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「本当に欲しいもの」　（マガジン３３号）

今週は前から６番目。前の方ですよ。
他の作品もそうですが、やはり一週交代で前か後ろかになってるみたいです。

街中で堂々と人を殺した雪比奈、時雨、日和は警察官に囲まれます。
しかしジャンケンで誰が彼らを殺すかを決めるという超余裕っぷり。
勝ったのは日和。
「大丈夫！！　心配いらないYO。ちゃーんとイタイ思いするように殺してあげるかRA」
えー。そういうのは普通痛くないように、だろうに…虫も殺さないような顔してどこまで残虐なんだ…。
日和、このままだとかなりウザイ子に。私はツインテには萌えない。

一方、遊騎の家。
天宝院グループはオモチャからIT関連、株などの投資事業までこなすかなり大きな企業だそうです。
いや、遊騎の苗字ってすごいとは思ってたけど…だって遊騎ってC:Bでしょ？　C:Bって社会から存在を抹消されてんでしょ？
けれど零によれば、バレなければ何をしていようと構わないって…戸籍のない奴が社長なんて無理ですけど。遊騎の場合は特例ってこと…？
遊騎の突飛な発想はオモチャやキャラクター関連にはかなり生かされてる様子。まぁ、それをうまく商法に転換させる社員の手腕がすごいってことにも見えますが。
でも株取引は遊騎自らやってるようで、しかもすごい量をかなりの速さでこなしています。座り方がデスノのLだけど（苦笑）
そして遊騎はイギリスの名門・ケンブリッジ大学を１２歳で飛び級で卒業しているそうです。しかもその理由が「だって・・・・勉強キライやし」
ことごとくプライドを打ち崩された刻は真っ白になってます（苦笑）
「金・地位・才能・運・学歴・・・・何の苦労もなしに何でも手に入っちゃうのってナンカ遊騎らしいよナ。ただのワガママ大王のくせしてヨ・・・・」
そう言う刻の目からは大量の汗が出て止まりません（苦笑）
しかし遊騎は「何ももっとらん」と。
「・・・・本当に欲しいものは何ももっとらん。友達もおらんし」
寂しそうに語る遊騎に、桜はもう友達だと言いますが、「・・・・友達やない・・・・「にゃんまる」は「にゃんまる」や。もう友達なんていらんし」と遊騎は転がって行ってしまいました。
遊騎が“エデン”を嫌っていることと何か関係がありそうな…。

そして、零の携帯に平家先輩から連絡が。
『Re-CODE』が暴れたという報告ですが、状況がよく分からない、と。
場所は新宿の繁華街で人はかなりいたはずなのに、現場には人っ子一人いない。しかもその付近の地面や建物に奇妙な穴があいている。平家先輩の知らない異能者が加わったらしい、と。
まさか四次元空間にはいさよなら～みたいな能力じゃないですよね…＾＾；　それかブラックホールを発生させられる、とか。
いずれにしろ、R-Cたちの狙いはおそらく桜だから、桜を護るよう零と刻に言います。平家先輩もすぐに向かう、と。

その頃桜は、転がって行った遊騎を探して家の中をうろうろ。
家は立派なのに、遊騎の匂いのする部屋や私物が見つからない。これでは零の家と変わらない、人の住む匂いのしない寂しい場所だと感じています。
と、そこへ平家先輩。
すぐに来ると言っていたからって、いくら何でもこれは早すぎる。
あからさまに怪しすぎる平家先輩が桜へと伸ばした手を止めたのは遊騎。
「お前・・・・誰や？」
あっさり見破られてますが変装が得意なR-Cなんでしょうか？

次回「木の葉を隠すなら森の中」
…何か、出てくるたびに平家先輩の髪の線が減っている気がするYO！