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「大事よりも大切」　（マジガン１７号）

とりあえずここ最近の予告になってない次号予告をどうにかして。

３６０度銃で囲まれてしまった零。
どうするのかと思えば、ドカッと席に座り直してコーヒーを追加注文。こうなったらゆっくりリリィに「捜シ者」の居場所を訊くそうです。
そんな、怯えた様子など微塵も見せない零に、リリィは面白いと笑いますが、銃で狙っている連中には面白くない。零たちに店内の奥の様子を見せます。そこには、殺された店員や客たち。店内にいた全員を殺してなりすましていたようです。
しかし、まだ生きている人が。先週、客に子連れの妊婦がいたので何かありそうだとは思っていましたが…スパイの１人が彼女の腹にナイフを突き立てようとします。桜が止めようとしますが、その前にスプリンクラーが反応し、スパイたちが気を取られた一瞬に零が「全員燃え散りな」とスパイたちを一掃。
「悪（ゴミ）が・・・・コーヒー一つまともに運べねえなら店員も失格だな」
あっという間に残り１人になったリリィですが、まったく動じてません。予想の範疇っていうか、最初から部下をあてにしてないというか…。
零を強いと賞賛するリリィ。けれど「「捜シ者」には敵わない」
「捜シ者」の下にはたくさんの異能者が集まってきている。「捜シ者」がこの国を戦場に変える。
桜が何のために、と訊ねますが、リリィはそんなことどうだっていい、と。
「楽しきゃいいの、私はね」
そしてリリィは零に一緒にやらないかと誘いますが、零は即刻「断る」と拒絶。
リリィが零に胸を触らせて色仕掛けしていることには突っ込まない（←突っ込んでるやんけ。
零はリリィを燃え散ら――したかと思いましたが、服だけ。
リリィは零に踵落としをし、零は防御。このまま肉弾戦になるかと思いきや、リリィはガラスを破って外へ。バイバイと言って彼女が爆弾のスイッチを押すと、ファミレスは木っ端微塵に吹き飛びます。
桜、刻、妊婦さんと子供は遊騎が全員担いでギリギリ外へ脱出しました。
桜が異能を使ったのかと訊ねると、遊騎は答える代わりに笑いました。
そんな彼が１番に心配したのは妊婦さんと子供と、お腹の子供。遊騎は普通に良い子ですねぇ。
しかし、そこに零の姿はありません。
彼はリリィの後を追い――「さてリリィさん。「捜シ者」の居場所を教えてもらいましょうか」
リリィを追いつめた…？

次号「得られしモノ失いしモノ」
なーんか…あまりパッとしない回でした。。。

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「新たな始まり」　（マガジン１６号）

先週よりは前だけど、また掲載が後ろの方です…。
そして、またしても１ページ目から新キャラ。
先週の予告が「アクシデントは突然に！！」でしたが、アクシデントどころじゃありませんよ；；

個人的に今週の１番の見所は３５７ページの最後のコマです（笑）　零桜ｖｖ

１ページ目で登場したサングラスのいかにも怪しい３人組。
最初違う漫画かと思ってそのままページパラパラとし出して慌てて戻ったんだぜ…。
チャイナドレス大好きな私ですが、個人的にこのチャイナドレス超許せない（←お前の好みなんか知らない）。ゴスロリチャイナって……。そうするならもっとこうさぁ……ぶつぶつ。

先週のラストで大暴れした遊騎くんは、そのままどこかへ行ってしまったようです。
零の家、見たかったのに…！＞＜
しかし、通りかかったファミレスであっさり遊騎くん発見。にゃんまるフェア開催中のようです（笑）
そして遊騎くんににゃんまるシールを頬に貼られてしまう零（笑）
無邪気な遊騎くんの姿に、彼が本当に『コード：ブレイカー』なのか疑問を持つ桜。
「遊騎は自由奔放、誰にもコントロールできないんです。その性格も異能も『コード：ブレイカー』で唯一無二の存在ですから」と、にゃんまるシールを貼ったままの零が解説してくれました（苦笑）
でもＣ：Ｂって一癖も二癖もある奴らばっかりで、だんだんと零のキャラが埋もれ（ｒｙ
ただ、遊騎くんは“エデン”が嫌いだから“エデン”の下についているのだそうです。
敵を潰すには中からってこと…？
どうでもいいけど、刻は右側フラグ立ちすぎです（苦笑）

