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「イチゴ味レモン味」　（マガジン２８号）

また今週もサブタイトルで内容に予想がついてドキドキですよ！！　マジで！？
そしてもちろん零桜のターン！！

今週も感想が気持ち悪い…っていうかうざいです。
自分でうざいって突っ込んじゃうくらいうざいです。それがうざいんだねHAHAHAHAHA

同衾から一夜明け、ぐっすり快眠の桜に対して、一睡もできず目の下にすごいクマのできてる零（苦笑）
桜はしっかりと零の体に抱きついたままだし、零の左腕を枕にしてるので零は腕をしびれさせてます（笑）　でもどかさなかったんだね～。寝てる桜なら簡単に引き剥がせただろうにね～（ﾆﾔﾆﾔ
起きて朝食に向かうと、泪はすっかり復活して朝ごはんを用意してくれていました。零には桜を泣かせたらタダじゃすまねえと包丁向けてますが（笑）
平家先輩や刻はノリノリで零をからかってます。もっと言ってやってー！（笑）
やましいことなどしていない、人がいると眠れないだけだと言う零。確かに１人で暮らしていた時は身代わりを置いてベッドですら寝ていなかったわけですが……「そーんな大神クンが一晩同衾許しちゃうなんテ、逆に相当なコトだよね～。となると、いよいよクールな大神クンも桜チャン色に染まったワケだ」と刻。君、楽しそうだね。私も楽しいぜｗｗｗ
キスの一つくらいしてくれるかもと期待してんじゃないかと更に刻にからかわれ、零が怒ろうとすると桜が遊園地へ行こうと誘います。みんな桜の味方だから強制連行ですね（苦笑）
っていうかにゃんまるランドってｗ　にゃんまるってテーマパークができちゃうほどのキャラだったんだｗ

桜と零が出かけた後、冴親にコード：エンドが訪れていることを知る一同。
異能の源は生命力。コード：エンドはすなわち命の終わり――。
「・・・・心配いらねえ。別れはもう済んでいる」
こうなるとすでに分かっていたのか、泪はそう言います。それでも目の当たりにして辛くないはずがないのに。
そして時雨と日和も２４時間以上経っているのにロストしたまま元に戻りません。異能を吸われた量が多すぎたようです。もしかしたら、一生このままかもしれない――。
冴親は死ぬ前に刻に伝えなければならないことがあると、寧々音を殺した理由を話します。
当時『コード：ブレイカー』だった寧々音は何者かの指示で、“エデン”にさえ秘密裏に「パンドラの箱」を完全に開けようと探っていた。それは異能者全員を危険に曝す見逃せない行動だったから殺した。
さらに冴親は、刻に総理に気をつけろと告げます。彼は「パンドラの箱」を使って何かとんでもないことをしでかそうとしている――。
他にも内通者がいるはずだが尻尾が掴めない、そして１２月３２日と今回の珍種の件も無関係ではないはず。
「あの人は人の皮を被った魔王・・・・迂闊には手を出すな・・・・」
総理って中ボスくらいの存在かと思ってたんですけど、ラスボス的存在なんでしょうかね…？
そもそも総理は異能者じゃないのかとずっと気になってたんですけど…。だって寧々音も刻も異能者なわけだし。それとも母親の方が――って、２人の母親は謎に包まれたままですが。刻も話題にしないしね。

