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「コーセルテルの竜術士」シリーズの感想と、たまに二次創作小説を書いています。 他の漫画やアニメの話もしますので、色々ネタバレ注意です!
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「あの子の名前」 (ゼロサム12月号)

今月はセンターカラーです。





みんなで勉強中のマシェルの子竜たち。
タータが勉強が終わったらリンテの所へ行こうと提案します。
リンテにできた精霊の友達はまだタータとマータしか会っていませんが、何の精霊か分からない。
本人が名前も分からないというので、眠りすぎて忘れているなら思い出す手伝いができないかなと言うタータ。
もちろんみんなは賛成だけど、ナータは水竜家で寄り合いがあるから行かないそうです。相変わらずマシェルのそばは離れたくないんですね。

リンテの家へ向かう道中、タータはリンテの友達の精霊は大地に属する精霊かなと思ったけど、マータは光の精霊の仲間に見えた、とみんなに説明します。
大地と光ではかなり種が違うため、アータは怪訝そうな顔。
そしてリンテの家の前に着くと、訪ねるまでもなくリンテとその友達の精霊は外に出ていました。
通りかかったニアキス族の人と楽しげに話しています。
子竜たちに気が付いて振り返ったその精霊の姿を見て、ハータは水の精霊、アータは大気の精霊の仲間、サータは木竜みたいと全員バラバラの意見。
子竜たちの驚く声にニアキス族の人も気づき、長居してしまったなと畑仕事に戻って行きました。
リンテの家の前には大きな丸太で作った腰掛けが置かれていて、そこにニアキス族の人たちは座っていました。
謎の精霊が、ここにイスを置いたら通る人が休んであの家を見てくれる、お茶を出せばお話ができると思って、と言います。
他の子竜たちは単純にそのことをすごいと喜びますが、アータだけはあんなに大きな丸太をどうやってここに運んだのかと疑問に思います。地竜でもない限り、1人で運ぶなんてことはできないはず。まさかあの子が自分で運んだなんて事は――。
そんなアータの心の叫びには誰も気づかず、マータが謎の精霊に今日はゆっくりいっぱいお話ししようと言うと、謎の精霊は嬉しそうにしながらもくたくたになって倒れないかとみんなのことを心配します。
それに対して、話したくらいでくたくたになるなんてナータくらいだと笑って返しますが、自分で言ってから前にナータがそんなことを言っていたなと思い出します。
そしてタータも家に入る前に、丸太の上にちょうどいい木陰を作っている木があることに気づきます。前にはあんな木はなかったはず、と。
みんなが少なからず疑問を抱く中、これまで全然発言していないカータは何やら思い当たる節があるようで、みんなに言うべきがどうか迷っている様子。普段のカータだったら仲良くなろうともっと積極的に話し掛けますものね。

そして家の中に入り、前よりも素敵になった室内の様子にマータはとても嬉しそうです。
お茶を淹れるために竜術で水を用意しようとすると、謎の精霊にありますと言われます。ここから泉は遠いはずなのに、大きな水瓶が置かれていました。
そしてハータがお湯を沸かすよと言う前に、謎の精霊はポットの水をお湯へと変化させました。
どうやったのかと驚くみんなに、謎の精霊はここにある道具を使わせてもらいましたと、竜術の術道具を見せます。
サータやタータやマータが、毎回持ってくるのが面倒だとこっそり置いておいたようです^^;

しかし、いくら精霊でも竜術の術道具は普通は使えない。
いよいよ正体の怪しくなってきた彼女に、アータがあなたは何者なんですかと訊ねます。
何も思い出せないのかと強い口調で問い詰めるように訊きますが、謎の精霊は穏やかな表情のまま、忘れているわけじゃない、と答えます。でも、分からないのは本当だ、と。
「私の名であったものは、今は別のものの名称」
「守るべき所、司る場をはなれ…戻るつもりのないその名を名乗ってもいいのか――…ふわふわ夢の中をただよっていた時の名も、起きてしまっては何か…違う」
だから今はなんと名乗っていいのかわからない。
そんな彼女の話を聞き、カータがやっぱりと言います。
「君は、眠る月の精霊コーセルテル」
ええっ、とみんな一斉に色々と驚きますが、コーセルテルが自分たちの前に姿を現したこと自体にはあまり驚いていない感じです。
そして一番先に名前のことを心配する辺りが、子竜たちらしくもあり、ちょっと呑気な感じでもありますね(苦笑)
リンテの提案で、名前はみんなで考えることに。

そして子竜たちはリンテとコーセルテルを連れて家の戻り、マシェルとナータの帰りを待ちます。
帰って来たマシェルはすぐにコーセルテルだと気づき、驚かせようとした子竜たちはがっかり。
そしてコーセルテルは――
「私の名前はコーナ。起きた月の精霊、コーナです」

さて、マシェル一家はあっさりとコーナの存在を受け入れていますが、里の竜たちが知ったらどうなのでしょう?
イルベックとは分かりあえたのだし、起きているのだから寝ぼけて変なこともしないでしょうけど…。
でもやっぱり月の精霊の力を使われるのは恐いんじゃないかなと思うので。
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