話の中身はともかく、ワイワイしてて楽しい雰囲気に、桜は平和だなと笑いますが、刻が「この国は「スパイ天国」って言われてんだヨ」と言います。
日本にいるスパイの数は世界一と言っても過言ではなく、かなり危険な奴らも野放しになっている。
そういうのを一掃するのもＣ：Ｂの仕事のひとつ。
そして刻は、このファミレスの店員や客にもスパイが混じっている、と……。
ならばどうすればいいのかと言う桜に、刻は「ここは万国共通お色気作戦しかないネ！！」と言って桜の制服のリボンを外します。
って、あれ？　冬服のリボンって、確かリボンタイだったよね？　こっちは本当にリボンなの？　単なるミスなの？
そうやってセクハラを始めた刻を「桜小路さん！！　騙されすぎです！！」と零が踏み倒してくれました（笑）
でも零にしては（こういうシーンでは）珍しく、頬に汗とか描かれちゃってるんですが。吹き出しが何か荒いし。
これに反応しなかったら零桜押しの名が廃る！！（ぇ
零桜は大好きなんだけど……萌えることは萌えるんだけど……こう、萌えー！！っていうんじゃまだないんですよね～。扱いに困るＣＰ。

零の左手の手袋を見て、いつまでしてるのか訊く遊騎くん。
「それ・・・・あいつがくれたモンやしな」
あいつとはもしかして、と思ったらさらに遊騎くんが「あいつ・・・・「捜シ者」がココに戻って来とるよ」と。
多くの関門とたくさんの危険分子を引き連れて日本のどこかに潜んでいる。
「・・・・また地獄になるわ。ぎょーさん人が死ぬ・・・・昔（まえ）みたいに――・・」
一体「捜シ者」という人物は何をやらかしたのでしょう…？
しかし、刻は「捜シ者」が戻って来ていることを知っていたようです。“エデン”から零の耳には入れるなと口止めされていたそうです。
けれど、今回はそうもいかないそうです。なぜなら――
「今回の「捜シ者」の「獲物（サガシモノ）」は大神（ろくばん）、お前や」
遊騎くんの言葉に、さすがの零も驚きますが、ゆっくり驚いている暇もありません。
零の後ろの席に謎のチャイナ女。しかもＣ：Ｂのことを知っている…！？
彼女の名はリリィ。可愛い名前の割にはおばさんですが（←全国のリリィさんに謝れー！！）
どうやら「捜シ者」の部下のようですが……部下に「捜シ者」って呼ばれてるボスって一体…；；
そして気が付けば店内は店員も客ももれなく全員スパイ。
銃で狙われ、刻もロストしている今、絶体絶命の大ピンチ――！？

次号「消せない傷と許せぬ罪！！」
零の過去が明らかに！？
それにしても、敵キャラにはチェック柄を使うという法則でもあるんでしょーか。
リリィ……チャイナドレスがもっと普通だったらもっと好きだったんだけどなぁ。
色気がゴスロリ要素で台無しだと思います。
それよりも褐色肌の人が気になるよ！！

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「にゃんまる大魔神」　（マガジン１５号）

また今週も前号の予告が合ってない気が…
っていうか…掲載が後ろー！（汗）　めっちゃ後ろー！！（滝汗）
だ、大丈夫でしょうか…！？

１ページ目からいきなり新キャラ登場です。
何かまた中性的な顔立ちの美形キャラ。そしてまたしても私好み（笑）　上条先生、一体何のサービスですか（苦笑）
トーンからして髪は赤？　関西弁の…少年？
何だかとても少年漫画っぽいデザインの子ですね、髪型が（笑）
彼はクレーンゲームでにゃんまるっていうキャラの人形を取りまくってました。
Ｔシャツにねんぐって書いてあるんですけど…（苦笑）

桜たちの学校では衣替えの季節ですが、零は１人でまだ学ラン。
そして長袖＋ベストで男子たちの夢を砕くガードの固い桜さん（苦笑）
つか、２人の会話がただのラブラブなカップルのものにしか聞こえん（苦笑）
そんな所へ、刻が零を訪ねてやって来ました。しかもロストして子供姿です。

