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「未知なる世界」　（マガジン２９号）

今週は連載３年目突入記念の巻頭カラー！！
見開き扉がパッと見パソ塗りっぽく見えるけど、手塗りですよね。
上条先生のカラーはホント美麗です…！ｖｖ

そして本編は衝撃の展開へ……！

本編はいきなり寧々音！
本来の性格だとホント、刻が女装してるようにしか見えません（苦笑）
口は悪いけど弟のことは大好きみたいです。
っていうか、平家先輩が「寧々音」って呼び捨てしてるよ！
どうやらパンドラの箱が開いた影響で元に戻っているらしいのですが、ちょっとしか開いてないので少ししかいられない――パンドラの箱にはロストの影響を無くす作用があるってこと？
そして寧々音はすぐにいつもの寧々音に戻ってしまいました。平家先輩が悲しそうな顔。どちらも寧々音には変わりないけど、やはり自分の知ってる寧々音ではない――や～っ、もうっ！　そんな切ない関係に萌えないわけないだろ！！
そしてどういうことかと説明を求める刻に、平家先輩は条件がある、と。
「“エデン”からのある指令をあなたに受けて頂きたいのです。「狩り」ですよ、ある獲物のね」

一方、零と桜に依頼主のことを話す春人。
零の左腕を狙わせ、春人に異能を与えたのはパンドラの箱を所持する一味。
一味、ということは時雨やあの謎の影以外にも複数名いるってことですかね。
春人は依頼主には直接会ってはいないけれど、零のことはよく知っているらしかった、と。
そして催眠状態にいたから詳しくは分からないが、春人が異能を得たのはパンドラの箱の作用だった。
とにもかくにもパンドラの箱は異能と深い繋がりがあるようですね。
そしてオレを燃え散らすがいいという春人。桜が死など何も生まないと引き止めますが、春人はすでに覚悟を決めているようで、子供たちを頼むと告げます。
そして零は春人の頭に左手を乗せ――「咎めの炎」を春人の体内に。春人が死ぬまで体の中で燃え続け咎める枷。再び罪を犯そうとすれば業火となってチリひとつ残さずその体を燃え散らす。
「お前のような悪（クズ）に死は甘すぎる。これは死ぬより辛い罰、生きて犯した罪を償え、命の限り」
ちなみにこれはエンペラーの「火種」。零は早くも自在に操る術を覚えたようです。
「オレは悪・・・・いや極悪だ。地獄に堕ちるまでこの世の悪を燃え散らす・・・・一人残らずな」
そんな零さんの顔が極悪の笑みですが、なぜか爽やかに見える不思議（笑）
そして桜は、そんな零の左手を取って、自分の右頬に押し付けました。
「初めて「ハグ」した時から伝わっていたぞ。お前の手は血塗られているが、やはりとてもあたたかい。大好きだ」
さ、桜さーーーーーん！？　何告っちゃってるんですかーーーーー！！（違うから
桜の表情も零の表情もイイ…！　そんな君たちが大好きだ！！

しかしほのぼのとしたのも一瞬。
次の瞬間、鉄パイプが春人の胸を貫いた――！！
誰の仕業かと振り返れば、そこには時雨と他に３人。時雨以外は顔が見えませんが。
けれど遊騎と刻が助っ人にやって来た――かと思いきや！！
２人が立ったのは時雨たちの側！？
「“エデン”は『コード：ブレイカー』にこいつらと組んで大神の左腕・・・・『青い炎狩り』の指令を下したんや」
えーーーーー！？　それって「捜シ者」の時と同じパターンじゃん！？
「堪忍な、大神。生死は問わんと、その左腕、オレらがもらうわ」

次回「義を知る者と仁を知る者」
この大ピンチ、零と桜は一体どうする――！？