一方、遊園地を存分に満喫している桜と、連れ回されている零。逃げようと思えば逃げられるのに、それはしないんだね零クン？（笑）
一通り遊び回ってベンチに腰掛け、零の左手を握る桜。
今は手袋ごしだけど、いつか零が人殺しをやめて手袋をずっと外す日が来たらまた一緒に遊びに来ると言う桜。
多分、一瞬それもいいかなと零は思ったっぽいのですが、刻の桜チャン色に染まって…という言葉を思い出し、唐突にイラッとします。そして桜の手を振り解き、「そんな日、来るワケがないだろ」と突き放す言葉。
そしてこれ以上オレの中に踏み込むなと言い、立ち去ろうとする零。あ、踏み込まれている自覚はあるんですねｗｗｗ
なぜ拒絶するのかと零に抱きついて引き止めようとする桜。
零に心の壁だの、自分を愛せば人を愛せるだの、必死に説得しようとする桜に、零は彼女の手を掴んでそばの柱に押し付け――「だったらキスの一つでもしてみろよ。そうしたら変わってやる」　まぁ零クンったら恐い顔！　そんなにキスの一つもしてもらえなかったことが悔しかったんですかｗｗｗ（うぜぇよ自分ｗｗｗ
赤くなる桜にできないだろと断言する零。桜のやっていることは中途半端で薄っぺらい、と。
「自分は傷つきもせずに人を変えようだなんてあんたは傲慢なんだよ。……本気で人を憎んだこともないくせに、人の領域に土足で踏み込んでくるんじゃ……」
零がそこまで言ったところで言葉は遮られます。なぜって桜が零にキスしたからです！！
真っ赤になって呂律の回らない桜。それでも零が好きだとかいう認識はしないで、卑劣なムチャぶりになど負けない、闘いだと言う桜は鈍感とかそういうレベルじゃないですね。。。　でもキスのことは接吻と言うのに、ムチャぶりは使うんだ？（苦笑）
「お前の心の傷（トラウマ）がたやすく消え去るなどとは思ってはいない。お前のキズが癒せるのなら・・・・お前が変われるのなら私はなんだってする・・・・！！」
え、なんだってするの？　そんなこと言われたら平家先輩平家先輩平家先輩平家先輩平家先輩平家先輩しちゃいますよー（笑）
零がどうしてそこまでするのかと桜に訊ねると、桜は知らんと一言。そりゃあ零も反論する気が失せるってもんですよ。言い過ぎたと桜に謝りますが――「オレは変わりませんよ。いや・・・・もう変われないんです。・・・・絶対に」
そこまで零が言い切るには、まだ知らないもっと深いトラウマがあるんでしょうかね…？
でも桜は初めて本音でケンカができたと嬉しそうです。人生初の接吻の価値はあるぞという桜の言葉に、途端に動揺しまくる零（苦笑）　もちろんポーカーフェイスは崩しませんが、桜と子犬を間違えたり、柱にぶつかったり、道ではない所を通ったり…分っかりやすいですね！！　しかし鈍感な桜には分かりませんｗｗｗ

そして「渋谷荘」では、瀕死の冴親が死ぬ前にやらなくてはならないことがあると１人で部屋を抜け出します。
そんな彼の胸を貫く黒い影。
内通者は――影炎！！
じゃあみしるを操っているのは総理ってこと？？

次号は予想通り巻頭カラー！！　一挙２話はAKBに持っていかれたか…（そしてさすがに表紙はまだか…）
いよいよアニメ放送時期・追加キャスト発表！！
アニメがどの辺りまでやるのか分からないですが、とりあえず「捜シ者」編くらいまではやるよね？

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「ドキドキ☆ドーキン」　（マガジン２７号）

先週、シリアスな終わり方をしたのにこのサブタイトル。
同衾。
どんなことが起きるのかこれで大方の予想がついてｗｋｔｋ

そして……

ほぅあっぎゃぉうぉうぉーーーーー※〒◆□◎＃＊△＠×！？

いやもう死ぬね。
（;´Д`）ﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧ……零桜ぅうーーーーー！！！！！ｖｖｖｖｖ
真の悪魔とは桜のことだったのか……！！（笑）

