たんだよ」と現れます。
あ、何かますます女顔に…；
刻はコード：０４だそうで。
刻は零を優等生と言いますが…「あ、てか、親殺しは優等生とは言わないのかナ」
親殺し――！？
じゃあ、１話で言ってた、昔零が傷つけた人っていうのは親のことでしょうか…？
怒ったのか、零は手袋を外して刻を燃やそうとしますが、手を掴まれて止められました。
ラストの刻は先週の刻の顔してますヨ。
刻の背は零より低そうだけど、でもあんまり変わらないようなので、やっぱり寧々音とは別人…ですよね？

次号「“悪”に染まる理由と目的」
零が『コード：ブレイカー』をやっている理由が分かるのでしょうかー？

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イフリート 第７９話

「運命を操る者」　（サンデー３５号）

↓反転
神貫は、今まで何度も姿を変えてきているそうです。
ユウくんの前に現れた時は神貫という名で、男だった。
今までは咎人会に潜入するため、銀龍という女になっていたのだそうです。
そして、彼女は運命を操ることができる――
人が何を望んでいるかが分かる。
だから自分の目標のために必要なら手を貸すし、そうでないなら諦めさせる。
すべては、人間同士が争うことのない世界を作るため。
しかし、それはお前が世界を自分の思うとおりにしたいだけだろうと、ユウくんは言います。
そして攻撃しますが、相手は神貫。当たりません。
ニナミちゃんも援護しようとしますが、戦闘のプロではないため、あっさりみぞおちに一発。
ピンチの２人。
そこへ赤銅さんが！
神貫にやられながらも、一発喰らわせ、ユウくんに後を任せる――！
しかし、神貫はユウくんの炎を受け止めた上、消し飛ばした！？
イフリートの力を見せてやるって…まさか、神貫もユウくんと同じ…！？

コーセルテル ５１話

「月の精霊①」　（ゼロサム９月号）



珍しく①とかついてますよ。
コーセルテル初の長編になるのでしょうか…？

で、絵はノーセですが、出ては来たけど別に活躍も何もしてません（笑）
ただ描きたかっただけです。
先代補佐竜の中ではノーセが１番好きです。

大地の精霊・クレイベルは、長い間ずっと眠り続けていたお陰で今はまったく眠る気にならないそうです。
しかし、夜になれば皆は寝てしまい、もちろん、マシェルの子竜たちもおやすみの時間なので暇を持て余し中。
と、突然何かを感じ取ります。
彼女だけでなく、ルンタッタやカシなど他のコーセルテルにいる精霊たち、そして竜王の竜術士も。
一体どうしたのでしょうか…？

そして、寝ようとしていたマシェルの元へクレイベルがやってきます。子竜たちを起こさないように２階の窓から（笑）
で、クレイベルが来た理由は、月の精霊の寝言が聞こえたから。
この世に２人しかいない月の精霊の１人――眠る月の精霊“コーセルテル”。
気の優しい良い精霊だけれど、ひとつだけ悪いくせを持っている。
それは常に眠り続けながらも、半身である旅の月の精霊を想い、時々会いたいと呼ぶ。けれど旅の月はどこにいるか分からないし、答えない。
そうすると寂しくなって、近くにいる精霊を自分の夢に引き込んでしまう。
な、なんと迷惑な＾＾；
しかも、それは精霊だけではなく、月の術資質を持つ者も同様。つまり、マシェルは該当者というわけです。
眠る月が寝言で旅の月を呼んだ。だから精霊たちは眠る月が深い眠りにつくまで篭る。
クレイベルはマシェルに、夢で知らない者に会ったら気をつけなさいと言って帰りました。

翌日、ランバルスさんとノーセがやってきます。
ノーセがクレイベルに会いたいけれど、いくら呼んでも出てきてくれないと言い、マシェルはその理由を話そうとしますが、他の子竜たちは地下に遊びに行ったものの、ナータはまだそばに。
話せば心配するので聞かせられないとマシェルが困っていると、ハータとカータが、竜王の竜術士さんがナータもおいでと呼んでるとやって来て、ナータもマシェルが自分に聞かせたくないということを察して渋々地下へ。
しかし、竜王の竜術士さんは、そのマシェルが話せないことを子竜達に――。

