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「コーセルテルの竜術士」シリーズの感想と、たまに二次創作小説を書いています。 他の漫画やアニメの話もしますので、色々ネタバレ注意です!
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「タータと花の言葉 後編」 (ゼロサム5月号)

ゼロサム創刊6周年!
ってことは、来月で物語連載4周年ですね!!
そして来月号は巻頭カラー、さらにドラマCD第2弾の誌上販売開始だそうです!!
良い調子ですね~^^
本編も盛り上がってます!

マシェルを追い出してしまえばいいというクルヤの言葉を聞き、タータは大ショックを受けます。
ラスエルが何を言うんだと怒りますが、タータはすでに去った後。
そしてクルヤは、足元に盗聴花があるのに気づきました。誰かに、話を聞かれた――?

泣いて走るタータ。
不謹慎にも、この表情がすごく可愛いです…!
そしてマシェルと木竜たちがタータを探している所に遭遇し、マシェルに飛びつき、「おうちにかえる~」と泣き出してしまいました。
それを具合が悪くなったと取り、寄り合いの途中だったけれど、マシェルは家に戻ることに。
家に帰れば、皆いる。だからクルヤがマシェルを追い出そうとやって来ても大丈夫。
タータがそう考えていると、マシェルがどうして急にいなくなったのかと訊ねます。
しかし、本当のことを言えないタータはウソをつきます
マシェルはそれをウソを見破ったようですが、それ以上は追求しませんでした。

家に帰るとすぐにシオリアがやって来ました。
クルヤが行動に出てしまったんじゃないかと慌てて来たらしいです;
そしてクルヤを見なかったかと訊ねますが、マシェルは見てないと答えます。
クルヤは昔からひとりで悩んでどんどん悪い方向へ考えが行ってしまい、行き詰まると森に隠れて1人で泣いていた
シオリアはクルヤを探しに行きますが、木竜が森に隠れたら、風竜のシオリアや光竜のラスエルには見つけられない――。
マシェルも探しに行こうかと思いますが、タータが止めます。
そして勢いでマシェルを追い出すと言ってたこともしゃべってしまいます。
すぐになんだとと反応するナータの頭をぽんっと押さえるマシェル(笑) さすが、手馴れてますね(苦笑)
タータが花を使ってクルヤたちの話を盗み聞きしたこともバレて、クルヤがマシェルを睨んでいたからその理由を知りたかったのだと言い訳すると…。
「誰かの考えを知りたかったら、ちゃんと顔を見てお話しなきゃいけないよ」
さ、さすがお母さん!!(笑)
でもホント、マシェルは良いこと言います。
そして、マシェルはやっぱりクルヤを探そうと言います。それで、ちゃんと話を聞くんだ、と。

一方、クルヤは立ち聞きしていたのはマシェルだと思い込んでいて、都が復活すれば竜たちを里に帰すこともなくなるので、竜好きなマシェルはそれをしてしまうかもしれないと悩んでいます。泣きながら。
そして、コゼリィさんの言葉を思い出します。
悩んだら、友達に相談しなさい、という言葉を。
だから彼はラスエルとシオリアに話した。
でもそれが、こんなことになるなんて――。
そこへマシェルがやって来ました。
ここは、コゼリィさんのお墓。だからきっとこの辺にいるんだろうとあたりをつけて来たそうです。
クルヤが里にいた頃、マシェルはまだ小さかったけれど、クルヤが優しくて良い竜だったことは覚えている。
当時の補佐竜たちの中で最年長だったことを差し引いても面倒見の良いお兄さんで、でも大事なことはちゃんと皆で話し合っていたとラスエルは言っていた。
だから、そんな人の考えだから、ちゃんと話は聞くべき。
マシェルは木竜術でクルヤを探そうとしますが、立ち聞きしていたのはタータだったと知ったクルヤが葉っぱの壁を作り、マシェルと子竜たちを離れさせます。
マシェルと、2人だけで話がしたいから。
そしてクルヤは、マシェルに竜に甘すぎる、と叱咤します。
竜のために都を復活させかねない、そんなことをしたらコゼリィが好きだったコーセルテルはなくなってしまう。
「あなたが竜族の望むまま竜王を育て、このおだやかなコーセルテルをつぶすようなら、僕は本気であなたを――…」
そう言うクルヤに、マシェルは微笑みました。
「竜は…僕をかいかぶりすぎる」と。
マシェルは一代限りの竜術士。それも子竜たちが自分で幸せを見つけられるよう成長するまで。
コゼリィのように、最後までコーセルテルにはいないと思う。
その言葉に、クルヤはすごく驚いたようです。
というか私も驚きましたが;
だって子竜全員を補佐竜に、と考えていますし、外に家族もいないので、てっきりずっとコーセルテルにいるつもりなのかと思ってました。

クルヤは最後にひとつだけ、マシェルに訊ねます。
「もし…あなたの子竜が竜王になりたいと…竜都を復活させる事が自分の幸せと言ったら、どうします?」
しかしマシェルの答えは聞かず、クルヤは術を解いて去ってしまいました。
葉っぱの壁がなくなり、タータが大丈夫かと泣いて寄って来ます。
恐い顔をしていたかと訊ねられ、マシェルは――「ううん…少し泣きそうな顔――…だった」

そしてクルヤはラスエルとシオリアの所へ。
マシェルと話をし、今はラスエルの意見を尊重することにしたと伝えます。
そう、今は――。

まだ完全に納得したようではありませんね;
最後の柱に「コーセルテルへの想いが強ければこそ――」と書かれていますが、まったくですね;;
色んな人の色んな思いが重なり合って、交わり合って、時にはすれ違って。
コーセルテルはそういう描写がすごく丁寧で、且つ分かりやすくて、更にとっても心に沁みる。
本当に素敵なお話ですよね…!
そして個人的には、ほのぼのよりもちょっとシリアスめな今回のようなお話の方が好きだったりします。
さて、次回はどんなお話になるでしょうか?
ドラマCDも楽しみです!!
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