コーセルテル 子竜物語 ７話

「行き先は知ってる」　（ゼロサム５月号）



「目指すはコーセルテル一の火竜術士だもんね！」

今回はものすごーーーーーーーーーーく久しぶりにアグリナがメインでした。
一体いつ以来？　ヒロインなのに…（苦笑）

暗竜の卵を迎えた翌朝。
その時の話を聞こうとマシェルの家を訪ねたアグリナですが、手伝いに来ていたフルーおばあさんに皆寝ていると言われてしまいます。卵を迎えるのに皆たくさん力を使ったから疲れてしまってるんですね；
メオも帰ってきてすぐに寝てしまったそうですし、イフロフさんは口下手なために聞いてもさっぱり分からないということで、アグリナはマシェルの家に来たのだそうで。
そして、だったらエレさんの所へ行こうとしますが、やっぱり道に迷って風竜家に来てしまいました。そこで手紙を届けに来ていた郵便屋さんに出会い、今日はおそらくどこの家も皆寝て過ごすだろうと教えられます。
卵がえり中のスゥの面倒を見るために留守番をしていて見られなかったから、せめて話だけでも聞きたかったと嘆くアグリナに、郵便屋さんは光竜家は起きていたと告げます。
そして郵便屋さんが光竜家までの分かりやすい道を教えてくれようとしたのに、アグリナはさっさと行ってしまいました＾＾；　間違いなくこの後迷いますね；；

で、次のページで早速（苦笑）
森を歩いていたら、途中でオルタたちに出くわしました。
彼らの会話を聞き、自分が違った方向に進んでいるらしいことに気づいたアグリナ。
オルタたちが道を教えてやろうかと言ってくれたのに、方向音痴と言われたことに怒って別の方向に進み始めますが――実は最初にアグリナが向かっていた方向であっていたようです。
アグリナが光竜家へ行くと言っていたので、オルタたちは彼女が違う方向へ進み始めたことを分かっていましたが、たった今ケンカしたばかりだったのでわざと教えずに行かせてしまいました。どっちもどっちですね＾＾；

そしてアグリナはリンテの家までやって来ます。
つまりマシェルの家の近く。つまり、戻って来てしまったということです。
リンテの相手をしていたのか、カシもそこにいましたが、アグリナは昨晩のことを思い出して思わず涙を零します。
卵がえり中の子竜の眠りには波があり、浅い時には起きないように、深い時には深くなりすぎないように呼びかけなければならないそうです。深くなりすぎると目覚めが遅くなったり悪くなったりしてしまうそうです。だからつきっきりなんですね；　大変だなぁ；；　マシェルはそれを７人まとめて見てたのか…。
それで、スゥの眠りが少し深くなり、イフロフさんもメオもいなかったためにアグリナはどうしたらいいか不安になった。ちょうどその時に２人とも帰ってきて、これくらいなら大丈夫だと言われたそうです。
けれど、アグリナが竜術士になったら、当然イフロフさんもメオもいない。１人でしなければならないのだと、不安を感じたようです。

カシがどこへ行くのかと訊ね、アグリナは光竜家だと答えます。だけど大した用はなくて、誰かと話して元気になろうと思った――。
アグリナがそう言うと、カシはいきなり彼女の襟首を掴んで飛びました。送ってやるって、もうちょっと丁寧に扱ってやれよ＾＾；
そして途中で光を見つけます。
郵便屋さんが心配してモーリンさんに知らせてくれ、モーリンさんとマリエルが迎えに来てくれ、目印に光を飛ばしていたようです。
そこへマシェルもやって来ました。オルタたちが意地悪してしまったことを悪く思って知らせてくれたようです。
アグリナはマシェルの心配をしますが、マシェルはもう大丈夫、と。
逆にフルーおばあさんがアグリナが元気ないみたいだったと言っていて、マシェルも心配になったから、と。

フルーおばあさんに郵便屋さん、カシにモーリンさんとマリエル、オルタたち、そしてマシェル。
皆に心配してもらって、助けられて。
アグリナは１人じゃないことを思い出します。
「元気よ！！　あたしっっ。すっごい元気！！」
ひとりぼっちではないから、あとは頑張るだけ。いつものアグリナに戻りましたね。良かった良かった＾＾

しかしそろそろ本格的に火竜家の代替わりが始まりそうで…－－；
今回メオはいましたが、ほぼ背景でしたよ。