マシェルの話を聞き、何百年かに一度、コーセルテル中の精霊たちがいっせいに引き篭もると本で読んだことがあると言うノーセ。
けれど“月”にまつわる力についてはろくな記録が残っていないので詳しくは知らないようです。
「竜都がなくなって以来、必要もなくなったわけだし…」と呟いてから慌てるノーセ。それは里長だけの極秘だと言って誤魔化しますが、必要がないって…やっぱり“月”の術資質がないと竜王の竜術士にはなれないとかそういう…？
で、クレイベルには会えないわけですが、それは本当の目的ではなかったようです。
先月もでしたが、北の森の泉の話。
でも、先月は水かさが減っただけでしたが、とうとう涸れてしまったそうです。
地竜術で地下の様子も、水竜術で水の流れも分からない。だから大地の精霊なら何か分かるかと思って寄ったんだそうですが、元々自分たちで調べるつもりだったから何とかなるだろうと、ランバルスさんはわりと余裕です。
代わりに、マシェルの心配を。
マシェルが大丈夫だと断言すると、頭を撫でて、手に余る事があったらいつでも言ってこい、と。
そして、カディオさんたちももう来ているだろうと、ランバルスさんとノーセは北の森へ向かいました。
しかし、ユイシィではなくわざわざノーセが来ていること、そしてカディオさんも呼んでいるとなると、何か大変なことになっているのかなと考え、マシェルはハッとしました。
その理由は――。

竜王の竜術士さんに話を聞き、すぐさまマシェルの元へ行こうとするナータ。
しかし、竜王の竜術士さんに止められます。
マシェルは自分の幸せが何か分かっているから、精霊の見せる幸せ（ゆめ）には惑わされたりしない。
むしろ、月の精霊の影響を受けて困るとすれば、マシェルの子竜たちの方。
月がまた深い眠りにつくまではほんの数日。その間はマシェルと竜術を使わない方がいい。そうしなければ、マシェルと引き離されてしまうかもしれない――。
それを聞いてみんな慌てますが、家でおとなしくしていれば大丈夫だと言われ、上へ戻ります。

しかし、上にマシェルがいません。
代わりに、テーブルの上に「急用ができたので出かけます。すぐ帰るからまっててね」と書かれた置き手紙が。
別に大したことじゃないはずなのに。
ナータは、今までにない不安を感じています。

そしてマシェルはどこへ行ったかというと、北の森へ向かっています。
術資質は同じ力を持った者同士でないと分からない。
だから、クレイベルも気づかないはず。
そう――月の術資質がある者は、もう１人、カディオさんがいる。
カディオさんはその事を隠しているから、誰も知らないはず。
だから自分が知らせなくてはと、マシェルが急ぐ――！！

今月はここまで。
わざわざ①とあるのですから、そう簡単には終わらない！？

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「悪魔が来たりて」　（マガジン３４号）

ようやく重要そうな新キャラが登場！
登場…したんですが！！
ひーちゃんとみーちゃんはすでに第１話からいましたね（苦笑）
って、えぇーーーーー！？　何ですかソレ！？
とても予想しなかった超強力なキャラですよ（爆笑）
その名付け親も超強烈なキャラですよ（笑）

また何事もなかったかのように桜を迎えに来た大神。
そしてそんな彼に、いきなり屋根の上から飛び降りて回転式踵落としをお見舞いしようとするヒロイン（笑）
しかし、大神が制服の下の包帯だらけの体を見せると、避けて代わりに道路に穴を開けましたよ。
って、穴！？∑（￣□￣；）　コンクリだろ！？
そんなん喰らったら普通の人間は死にます＾＾；
しかし、そんな武術の達人の桜の手に傷が。
犯人はどうやら『子犬』です（苦笑）　相変わらず桜には懐いていないようで、桜を蹴っ飛ばして大神に飛びついてきましたよ（苦笑）