あ、多分今回の感想、気持ち悪いですよ。私の文章が！！（笑）

平家先輩の口から語られた１２月３２日の出来事と、零の背負ったどこまでも深い心の闇に、いつもは天真爛漫な桜も言葉がありません。重い雰囲気から逃げるように、着替えて来ると言って飛び出します。まぁいつまでも裸じゃいられないですしね。
桜が去った後、平家先輩はさらに続けます。
桜子さんと会長は重い責任を感じて世を捨て絶対中立の立場を誓い、お互いはもちろん子供にも二度と会わないと心に決め、桜子さんの遠縁の剛徳・ゆき夫妻に桜は引き取られた。４傑は巻き込まれて命を落としたチビ神のためにできることをすべて行い、“理想郷（エデン）”を解散し、二度と珍種に手出しはしないと誓いを立てた。これが１２月３２日のあらまし。
けれどすぐに遊騎がホラふきと平家先輩の言葉を否定。
「桜小路と大神が虚無化おこしたいうたやんこのホラふきが！！」
ああ、確かにそういえばそんなこと……え、忘れてたのは私じゃないよ、刻だよ！！（ぇ
さらに平家先輩の解説。
正確に言うと虚無化は起こった。血一滴でもかなりの破壊力なのに、異能者と珍種が大勢死んで無事なわけがない。
１２月３２日に起きた虚無化は地球規模で生物・物質を消滅させてしまうほどの破壊力だったと推測される。
なぜ推測なのか。なぜ生き残った者がいるのか。それは――
「桜小路さんがそれを止めたからです。たった一人で」
虚無化が起ころうとしたその瞬間、桜はそのエネルギーを小さな箱の中に閉じ込めた。それが「パンドラの箱（ボックス）」の正体。
アレが何なのか、桜がどうやって生み出したのか、誰にも分からない。そしてその時、時間や次元、人々の記憶も随分吹き飛び、桜と零が記憶を失っていたのもそのせい。
「あの「パンドラの箱」の中には今もまだ眠ったままなのです。手にしたら世界を意のままに操れるほどのエネルギーが」
平家先輩はソレを刻に開けさせましたが、「最後の鍵」がなければ完全には開かない。けれどその鍵が何かは誰にも分かってはいない――。

場所は変わって総理の自宅？
「パンドラの箱」を掲げて「次の一手にいってみようか」と親父ギャグ交じりに不吉なこと言ってますが…。一体何を企んでいるのやら。

渋谷荘に戻って。
雨降る窓の外を見つめ、何かを決意する桜。
そして零の元へ行き、ちょっとつき合ってほしいと満面の笑顔。
てっきり落ち込んでるかと思ったのですが…けれど無理して笑っているようには見えない。
で、ここから零桜のターン！！
なぜか零に相合傘を強要し、少し傘が小さいので濡れてないかと心配されればぴったりとくっつき……ファミレスで１個のケーキを半分こし、おそろいのキーホルダーを購入。
もう完全にデートにしか見えないんですけどｗｗｗ
そして夜、１日桜につき合わされて疲れ切った様子の零が部屋で着替え始めると後ろに気配が。
パジャマ姿の桜が枕を抱き締めて布団の上にちょこんと座ってますよ奥さん！！　何この可愛いお嬢さん！！
ヘイ、そこの青年！　据え膳食わぬは男の恥だぜｗｗｗ
何しているのかと慌てふためく零に、「決まっているだろ？　一緒に寝るのだ」とまったく冷静な桜（笑）
遠慮するなと遠慮なく（笑）言う桜に、声が大きいと口を塞ごうとした零は桜の足に引っかかって、押し倒す形でベッドイーーーーーン！！（笑）　ベッドじゃなくて布団ですけど（分かってる
慌てて体を起こす零を、桜の腕が抱き締めます。
「大好きだぞ。いっぱいいっぱい大好きだぞ。だから大神と寝たいのだ」
何言っちゃってんの桜さーーーーーん！！ﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧ（鼻息
見開きの超大ゴマですよ！！　明らかに当ててんのよな構図なのに桜無意識とか天然にもほどがあるｗｗｗ
零のトラウマがどれほどのものか、桜には分からない。でも――
「お前が人を・・・・自分を憎んでいるというのなら、私はその１００倍、お前を愛そう。そう決めたのだ」
相合傘も半分こもおそろいも、そして川の字になって寝るのも（桜、川の字のつもりだったんだ…笑）、全部剛徳さんとゆきさんが一人になってしまった桜にしてくれたこと。桜が愛されていると実感できるまで毎日毎日してくれた。だから桜は孤独を感じず、誰を憎むことなく生きてこられた。
「だからお前も愛されていると実感できれば、自分や人を憎むことも悪を殺すことも止められると思うのだ。愛しているぞ大神！！　・・・・どうだ？　ちゃんと伝わってるか？」
真剣すぎてちょっと怒ったような顔の桜、呆気に取られている零。
零は起き上がり、桜の体を引き剥がします。
「ムダなことを。こんなことで悪のオレが人の心を取り戻すとでも？　どこまでもおめでたい人ですね」
この台詞の零の悪人面が素敵！（笑）　期待したのにそうじゃなくて実はちょっと怒ってんだろー？（笑）　ウヒィィィィィｖｖｖｖｖ
しかし桜も引き下がらず、再び零を捕まえて布団に押し倒します（笑）
しっかりと抱きつく桜に、零も溜息。こんなことしてたら勘違いされますよって忠告してるけど、勘違いしちゃったのは君だよね！？　紳士気取ってんじゃねぇぞこのムッツリヤローｗｗｗ
わからぬのだ、と桜。
「剛徳（父上）の時にはならなかったのに……今はなんだか体が熱くて動悸が止まらぬのだ。私・・・・どうしてしまったのだろう？」
頬を上気させ、どこか熱を帯びた眼差しで、濡れた吐息を漏らす桜。
ちなみに零の左腕は、桜の胸の谷間に挟まれています（笑）　っていうか桜、ブラ着けてないからダイレクトですよ！！
いやもう零さん、その気になってるでしょ！　これは行っていいんだよなと思ってるでしょ！！（笑）
しかし桜、そうかと勝手に納得します。
「表情はいつも通り能面のように変わらぬが、体はお前の方がずっと熱くてドキドキしているぞ。それが私に移っただけのようだ」
何て的確な指摘（苦笑）　これで平常心を保てる男は男じゃないでしょうけど（笑）
なのにどうしてドキドキしているのかと訊ねる桜はまさに悪魔ｗｗｗ
してません、と叫ぶ零の声の震えっぷりが不憫でならない（苦笑）
ちなみにドアの向こう側では、刻と遊騎と平家先輩がしっかり聞いてます（笑）　泪も不純なニオイを嗅ぎ付けて帰ってきました（笑）　ユーレイみたいな雰囲気ですけど（苦笑）
そういえば会長はいませんね。先週の途中から消えてましたけど。いたらすぐに部屋に飛び込んでたでしょうけど（苦笑）

