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「パンドラ狂詩曲（ラプソディー）」　（マガジン１２号）

今週は巻頭カラー！
見開きではなく１Ｐのみですが。
泪の腰が見ていて寒いよ！

今週明らかになったのは「捜シ者」の真の姿ではなく、会長の真実でした。
何と会長は桜の実の父親！！
だから２人とも珍種なのか…。
桜が５歳の時に桜小路家に預けたそうです。だから桜パパも会長のこと知ってたんですね。

「捜シ者」のロストは「時を遡る」。体も心も何年も前に戻ってしまうそうです。
そして彼の異能は「パンドラの箱」の中に閉じ込められているため、ずっとロスト姿のままなんだそうで。
しかし「パンドラの箱」は珍種の血がなければ開かない。
だから「捜シ者」がそれを開ける前に終わると次の攻撃態勢に入る零ですが、そこへ会長がやって来ました。
中立の立場を取っていた会長ですが、何と「捜シ者」側についた！？
一方的に会長の攻撃を受けてしまう零。
平家先輩が会長と「捜シ者」の約束を推測します。
以前、「捜シ者」に連れ去られた桜を取り戻した時に会長が交わしてきた約束。それはおそらく、桜の身の安全と引き換えに会長が「捜シ者」に協力すること――。
いくら何でも普通ならそこまではしないはずでしょうが、桜が会長の実の娘だというなら仕方のないことですね…。

零は修行中のある日のことを思い出します。
会長が突然「もし私が中立をやめ「捜シ者」側についたらどうするかな？」と訊いて来たのです。
零はただの冗談と思っ日頃の恨みを思う存分晴らすべくブッ殺すと答えますが、会長が「もし私が敵になったら迷わず討ってくれ」とシリアスモードに。
その言葉を思い返し、零は会長に止めを――と思いましたが、どこにあったのか取扱注意の看板を着ぐるみに刺して動きを止めただけでした。
以前の零ならきっと殺してしまっていたでしょうが…やはり随分丸くなりましたよね。

しかし次の瞬間、「捜シ者」が会長の胸を貫いた！！
そしてその血で「パンドラの箱」が開く――！？

次回「仄めく真実と偽りの狭間」
会長は無事なのか！？
そして「パンドラの箱」が開いた先にあるものとは――！？