コーセルテル ５９話

「ハータと火竜家のはなし」　（ゼロサム５月号）

こ、今月は私のためにあると思っていいですか…！
し、死ぬ…萌え死ぬーーーーー！！ｖｖ

サブタイ見てくださいよ火竜家って！！
しかも扉絵はハータとメオ！！
超かっけーーーーー！！
メオ！！　メオ！！　メオーーーーー！！　（´Д`;）ﾊｧﾊｧ　ホント死ぬ…！

しかし……悲しいお知らせも…しくしくしく（ＴＴ）

火竜家にお泊りにやって来たハータ。
なぜかというと、もうすぐお別れするロズおじさん（魔族の幽霊さんとか魔族の精霊さんとか呼ぶのがややこしくなったので呼び方を変えたそうです・笑）に子竜たちからプレゼントを贈ることになり、そのプレゼントが鉢植えに決まったので、ハータが植木鉢を作ることになったそうです。
で、メオに陶芸を教わりに来た、と。
何の花を植えるかで植木鉢も変わってきますが、ハータたちが贈るのは、マシェルの家の地下に咲いている花。それは野の花だからどこにでもあるので、わざわざ贈り物にするのかと言うリタ。しかしアグリナが、ロズさんの故郷である北の地は荒れ果てた荒野しかないと聞いたことがあるから、野の花でも珍しいはずだ、と。
行ったことはなくても、旅をしていたアグリナは色んな話を聞いているので知っている。
得意げなアグリナに、ちょっと面白くなさそうなメオ。さすが負けず嫌い（笑）
しかしそんなメオから爆弾発言が。
「俺だってそう遠くないうちにコーセルテルを出るんだ。しばらくは自由にしてられるし、旅に出るのもいいかもな」
な、なんだってーーーーー！？∑（ﾟДﾟ）
「あと一年もしないうちに“火竜術士”は代替わりする。里ではもう新しい一番竜選びもはじまっているんだ」
…つまり、アグリナが見習いでなくなるってことですね。
そうですよね、見習いはいつか見習いでなくなるわけで……でも早くない？
アグリナがコーセルテルに来て１年はまだ経ってないですよね…？　あれ？
コーセルテルの１話（物語じゃない方）は冬になる直前で、今も冬になる前……ってことは約１年だけど、まだやっぱり１年は経ってないですよね。
でも最初は全然術がうまく行えなかったアグリナがついに…出番がない間、随分修行したようですね（苦笑）
アグリナが火竜術士になるのはめでたいことですがしかし、火竜術士が代替わりするということは、イフロフの子竜たちは全員里に帰ってしまうということ。
しばらくコーセルテルにいる火竜がハータだけになると聞かされ、ハータは泣き出してしまいます。つられてスウ、マノ、そしてリタまでが泣き出してしまいました。。。

そのまま泣き疲れて眠ってしまった４人。ハータだけが先に目を覚まし、別の部屋で話しているイフロフさんたちの話を立ち聞きしてしまいます。
アグリナが火竜術士になり、メオたちが里に帰ってしまうことはいずれ言わなければならないことだったけれど、まだ話す予定ではなかったようです。
アグリナのことを羨ましく思ったメオがつい口走ってしまった、と。
それに対しアグリナは、自分の方がよっぽどくやしい思いをしていると言い返しました。
ハータたちが泣き出した時、うまくなだめてあげられなかった、と。
子竜を育てるための最低限の力は身についたけれど、育てるのにはそれだけではダメ。
自信をなくしたアグリナに、メオがそれこそ気にしてどうなるものでもないと言います。
ハータは今みたいに泣き出すだけで済んだけど、もしもアグリナの一番竜が気性の荒い子だったら言葉よりもゲンコツの方が効くことだってある、と。
それは君自身のことかい、メオ？（苦笑）　でもイフロフさんはあまり手を上げなそうだ……けど、だからたま～に本気で怒った時の１発が効いたってことか？（笑）
そしてイフロフさんが、マシェルも最初はナータに反発されてばかりだったことを話します。驚くアグリナ。そりゃあびっくりですよね。今じゃ誰よりも何よりもマシェルのことを心配しているナータですもんね。
コーセルテル一と呼ばれる竜術士でも、たやすく子竜（こ）育てをしているわけではない。
「こうすればよかったと思うことがあったなら今はそれでよいと思う。何事もそういうものの積み重ねであろう？」
イフロフさんの言葉に元気を取り戻したアグリナは、おいしいものを作って皆を喜ばせるんだと夕飯の準備に向かいました。