場所を移動して話を聞くと、零は最近仕事を休んでいる一方で、刻はロストするほど働かされているとか。
それを聞いた桜は、刻も「コード：エンド」を迎えるのではないかと心配します。
そしてそれは寧々音を護るためなのだなと訊くと――
「今オレが生きてられるのは寧々音（ねーちゃん）のおかげなんだ。だからオレが『コード：ブレイカー』でいることで寧々音が護れるならそれでいい。たとえ死ぬことになっても・・ネ」
寧々音Ｃ：Ｂだった頃に何かあった…と考えるのが普通ですよね？　何があったのでしょうか…？

そして今度はそばのゲーセンで倒れている少年を発見。冒頭にいたあの子です。
コード：０３の天宝院遊騎。
寧々音とは別の意味でテンポのずれた子で、刻はめちゃくちゃムカついてますね（苦笑）
一方、零の方はご飯奢ったり家に泊める約束をしたりと遊騎の言うことを聞いてます。
「大神（ろくばん）の一番欲しいお土産持ってきたから楽しみにしててな」
何を言うにも表情を変えない遊騎。
しかしそこへ不良がぶつかって来て、にゃんまるがコーヒーで汚れてしまいます。
不良たちは零れたコーヒーの弁償代５万を払えと理不尽なことを言って突っかかってきますが、零が「死にたくなければ早く逃げてください」となぜか不良たちの心配を。
次の瞬間、不良の１人が吹っ飛びました。
「お前ら全員そこに一列にならべ・・・・はじから順番にブチ殺ス。」
と、遊騎がブチ切れました。
「遊騎の地雷を踏んではダメです」と解説する零。そうしてる間に刻が吹っ飛ばされました；；
「無差別に攻撃を仕掛ける・・・・ある意味遊騎は最凶の『コード：ブレイカー』かと」
刻が回を追うごとにヘタレに育っていきますねぇ（苦笑）
遊騎は異能を使ってなくてこれだけ強いんだから、異能を使ったらどうなるんでしょう…？

次回「アクシデントは突然に！！」
もしかして零の家に行ったりしますかね…！？

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「遠くて近い関係」　（マガジン１４号）

先週のバレンタイン番外編を引きずっているような本編（笑）
クラスメートたち良い子すぎて泣けてくるぜ☆
前号の予告はちっとも当てはまってない感じですが、今回はあのキャラの秘密が！　あの人の過去が！　あの子の名前が！！　色々と判明です。まだまだ謎は多いですがね。

人見との戦いの後、総理を送る車の中。
平家先輩が本気を出したら、人見さえも瞬殺だってぇ！？
まぁ、ジャッジマンなんだから、本来ならば誰よりも強くなければならないから当然といえば当然か…？
しかし、平家先輩がさっさと片付けていれば、多くの人が死なずに済んだってことにもなりますよね…。
しかも総理も「この私があの程度の者に斃されるワケがないだろう？」って。まさか総理自信も異能者なんでしょうか…！？
そして、人見がこっそり桜に渡した鍵ですが、渡したことはバレバレでした；　しかも、桜に渡ってはまずいものらしいです。さらに、
「・・・・久々に会った桜小路さんは良い娘に育っていたようだが、まだ思いだされては困るんだよ。今はまだその時ではないから」
総理は小さい頃の桜を知っているってことですよね。桜の本当の両親と総理の間に何かありそうですね。
そして、零の指輪を外した時の変貌ぶりに…「やはりあの力が隠されていたか・・・・キケンだねえ、本当にキケンだよ。やはり彼は特別。しっかり監視をしておかないとねえ」　一体どの力！？　しかもやはりと来たね。総理はまだまだ色々と知っていそうです。
総理が零をどう思うかと訊くと、公平であるべき平家先輩は黙秘。その賢さをバカ息子にも見習わせたいと言う総理。
「最も、愛玩犬は一匹で充分だがね」
その一言に反応する平家先輩。
「・・・・人見が死んだ今、残り一人になってしまいましたね。生存している元『コード：ブレイカー』は――・・」
平家先輩の台詞のバックに出てきたのが寧々音！！　彼女もＣ：Ｂだったのか！！
記憶を…失くしてるってことなんでしょうか？　寧々音が元Ｃ：Ｂだってことは、刻はもちろん知ってるんですよね？　
あと、先週立った平家×寧々音フラグのせいでこのシーンにすっごい反応してしまいました。
だって総理が言ってる愛玩犬＝寧々音で、それに平家先輩が反応してるんですよ！？　萌えないはずがないじゃないかぁ！！（笑）