学校に着き、『子犬』は桜の友達３人に構われていますが、ガタガタ震えてて全然懐きません。やっぱ大神じゃないとダメなんですね＾＾；
そして桜は色々な新聞を大神に見せます。どれにも昨夜のことは集団失踪とされているだけで、真実が書かれていない。
情報操作をしたのかと訊ねる桜に、大神は「その眼で見、その耳で聞いたものだけが真実ですよ」と。
そして『子犬』が神田先生に見つかりました（笑）

放課後、体育準備室に呼び出される桜と大神。
って、神田先生、体育の先生だったんですか＾＾；　いや、確かにジャージだけど…。
そして、都合の悪いことは言わずに『子犬』の生い立ちを語った大神に、神田先生は号泣。あっさり連れてくることを許します。って、それじゃダメだろ学校として！！
そして、神田先生の見た目を裏切らない天然っぷり（笑←失礼。
しかし…怪しいような、怪しくないような…神田先生はまだ微妙なラインですねぇ。
実はこの人が大神の電話の相手じゃないのかとちょっと思ってたりするんですが。

そして、話が終わり、体育準備室を出た桜。
そこをいきなりもにっと誰かに胸を揉まれる！？
痴漢は誰かと思ったら…痴女！？
「・・・・よかった、桜ちゃんのおっぱい達、今日も元気」と言ってるわりには無表情な藤原寧々音（ねねね）。
だいぶちびっこいですが、先輩のようです。しかもなぜか裸足。そして、普段は生徒会室に引き篭もっているらしい副会長さん。
しかし、寧々音ってすごい名前だな…＾＾；
で、その寧々音先輩がつけた、桜の右胸が「みーたん」、左胸が「ひーたん」だそうです（笑）
彼女は桜の胸が大好きだそうで、桜も嫌がるのですが悲しそうな顔をされて断りきれず、結局揉みしだかれてしかも胸を枕に寝られてしまいます（苦笑）
隣では神田先生が大神に寧々音のことを説明していますが、彼女はハーフで帰国子女だそうです。何だか怪しいですね…。
で、寧々音は大神に気づき、「みーたんもひーたんも大神君にはあーげーないー」と（笑）
大神も「残念ながら、僕はまだみーたんにもひーたんにもお目にかかったことがないので」と真面目に答えますよ（笑）
話しているうちに大神も気に入ったらしい寧々音。
すると彼女はしていた眼鏡を外し「じゃあ大神君はトクベツ。みーたんとひーたんのヒミツ、教えてあげよっかなー」と。
眼鏡をしていた時は分かりませんでしたが、寧々音はオッドアイ。
って、またオッドアイか！　これで何もないわけがないです（笑）
しかも桜の秘密というのですから、やはり何か知っているのかもしれません。
そして、左右で違う寧々音の瞳を見た大神は、彼女をある人物と被らせて、手袋を外して彼女の頭に手を載せ――桜のやめろという声で我に返ったのかどうかは分かりませんが、とりあえず燃やしはしませんでした。
帰る大神に桜はどういうつもりかと訊きますが、もちろん答えてくれません。
そして、大神の元に新たな依頼が――。

さらに、同じ依頼が別の所にも。
大神と組んで仕事をするらしいですが、彼は何だか大神をバカにしてるっぽい感じ？
そして、彼は寧々音と同じオッドアイ。大神が寧々音とダブらせたのはこの人のようですね。
ブレザー着てるから高校生でしょうが…タバコはやめれ。
彼の名は刻（トキ）。梟とほたるの中間くらいな感じ…。
カッコイイけど、性格は悪そうです。
果たして、寧々音と刻の関係は…！？

次回「『存在しない者（コード：ブレイカー）』の系譜！！」
零と刻、２人のコード：ブレイカーがぶつかる！？（←刻だけ名前って変なので零にしてみた。今後はこのまま零で通し…たい）

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