そして、残ったイフロフさんとメオ。
代替わりして里に帰る――つまりコーセルテルと別れることは、アグリナが見習いになった時に覚悟していたはずなのに、もう大きいリタまでが泣き出したのは驚いたと言うメオ。
それに対しイフロフさんは、分かっていても別れ寂しくて悲しいものだと言い、しかも「おまえもベルティが帰った時は泣きそうだったではないか」って、えぇーーーーー！？∑（ﾟДﾟ）
ベルティとは、先代の水竜術士の補佐竜です。ノーセやクルヤやシオリアと同期の。
何そのフラグ……メオが赤くなってるよ……悔しい……でも可愛い！！（どっち。
大丈夫、私の中のメオジェンは揺るがない！！（勝手にどうぞ。
でもそっか、メオは今の補佐竜たちの間では（ラスエルさんを除いて）最年長なんですね。あ、ラルカとはどっちが先なんだろ…？　でもリリック、ユイシィ、ロイ＆ノイの卵時代は知ってるってことですよね。っていうかジェンもか！？　いや、でもそう考えると、メオがコーセルテルに来て１番最初に目にした卵はジェンなのでは…？　そ、それはそれでおいしいな…ゴクリ。
やばい妄想止まらないｗｗ

えーと、どこまで行ったっけ？　ベルティが帰った時にメオが泣きそうになったってことまでか。
もちろん、ベルティだけでなく、クルヤやノーセが帰った時も泣きそうだった。そして、レリが里に帰った時も――。
一応説明しておきますが、レリとは、イフロフさんの本当の２番竜です。怪我をしたために里に帰ることになったのだけれど、メオはその怪我が自分のせいだと責任を感じているのですが、レリはメオのせいではないと言っていた。
だからメオが里に帰ってもまだ自分のせいだと言おうものなら、レリにゲンコツをくらうぞとイフロフさん。やっぱり火竜は口より先に手ですか（苦笑）
レリの話が出たことで、メオは彼女が以前作った植木鉢が倉庫にあることを思い出します。それならハータの手本になるだろうと部屋を出た所、立ち聞きしていたハータとばったり。
メオはそんなハータの頭を撫で、自分たちがいなくなったらアグリナはしばらく一番竜とふたりっきりになるから、寂しがっていたら励ましてやってくれ、と。
ハータは良い返事をした後、笑顔でメオにロズさんが帰ると知った時に皆で泣いてしまったことを話します。そしてアグリナは、その時のマシェルと同じことを言っていた――。
コーセルテル一の竜術士と同じことを言うなんて、アグリナはいい火竜術士になりそうだとメオも笑いました。

そして植木鉢も無事に七つ作りました。
迎えに来てくれたマシェルと家へ帰る道で、ハータはまた火竜家に泊まりに行きたいといいます。
メオに陶芸を、リタにガラス細工をもっと教わりたい、と。
「いっぱい覚えて、アグリナの一番竜におしえてあげるのっ」
こうして皆、成長して行くんですねぇ…（ほろり

本当、コーセルテルは良いお話ばかりです。
そして今回はもうとにかくメオがカッコよくてカッコよくて…ｖｖ
私は今、とても幸せですｖｖ（笑）

でも、もうすぐメオとのお別れの日がやって来てしまうってことですね…。
いや、まだマリエルだってちゃんとした補佐竜になったわけじゃないし、無印＋物語合わせて現在１１巻出てますが、１年経ってないんだからそうそうすぐには…アグリナが火竜術士になるより、モーリンさんが赤ちゃんを産むのが先でしょうしね。