次回「驚愕は鉄仮面と共に・・！！」
次号で連載４周年のはずなのにそこにはまったく触れてません。
多分、次々号で巻頭カラーと、もしかしたら一挙２話掲載かも…？　むしろ表紙かもしれないし。
アニメ情報もきっとあるよね！？

それにしても本当に今週の自分キメェｗｗｗ

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「癒えぬ心の傷（トラウマ）」　（マガジン２６号）

悲恋なのは会長と桜子さんじゃなくて、零と桜だよなぁ…という今回。
零桜が素敵すぎると同時に悲しすぎて……萌える！（←

桜子さんと会長の悲恋に１話くらいかけるのかと思ったら、２ページと１コマで片付けられた（笑）　正確には出会いから結婚までですが。桜子さんの一目惚れとは意外です（苦笑）
桜子さんと会長が出会うまでは珍種は山奥に篭っていて、平家先輩も珍種を見たのは会長が初めてだったそうです。けれど２人をきっかけに珍種と異能者の交流が始まった。
父親については触れていませんが、桜子さんが桜の母親であると平家先輩はあっさりバラしてくれました。
しかし桜子さんに母親ではないかと訊ねた際に否定されたことを思い出した桜は、自分は生まれてきてはいけない子供だったのかと不安そうにし――「ちがうよ！！」と思わず会長が叫びました。桜子さんもお父さんも、桜のことが本当に大好きだと。
けれど倖せは長く続かなかったと平家先輩。
それまで珍種と異能者に交流がなかったのだから知らなくて当然だったわけなんですけど、虚無化のことを知らなかった。珍種と異能者の血が交わることで起こるすべてを消し去る力。
だから『エンペラー』はすべての生物を虚無化から護るために珍種と異能者を引き離した。
けれど会長と一部の珍種はそれを拒否し、家族といることを選んだ。
だが『エンペラー』には自分の大切な人のために大勢の命を危険に曝すその行為が許せなかった。再三の説得でも事態は動かず、業を煮やした『エンペラー』は多くの命を護る為、反抗する珍種を燃え散らすことを決断した――。
それが１２月３２日と呼ばれる日。そしてそこにたまたま居合わせたのが桜、零、そして「弁当」。
「弁当」は自分と仲間を護るために異能者を殺し、零はそれを止めようとして殺された。
「弁当」は、被害者だった。
家族を選んだ珍種。
大勢の命を護った『エンペラー』。
それを止めようとした「弁当」。
誰が悪いというわけではなく、みんなそれぞれの正義のために動いただけだった――。