翌日。いつもの通り、総理公開処刑に関することはハッカー集団の仕業ということで片付けられてます。いや、死人出てるのにそれでいいんですか－－；
そして、桜を迎えに来た零の顔が痣でひどいことに…（汗
ボクシング漫画の主人公みたいだよ（苦笑）
そして、それを見て爆笑する桜。でも――「今までで一番男前だぞっ！！」
でも学校の皆には当然、どうしたんだろうという風に見られますね。
さらに神田先生も泣いた後なので目が腫れてひどい状態。それを小説を読んで泣いたと説明します。
殺人犯が死んでしまう悲しいお話だと言う神田先生に、スッキリしていーじゃんと言うツボミ。あれ、ツボミってわりとそーいう子なんですか…？　しかもあおばがつぼみちゃん、とちゃん付けだったのが意外だ。っていうか平仮名なのは単なるミス？　それとも片仮名の方がミス？？
そして神田先生が話す小説のあらすじ――主人公は強盗に両親を殺され、かろうじて命を取り留めた目撃者の女の子。殺人犯は、法で裁けぬその強盗を斃し女の子を強盗から護った人。世界でたった一人のヒーロー。
それは神田先生と人見の関係ってことですね。そして、神田先生は、人見に憧れて同じ仕事に就いた、と。
っていうか人見って何歳だったんですか。神田先生が子供の頃に、シルエットだけだから確実なことは言えないけど、１０代後半くらいはいってたっぽい感じだし…。
悲しむ神田先生に、「罪を憎んで人を憎まずっ。悪いコトしちゃったけどいい所もあったんだもん、いーじゃないそれで」と初めてまともな台詞のあった友人Ｃ。
彼女の名前が紅葉と判明です！！　紅葉…紅葉か…そっちに行っちゃったか…でも橙系統ではありましたね。

そして放課後、前田、武田、島津、沖田くん（←彼だけくん付け/笑）に拉致られる零。
ファミレスに集まってぶっちゃけ大会だそうです。桜もこっそり後をつけてます。
バンドを組んでたタッキー。でも彼女イナイ歴１６年と泣きます。彼は友達ならいいけど、ってタイプだもんね（苦笑）
うたたね中に桜の胸に顔を埋めている夢を見てしまったという沖田くん。それってっ夢じゃなくて…って、「※事実です」ってちゃんと上に書かれてる（笑）
島津はパソコンの中が好きなアイドルの画像だらけだとマエシュンにバラされました（苦笑）
そしてマエシュンはあおばの推定９８ｃｍの胸に毎晩うなされているそうです（笑）
そしてあおばが上杉にばかり優しくしてるってヤキモチ焼いてるｗ
前田、上杉、あおばの３人が幼馴染みなんだそうです。
皆でワイワイ騒いでいますが、零は席を立ち――「正直、面倒なんですよこういうの。仲良くしてくれるのはありがたいんですが・・・・学校の外まで続ける必要はないと思うので」
普通ならここで反感を持たれる所ですが「超クール！！　大神超クール！！」とむしろますます好感持たれてます（苦笑）　こいつらのこのノリ好きだー（笑）
それでも行こうとした大神は、部活で遅れてきた上杉とぶつかります。
上杉に「行くっスか！？」と訊かれ、「どこに行くのか知しませんがどうぞご勝手に・・・・・・」と零は去ろうとしますが――「そんなボコボコになるまでお前を殴った奴らの所に殴り込みだよ！！」
そして５人揃って、「さ！！　全部吐いちまいな！！　どこのどいつにやられたのか。オレ達、お前のその顔見てほっとけるほど薄情でもないんでね」
おー、カッコイイっすね～！
そして、沖田くん、やっぱり竹刀を握ると性格の変わる子でした（笑）　一人称が僕からオレに変わってるよ～。カワイイｖｖ（笑）
島津くんは呪符らしきものを取り出してますが（苦笑）
どこのどいつにやられたのかと詰め寄られる零。しかし本当のことを言えるはずもなく対応に困っていると、桜が「稽古なのだ」と助け舟。
「大神はうちの父上に日本刀の手ほどきを受けている・・・・それはその時のキズ。だからみんな心配はいらないのだ」
そう言ってる桜の顔はウソをついてる時の顔です。
そして桜の父親ということに、皆は零が桜を賭けて勝負をしているのだと勘違いします。
「心配してソンした！！　さっさと帰っちまえ！！　エロ神――！！」
このクラスにすごく入りたいです（笑）

