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「コーセルテルの竜術士」シリーズの感想と、たまに二次創作小説を書いています。 他の漫画やアニメの話もしますので、色々ネタバレ注意です!
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「ふたつの剣 後編」 (ゼロサム2月号)

メオ


ものすごく久しぶりに絵つき(笑)
メオ大好きな私としてはとても良い回だったわけですが…ついに…!!(T△T)ダバー

いい勝負をしているメオとリリック。
あまりの気迫に見ているみんなもはらはらしっ放しです。
普段から五分五分の勝負をしているメオとリリックですが、今回はかけている物があるだけに気合いの入りが違い、ロイもあえてどっちも真剣だと口にします。
そしてカシにどっちが勝つと思うかと訊かれ、ロイは少し悩みますがメオと答えました。
リリックは攻撃を受け流すのが得意だからねばるだろう。
だけどリリックは手や体には攻撃しないので、いつものように武器を狙って落とさせるやり方は今日のメオには通じない。
メオは元々一撃必殺を狙ってくるタイプだから防戦だけでは勝てない。
でも今日のメオは勢いがある分攻撃が荒く、かわされた後の隙がいつもより大きい
そこをうまくつけば――とロイが解説している間に、本当にメオの攻撃を受け流したリリックがメオの後ろを取りました
リリックが勝つか――と思われましたが、メオが咄嗟に体を反転させながら払った剣がリリックの腹部に命中し、メオの勝利です。
でもリリック、怪我はしてないようですがかなり痛そうです…。メオが風竜だったらとっくに反則負けになってるんだろうなぁ^^;
リリックは負けてしまいましたが、頑張ったのでエレさんは褒めてます。
そして、ロイもカシに褒められました。
リリックとメオの弱点と動きを的確に読んだからですね。戦いは技だけでなく思考もいる。もちろん、それだけでは勝てませんが。あー、だからクルヤが強かったんじゃないのかな。相手の動きを先読みできれば、最小限の力で勝てますからね。クルヤはそういうの得意そうですから(笑)

そして、無事にエレさんから剣を受け取ったメオ。
家へ帰る途中でイフロフさんが待ってました。
メオが自分のために造ってくれたのかと訊くと、頷いたイフロフさん。メオの嬉しそうな顔が堪らない…!vv
そしてイフロフさんに言われ、剣を抜くメオ。
すると突然、イフロフさんが木剣を振り下ろした!!
思わず剣で受け止めたメオですが、木剣はスパッとキレイに切れました。
よく切れると感心するイフロフさんに、危ないと怒るメオ。
危ないことがわかるならよいと言うイフロフさんに、メオはこんなことしなくても危ないことくらいわかると言い返しますが――
「今日の試合、もしその剣を使っていたらどうなっていたか――わかるか?」
そう言われ、ロイとリリックに勝った時のことを思い出すメオ。使っていたのが木剣でなかったら、止めてくれる人がいなかったら、どちらも怪我ではすまなかったかもしれない――。
それを想像して、そんなこと言われたら剣なんか持てないと言うメオ。
そしてイフロフさんは、本来竜には“剣”などいらないと言い、自分の過去を話し始めます。
イフロフさんの家は代々鍛冶師で、それを継ぐことに何の疑問も持たずに祖父のような名工になろうと励んでいた。剣を初めて恐ろしいと思ったのは、自分が贈った剣で友人の命が失われた時。その友人は国でも有数の剣士だったが、油断から敵に剣を奪われ、その剣で命を落とした。
だから、剣を造ることをやめた。
じゃあこの剣は何なのかとメオが問えば、「それは心のための剣だ」とイフロフさん。
もし戦いがあったとしても、竜には人間の“剣”などおよびもしない力がある
そして武器をふるうとしても、それは守長の務めで、族長になるメオにとっての戦いは心の中で起こるもの
火竜に火の恐ろしさを分からせるのが難しいように、剣の恐ろしさとそれのもたらす結果を知らせるのは難しく、けれど実体験するわけにもいかないので想像するしかない。
「その想像する力が心の戦いの“剣”となる。おまえに本当に持ってほしいのはその“剣”なのだ」
エレさんは元々故郷で守長のような役目をしていたから、リリックを良い守長に導ける。
カディオさんは慎重で考え方が深いから、その賢明な姿を手本にすればロイは賢い守長になる。
ならば、イフロフさんは。
いずれ族長となるメオに何がしてやれるかと考えた時、こんなことしか思いつかなかったと語ります。
けれどメオは――「ありがとう、オヤジ!!」と力強く言い切りました。
「剣については誰かを傷つける前にわかってよかった――言われたこと全部ちゃんとわかったわけじゃないけど、大事なことだ、ちゃんと考える。オヤジにもらったふたつの剣、一生の宝だ!!」
そう言って剣を大事そうに抱えるメオ。
そういう意味の“ふたつの剣”だったんですね。石動先生のこういうセンス、ホント大好きです…!

そして2人を心配して探しに来たリタとマノ。
さらになんと、レリが!! しかも長期休暇をぶん取って来た(笑)そうで、しばらくこっちにいるそうです。
そう、イフロフさんが引退する日まで――。
・・・・・・え?

「夏の精霊が来る頃に、火竜術士の役目をアグリナにゆずる」

えぇーーーーーーーーーー!!
それってすぐじゃん!!
分かってたよ、分かっていたさ!!
だけど明言されてしまうとやっぱり寂しいですよ…うう。
アグリナが晴れて一人前になれるのは喜ばしいことですが、竜術士が代替わりするということは、現在の術士の預かる子竜たちは全員里へ帰るということで…メオが、火竜たちがいなくなってしまうということです…うう。

次号は2巻のかけかえカバーが付録だそうです。
せめてメオがいなくなる前に、ドラマCDにメオを出して欲しいのですが…3枚目の話、まだないんですかねぇ。

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