「だめだ！！」
突然響き渡る桜の悲鳴。
殺してはダメなのだと声を震わす桜たちの体が光っています。

多くの死体に囲まれた中、動かなくなった零に必死に呼びかける桜。
けれど体は冷たくなっていき、眼は動かず、声は答えず、心臓の音が止まり――
いない、と思った。

もう　いない

死んだんだと思った瞬間、やめろと叫んだ幼かった桜の記憶が今の桜に蘇り、２人に別れていた桜は元の桜に戻りました。
「……いないのだ。触れても冷たい・・・・話しかけても答えない・・・・。私の手の中にいるのに・・・・いないのだ。一緒に遊びたい、今日がどんな日だったか聞きたい、ケンカだっていい・・・・なのにいないのだ。死んだら何も出来なくなってしまう。だから人を殺してはだめなのだ・・・・だめなのだよ・・・・！！」
涙を浮かべ、震える桜。
本来なら２人に分けた桜子さんがいなければ元には戻れないはずだが、激しい想いに体が反応して戻ったのだろうと平家先輩の解説です。
桜が人殺しを阻止してきたのは、このトラウマのせいなんですね。つまりは零のせい。
この理由なら私はすっきりと納得できます。元々人殺しを止めたがる桜に理由なんて求めていませんでしたけど。人殺しを止めるのに理由なんていらない。
元に戻った桜は人形サイズの服は当然入らないから素っ裸なんですけど、零が自分の着ていたシャツを脱いで桜にかけてくれました！　思わぬ所で彼シャツで、感動のシーンにしんみりしている心と、零桜フィーバーしてる心が同時に存在して忙しいです（笑）
桜を突き動かす心の傷の深さを理解したと言う零。けれど――
「でもオレは・・・・あなたほど人という生き物を愛することができません。そこまで生きていることに意味が見出せない。・・・・憎いんですよ、人が。信じたくても、愛したくても、心のどこかで憎んでる。自分も、他人も。なぜなら人は悪に堕ちる・・・・どんな聖人君子であっても必ず」
「だからオレは人殺し（悪）をすべて燃え散らす。たとえそれが人殺し（悪）と同じ人を殺すという忌むべき行為であっても。悪を憎み、自分を憎み、死と永遠に向き合い続けることでしかオレは生きられない。・・・・生きられないんです」
そう言って左腕を掴む零。無理矢理繋げた腕の下は今でも傷が残り、決して癒えることはない。
それは、かつて誰よりも生き物を愛していた零の、友達だった「弁当」を止めることも、みんなを護ることもできずに敗れ、彼を悪へと変えてしまった耐え難い心の傷が癒えることも決してないように。

これまでに零の能面ではない笑顔を見てきた桜は、零がこのまま普通の青年になってくれるのではないかと心のどこかで信じ込もうとしていた。
けれど今の零の言葉と腕の傷で、彼の心の傷の深さを知ってしまった。
その癒えることのない傷はどうしたら埋めることができるのだろう――・・。

次回「心の対価と真の悪魔・・！！」
めちゃくちゃシリアスなシーンに水を差して申し訳ないんですが、ラストページだけ見たら完全に事後の朝ですよｗｗｗ
だって零が上半身裸で桜が全裸の彼シャツで、桜の乗っているテーブルがベッドに見えるんだよｗｗｗ