帰り道、どうしてウソをついたのか桜に訊ねる零。
桜はつきたかったからついたと答えます。零が友達といるときっと皆嬉しい。桜も、神田先生も、人見も。そうしたら、きっと――「大神・・・・お前は『存在しない者』なんかじゃなくなるのだ」
戸籍がなくて、法律上は存在していなくても、誰かの心の中にちゃんといれば存在しているってことですよね…って、それじゃまるで亡くなった人みたいですけども＾＾；
そして次の日は、男子から話を聞いたあおばとツボミと紅葉に零は拉致られましたとさ（笑）

いや～、今回は面白かったな～。
こういうほのぼのパート大好き。何よりクラスメートたちが最高すぎるｖｖ

次回「世界中で一番長い一日！！」
次の事件に突入ですかね？

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コーセルテル ５８話

「春までの予定」　（ゼロサム４月号）

すいません、扉絵がとても……手抜きに……（汗
今月は魔族の幽霊さん（ようやく本名ロズ・アルバと判明/笑）がメインです。

みんなで補佐竜になれることを地下の幽霊たちに報告に来た子竜たち。
そのために少年竜へと変化するわけですが、色々と準備も必要なので少し先――春頃までには、と。
え～と、今のコーセルテルは秋くらいでしたっけ…？
しかし、魔族の幽霊さんはそれだったら皆が成長した姿を見られないと言います。
なぜかと聞けば、何と彼は故郷に帰ることにしたのだとか。

一方、子竜たちを少年竜たちに成長させるため“卵がえり”というのを行うそうなのですが、本来ならば竜術士がその間抱いてあげているのがいいそうですが、マシェルの場合は７人もいるためそうも行きません。だから“卵がえり”をするための、子竜たちの力を常に安定させておける竜術部屋のようなものをどこかに作ろうと、マシェルと相談しているカディオさん。
そこへ子竜たちが魔族の幽霊さんがいなくなっちゃうと泣いて入って来ました。

マシェルたちも地下へ行ってみると、カディオさんが魔族の幽霊さんが精霊になっていることに気づきます。
竜王の竜術士さんが、魔族の幽霊さん――ロズ・アルバさんを想う子孫の心と、それに応えたいと思う心が彼を幽霊から精霊へ変えたのだろうと言います。
そして、彼が司るのは彼の元へ届いた手紙たち。
だからその手紙を移動させれば彼も移動できる。
そのため、故郷に帰ることを決意したそうです。
ただ、魔族の村はずっと北の方にあり、冬は長く厳しい。だから雪が降る前に来て欲しいと言われているのだそうです。
子竜たちは悲しみますが、マシェルが魔族の幽霊さんはこれからお家に帰るんだよと諭します。
子竜たちも誰かの家へ泊まりに行くことがある。それと同じで、幽霊さんはここへ泊まりに来ていたんだ、と。
それに、２度と会えないわけじゃない。これから皆が大きくなれば、会いに行くことができる。
子竜たちは魔族の幽霊さん――いや、魔族の精霊さんにきっと遊びに行くと約束します。そして、手紙も書くと。

そして、夜。
魔族の精霊さんは、ひとり残ることになる竜王の竜術士さんのことを心配しますが、彼女はマシェルの子竜たちの行く末を見守る、だからここに居る、と。
すると、子竜たちが今夜からここで寝ると枕を持ってやって来ました。
魔族の精霊さんを見送るまでと、そして地下のこの部屋を卵がえりの部屋にすることにしたらしいです。
帰るまでできるだけ一緒に。急に１人になると寂しいだろうから。
マシェルと子竜たちの心遣いに感動した幽霊２人に、代表で説明をしたナータが抱きしめられました（笑）

それにしても…本当のこととはいえ、マシェルにおじさんと呼ばれるカディオさん…（苦笑）

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