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「コーセルテルの竜術士」シリーズの感想と、たまに二次創作小説を書いています。 他の漫画やアニメの話もしますので、色々ネタバレ注意です!
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「ヴィアンカさんと武術訓練(後編)」 (ゼロサム11月号)

CDブックの感想まだ書いてなくて(ry
っていうかまたゼロサムが先月より薄くなってるんですけど!?





リリックに勝負を持ちかけるヴィーカから少し離れた所で、彼女のことをよく知らないロイとマリエルに、ヴィーカはちょっといじわるないたずらをする人だと説明するロービィ。
でも悪い人じゃないと言いつつ、ちょっと心配そうなロービィを見て、ロイはヴィーカのいたずらについて詳しく訊ねます。

リリックとヴィーカは勝負を始めようとしますが、そんな決闘まがいのことをしてまで話を聞きたいわけじゃないとエレさんが止めます。
ヴィーカはただの手合わせだと笑いますが、ロイが手合わせでもリリックに勝ち目がなさすぎると意見します。
ヴィーカの武勇伝はミリュウさんに聞いて知っている。ヴィーカが勝って当然の勝負なら、話も聞けないということ。
そしてロイは、話してくれる気があるならハンデをくださいと、合戦ごっこの要領でヴィーカ対子竜全員を提案。
ヴィーカはどこか安堵したように溜息をついてそれを承諾。
それとロイはヴィーカが勝った場合の褒賞も決めてください、と。片方だけが勝って得られるものがある勝負なんてハンデより不公平だから、と。
けれど欲しい物があるなら先に言って欲しい、と。言われて困るものだと困るから。
先のことまで頭の回っているロイに、ヴィーカはいい守長になりそうだと褒めます。
一族の守り手は剣の腕ばかり良ければいいってものじゃありませんものね。何か問題が起こった時、先のことまで考えて最悪の事態を回避すること、その方法を選択できる状況を作っておくことも大事です。
そしてヴィーカは森をざっくりと回って今いる場所へ戻って来るから、子竜たちにそれを剣と知恵を駆使して止めてみたまえと言います。
止められなければ子竜たちの負け、君たちの一番大切なものをもらおう、と。
そしてはじめという掛け声と共に走り出すヴィーカと、すぐにそれを追いかけるリリック。
ロイが作戦を考えるからと、他の子竜たちは待機です。

それから少しして、作戦会議の終わったロイたちはリリックたちを追います。
少しひらけた場所でリリックとヴィーカは剣を交えていましたが、ヴィーカはひょいひょいと簡単に避けてリリックは相手にされていない感じです。
すぐに作戦を開始しようとするグレイスを制して、ロイは少し様子を見たいと2人を見守ります。

リリックは助けてくれようとしているロイには悪いけど、エレさんのためにも自分が勝たなきゃダメなんだと、何時にも増して真剣です。
しかし得意の返し技もあっさりと破られ、逆に思いっきり背中に入れられてしまいます。
実力の差は歴然。
それでも諦める気配のないリリックに、ヴィーカはそんなに竜術士のお姉さんの話が聞きたいのかと訊ねます。
それに対し、リリックは「エレはお姉さんが大好きなんだ!!」と答えます。
本当は会いたいし、困っているなら助けたいと思っている。なのに竜術士になったからって竜たちのためにみんな諦めなきゃいけないなんてダメだ、と。
「人間の国の事とか立場とか事情とか、難しい事がいっぱいなのかもしれないけど、エレがお姉さんのために何かしたいならぼくはなんだって手伝うよ!!」
リリックの強い決意のこもった言葉に、ヴィーカはよく言ったとリリックの頭をぐしゃぐしゃと撫でました。
ヴィーカも話したい気持ちはあったのに、エレさんがあっさり引いてしまったので逆に困ったようです。

そしてロイもやっぱりな、と溜息をつきました。
ロービィやサータの話を聞いて、ヴィーカが意地の悪い言動をするのは何か問題提起をしている時だと思った。そして今日はたぶん、リリックに今の言葉を言わせたかった。
「何を聞いても、どんな事があっても、自分はエレさんの味方だって」
グレイスはそんなの当たり前じゃないと不思議そうですが、外から来たヴィーカにはそれが分からなくて当然ですからね。
逆に言うと、その決意を確かめなければならないほど、エレさんの抱える問題は大変だということ。
となると、自分も他人事じゃないと、ロイはリリックとヴィーカの元へ向かいます。エレさんが大変なら、うちの竜術士がほっとくわけない、と。
そしてロービィたちも出て行きました。
子竜たちの様子を見ながら、ヴィーカはレシーダと会った時のことを思い出します。
竜の研究をしているなら、いつか妹に会うかもしれない。もし会えたなら伝えてください。
「私はいずれイル・カレナスへ帰ります。その時はあなたもともに…と」

元の場所で待っていたエレさんとマリエル。
みんなの帰りが遅く、自分のせいであの子たちに何かあったらと、エレさんが不安を募らせているとようやくリリックたちが戻って来ました。
しかしみんなボロボロです。せっかくだからとロイの作戦をやってみたそうですが、やはり負けてしまったようです。
しかしリリックは笑顔でエレさんに駆け寄ります。
そしてお姉さんが元気なこと、子供たちも元気で、お姉さんもエレさんに会いたがっていると、ヴィーカかた聞いたことを伝えます。
それを聞き、エレさんは涙を流して喜び、ありがとうとリリックを抱き締めました。
そして、ヴィーカが改めてエレさんと話をしたいと、今度カディオさんも呼んで一緒に話を聞くことになったそうです。
それを聞いたエレさんはなんであの人、と怒りますが、むしろ照れている要素の方が強いです…。
難しい外の話だから確かにカディオさんが適任ですけどね。
ちなみにヴィーカは完敗だと言って笑って先に帰ったそうです。
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