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コーセルテル 子竜物語 ３３話

「万年雪の事情（中編）」　（ゼロサム７月号）

今月はセンターカラー！
ポストカードの付録と、石動先生のインタビュー記事もありです。

空の上でアクタエオンとケンカ中のカシ。今は夏なんだから冬の精霊がウロウロしているなとアクタエオンに言われ、お前には関係ないと返すカシ。
そこへマシェルの子竜たちがカシを呼ぶ声が。竜術で声を空の上まで飛ばしているのです。
そしてカシが降りてみると、空がカシだったと言う子竜たち。空と谷に同じ気配を感じて、空の方がカシだったわけですが、同じ気配を見つけたことにカシが反応します。
カシには分裂型の兄弟がいる。精霊には一人が半分にわかれて兄弟になる者がいて、カシにはそんな兄弟が４人いる。元が一人の精霊だから気配や姿がよく似ている。だから空と谷、どちらかがカシで、どちらかはカシの兄弟かもしれないと、子竜たちはフルーおばあさんに教えてもらったのです。
そして話を聞いたマシェルは、コーセルテルの中は夏の精霊が気遣ってくれてるから暑くはないけれど、それでも冬の精霊にとっては大変なはず、と。カシは例外ですからね；
だから谷にいるのがカシにしてもカシの兄弟にしても、外の暑さにやられてバテているのなら大変だから保冷石を持って行ってあげようとマシェルは谷へ。ナータはついて行きますが、他のみんなはお留守番。
だけどそれじゃつまらないとサータが言い出し、マータがカシなら呼べば降りて来てくれるんじゃないかと、みんなで空にいる方がカシかどうか確かめるために呼んだのでした。

子竜たちに事情を聞いたカシは、そんなことはどうでもいい、シイはどこの谷にいると訊いてきました。
やっぱり兄弟が来てるんですね。っていうかアクタエオンがシイちゃんって呼んでるんですが、面識あるの？　カシみたくフラフラしてるわけじゃないだろーに（苦笑）
北の谷にいると聞いてカシはすっ飛んで行ってしまいましたが、ついて行きたいと思っていたアータ以外の子竜たちはアクタエオンを見つめます（笑）　アクタエオン、すっかりこんな役回りになってますね。え？　最初からこうだった？（笑）

そして北の谷に着いたマシェルとナータ。術道具ではあまり遠くまで飛べないのでサータも連れて来たら良かったんじゃないかと言ったナータに、マシェルは今回はだめだよと言います。
ここで弱ってるのがカシだったらそんな姿を見られたくないだろうし、カシは簡単には助けてなんて言わないから協力するならそっと少しだけの方がいい、と。マシェルはすっかりカシのこともよく分かっていますね（笑）
そしてしばらく歩いて、ナータが岩の裂け目の置くに気配を見つけます。マシェルが呼びかけると、カシちゃんを知っているのと小さな女の子の姿の精霊が出てきました。
彼女がシイですね。見た目は小さいけどカシのお姉ちゃんなんだそうです。
カシが探していたから一緒に行こうとマシェルが言うとシイは出て来ようとし――けれどナータの姿を見て、マシェルが竜術士だと知ると奥へ走って逃げてしまいました。
精霊にとって精霊術士は恐るべき存在ですが、竜術士は大丈夫なはずなのに…？　それに竜――というより暗竜を怖がっていたように見えますが…？
シイを追いかけるマシェル。ナータは岩の裂け目が崩れそうなことに気づき、けれどマシェルを追って奥へ――。

谷の上でシイを探すカシ。そこへアクタエオンと連れて来てもらった子竜たちも到着。６人もの子を背負ってきたアクタエオン、ダウン（苦笑）
カシにシイもマシェルもいないと言われ、確かにこの辺だったとナータと一緒に暗竜術で探したタータとアータは言います。と、その時。
アータが足元の下の方、土の中で何かが崩れる気配を感じました。空洞とか洞窟があってそれが崩れたのだろう、と。
そしてカシがマシェルがまた閉じ込められたんじゃないかと呟き――まさかと青くなる一同。
困ったことに、どうやらそのまさかのようです――。

シイが子供の姿だったということは、力が失われて弱っているということですよね。小冊子に出た時はカシと同じくらいの大きさ（？）でしたもんね。
一体何があったのか。そしてマシェルたちは無事なのか――！？

