しろがねの鴉 第１１夜

「新たな目覚め」　（マガジン３６・３７合併号）

今回で、今後もついて行く人と、もう勘弁してな人に分かれそうな気が…。
無論、私はついて行きますよ！！

さっきまでのことはまったく覚えていないネズミ小僧。
名前はミカロフ・アルバトロス。愛称はミッキー。
…“ネズミ”か！！∑（￣□￣；
何か、しゃべり方がたどたどしいです。
外見の年齢と中身の年齢が違う？　まだほんの子供っぽい感じです。
やっぱり別人？　ルゥも「これが世に言う多重人格とかいうヤツなワケ！？　・・・・んなバカな・・・・！？」と思ってますが。
あ、今頃気づいたけど、“セントラル金貨”の中の文字が“中央”だ（笑）
そしてミッキーはサインペンを取り出して絵を描き始めます。ネズミ小僧の絵を。いや、これ、サインペンで描けるレベルじゃねぇよ；；　上手いです。
そして、ミッキーにとって、第２市民にとってネズミ小僧はヒーローらしいのです。やっぱり義賊なのか。でも、先週の様子を見る限りではただの殺人鬼だよねー…。
ミッキーは自分の描いた絵に手を伸ばし、
「ミッキー、ヒーローなれない・・・・頭も体もムリ、絵しかない・・・・でもいつか」「助けたい・・・・ボクの『願い』・・・・・・」と。
それを見て、ジャンは自分が右手を掲げる姿と重ね、「お前があきらめなきゃその『願い』は叶うってオレは思うぜ？」と言います。
ミッキーとジャン、すっかり意気投合モード。
で、ミッキーはジャンを魔王石のところへ連れて行こうとします。
ネズミ小僧のことは覚えてなくても、魔王石のことは知ってるのか。しかも魔王石がいっぱいとか言ってます。
早く行こうとジャンとルゥの背中を押すミッキー。

しかし！
いつの間にか周りを“鴉”に囲まれている――！？
ものすごい数がいる上、“鴉”がしゃべってます。姿も何だか今までよりも人の形に近づいている。
これは魔王石があるってことなんだろうけど…これまでと様子が違いますね。
さらに、ジャンの攻撃が通用しない！？　これは大ピンチだ！！
いったん逃げようと言うルゥに、この数じゃ逃がしてくれないとジャン。自分が何とかするから、ルゥとミッキーに先に逃げろと言います。このままじゃ、手加減できなそうだからまた暴走してしまうかもしれないから、と。
カザミがいない今、ジャンが暴走したら魔王の魂に喰われてしまうかもしれない――
心配するルゥの胸からアガペが（苦笑）　っていうかいたんですね；
「ルゥ！！　ジャンの腕に願いなさい！！」「腕に願いながら呪われた血を持つあなたにしかできないあの儀式をするんですの！！」
え、いきなりルゥにものすごい能力が隠されていたことが判明！？
ルゥは嫌だと言いますが、このままではジャンを見殺しにすることになるとアガペに言われ、実行。
って、ちゅーかよ！！///ﾟ◇ﾟ///
ジャンの右手を握り、「お願い・・・・！！　“鴉”に打ち勝つ力を・・・・力を・・・・この人に貸して――！！」と願うと、ジャンの右腕に巨大な刃が現れた――！？
「姫のキスで王子覚醒！？」っていうあおり文がいいね（笑）
あまりにも王道なパターンでむしろ最近無かったから一回りして新鮮かも？？
ジャンルゥ好きには大いに結構な話ですが、そうじゃない方は今回で引いたかもね。
サブタイはネズミ小僧ではなく、こっちに掛かっているんだ？
つーかジャンとルゥ……ディープキスしてねぇですか？　初チューでいきなりかよっ！
ムハー＝３　テンション上がるぜ！！

次号は“逃れえぬ運命！！”　
誰のことー？