イフリート 第３４話

「二つの炎―②」　（サンデー３９号）

↓反転
現場に着くと、さっそく銃撃を受け、おっちゃんが右肩（腕？）にケガを。
でも大丈夫だからと言って、おっちゃんはオトリになると言います。その隙に、ユウくんとニナミちゃんに回り込んで犯人を捕まえろ、と。
おっちゃんは昔は凄腕の銃の使い手だったらしいですが、今は拳銃を持つ手すら震えてしまう。それでもある人物を探さなくてはならないから、咎人会にいる。だから、見つかるまでは死なない。
心配するニナミにそう言い、おっちゃんは２人を行かせます。
けれど吹雪の中、犯人は正確に狙撃してきます。よほど腕の立つ人物の模様。

ユウくんとニナミちゃんは洞窟を見つけます。するとそこには明らかに人の手が加えられている扉が。どうやら、洞窟はカモフラージュらしい。
そして中へ入ると、２人がいた施設と似たような部屋が。ここでも実験が行われていたのか…？
と、床が抜けてニナミちゃんだけ下へ落ちました。
ユウくんがそこにいろと言って下へ降りる場所を探しに行き、１人になったニナミちゃんはユウくんと出会った時のことを思い出します。
恐くて震えていた彼女にユウくんは、オレは君の味方だ、君はオレが守ってみせる、とか言ってくれちゃったらしいのです。ユ、ユウくん…そんな台詞を吐いたのか…。そりゃ、ニナミちゃんじゃなくても惚れちゃうっつーの！
そして物音がして、ユウくんが迎えに来てくれたと思ったニナミちゃんはいつも通りに飛びつきますが、いきなり首を絞められます。
ユウくんだと思った人物は、ユウくんと同じ服を着て、ユウくんと同じように顔に傷のたくさんある、けれど全然違う人物――！！　まさに“獣”と言うべきかその人相は。
彼は一体何者！？　この施設で体を改造された人なのか！？
そして、ニナミちゃんはどうなる！？　ユウくん、早く来ーい！！
…そうすると、おっちゃんを狙撃してるのは別にいるってことになるよね？