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「大きな　その手で」　（マガジン２５号）

この記事とは関係ないんですけど、変なコメントが入ってたので削除しましたよ…？
英文で、翻訳サイトで大体の内容は分かったけど…宣伝っぽかったので。
違うのでしたらすみません。
そして今更ながら、コメントにはレスで返せばいいことに気づいた（←阿呆）
今まで普通にコメント入力してましたが、今後はレスで！
まったく使いこなせてなくてどうしようもないですね＾＾；

そういえばもうすぐＣ：Ｂは連載５年目になりますね。
次号予告の君町で気づいた（←連載開始が２号違い）
１８０話超えるし、アニメ開始直前（だよね？　７月からなんだよね？？）だしで、色々盛り上がってくれるといいな…！

珍種たちとの戦いから一夜明け、「渋谷荘」。
泪は意識不明、遊騎はひたすら絵ばかり描いていて、おしゃれなはずの刻は着替えもせずにぼーっと外を眺めたまま動かず、平家先輩はいつも通りに見えて本を逆さまに持っていることに気づいていない。
みんな肉体的にも精神的にも大ダメージです。
ちなみに、平家先輩の左腕は雪比奈が平家先輩を逃がす前に氷でくっつけてくれたそうです。それは冴親がやった傷で、雪比奈がやったものではないから。平家先輩は自分の力で殺す、と。雪比奈の独占欲ハンパないｗｗｗ
平家先輩を逃がした後ににやりと笑ってる雪比奈が何ともいえない…カッコイイー！！

桜はいまだに小さく２人に分かれたままです。いつ元に戻るんでしょうか…？
ともかく、零の部屋の前で互いに零の様子を見てきてくれと言い合っている桜。さすがの桜も声を掛けにくいようで……と思ったら、何やってるのかと後ろから零が！！
びっくりした桜がそっちこそと訊き返せば、零は掃除だと答えます。
特に落ち込んだ様子もなく、普段通りに見えますが…？

桜も掃除を手伝うと言いますが、零にくっついてるだけで役に立ってはいないようです（苦笑）
それでも気にせず零は「渋谷荘」中から色々なものを外へ運び出して行きます。
泪の酒、遊騎のにゃんまるグッズ、刻の服、平家先輩の官能小説……色々なものというか、明らかにそれぞれの私物を勝手に出してますけど？（笑）
しかも、中の物を外へ出して家中を掃除するのではなく、外へ出した物をまとめて燃やそうとする零。
火をつけた瞬間、やめろと塞ぎ込んでいたみんなが自分の私物を救いに来ました。どうやら零はこれが目的だったようです。意識不明の泪も酒に危険を感じで目覚めたようです（苦笑）
「生気のない眼でゴロゴロしやがって、目障りなんだよ」
冷たい言葉だけど、みんなを奮い立たせるため、つまりはみんなのことを思って、ということですね。
しかし、「自分を勇気づけるには他人を励まし、勇気を与えることが一番なんていうでしょう？　もしかして今一番勇気が欲しいのは大神君かもしれません」と平家先輩。
その言葉を聞いた桜は、腰を下ろした零の元へ駆け寄り――えいっと彼の背中を押しました。
桜がちっちゃくなってるせいもあって、超可愛いんですけど！！
「今、立ち止まれるのは今までちゃんと走ってきたからなのだ。勇気がお休み中なら背中を押してやればいい。でも背中は自分一人じゃ決して押せぬから、私がこうして押してやるぞ！！　だからもう、なんの心配もいらぬよ」
相変わらず零の表情は読めませんが…桜の手のぬくもりに何か感じてるに違いないよね！！

そしていよいよ平家先輩がすべてのことを話してくれる――！？
けれどその前に――「１２月３２日の全貌を知るにはまず、４傑の桜子さんとある珍種の悲恋を語らねばなりません」
つまり桜子さんと会長の昔話！？　ついに桜の出生の秘密が明かされる――！？

次回「小さな悲恋の物語・・・・！！」
ついに桜に会長が父親だとバレるのか！？

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