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「悪のエルピス②～同志・・・・」　（マガジン２４号）

え……ちょっ……こっ……公式ぃぃぃぃぃいいい！！！？？？（←どう反応したらいいか分からない叫び）

平家先輩と雪比奈のバトルは描かれないのかと先週書いたばっかりですが、今週はこの２人からです。
１２月３２日を起こす前、藤原総理、『エンペラー』、ゼド、そして平家先輩（＋部屋の外で待ってる雪比奈）で、話し合いが行われた。
珍種を駆逐すべきだと主張する総理、人にとっての正義が珍種にとっての正義ではないと『エンペラー』に忠告する平家先輩、珍種と異能者が共に暮らすことは危険だが彼らの命や生活を奪う権利は誰にもないと言うゼド。
そして正義はこの手で下すと言う『エンペラー』。
歴史に記されることなく秘密裏に正義が下される日。だから存在しない日で、それは１２月３２日と名付けられた。

そしてその『エンペラー』の１２月３２日の行いが間違いだと分かっていながら、いまだに『エンペラー』に傾倒している平家先輩を、雪比奈は信じられるわけがないと言います。
しかし雪比奈が平家先輩を攻撃したところでロスト！
何と……女体化です。まさかの女体化です。何この同人誌ｗｗｗ（※公式です）
肌蹴ている雪比奈は好きだがそれは男だからであって、女になった雪比奈が裸になっても何も面白くないわー。

そんなロストしてしまった雪比奈に、平家先輩は命を返しました。
１００年近くも命を弄んでおきながら突然あっさりと。当然、雪比奈は怒ります。平家先輩はまだ分からないか、と。
「お前をっ・・・・死なせない為に決まっているだろう！！」
１２月３２日以降、虚無化と「パンドラの箱」がある限りすべては総理の思うがまま。寧々音以外に生き残った『法超者（コード：ブレイカー）』は雪比奈だけだがそれも完全に護りきれるわけではない。
つまり平家先輩は絶対に雪比奈を死なせたくなかったということですか。
なぜそこまでするのかと訊ねる雪比奈に、平家先輩は――「お前がどう思おうと・・・・私の中ではお前はずっと私の同志だ」
しかし過去に平家先輩を刺したことのある雪比奈。そのことについても「飼い犬に手を噛まれたくらいで慌てていたら、優れた闘犬は飼いならせない」と笑いました。
そして今まで雪比奈の命が体内にあったから死ぬに死ねなかったけれど、それも無くなったと言う平家先輩。
「・・・・あなたは自由に生きてください。さようなら、比奈」
そう雪比奈に言い残し、平家先輩は光の速さで飛んで行ってしまいました。
それはともかく、体が女になったからって一人称を「オレ」から「私」に変える雪比奈に非常に違和感。彼はそんなキャラじゃないだろぉぉぉぉぉおおお！！！！！
それとも何か。アレか。体だけでなく心も女体化してしまう系のロストなのか…！？

遊騎が発信していた音波は真理には聞こえていたようです。
ロストしたままの姿でもそれを他の異能者に伝えようとする時雨と日和。
何もできないけれど、遊騎や零たちがきっと虚無化を止めてくれると信じています。
敵だったのがウソのよう……いや、敵だったというのもある意味ウソなわけですが。

そして、破壊の女王と化した桜は虚無化の力を操り、零たちを攻撃しています。
大ピンチの零たちの前に、やって来ました、刻！！
果たしてこの窮地をどう乗り切るのか…！？

次回「運は天にあり――・・！！」
それにしても雪比奈のロストは衝撃的すぎだろ……。
別作品で女体化ネタ書いたことあるけどさ、基本的に異性化はあんまり好きじゃない…。
好きな方は狂喜乱舞でしょうけどね。

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「悪のエルピス①～絶望」　（マガジン２３号）

いよいよ本格的にクライマックスへと向かってきました……掲載位置が（ぇ

前回の感想の最後に、桜の珍種パワーと虚無化がぶつかるのかと書きましたが…ぶつかるどころじゃないです。むしろ共鳴です…！＞＜

桜の様子がおかしいことに気づいた泪が桜に近づこうとしますが、突然、珍種パワーが大量に放出され、近づけません。
けれど総理はそれを待っていたようで、桜に近づきます。
総理の持った「パンドラの箱」を桜が見ると光が溢れ、箱の形が変わりました。
「「パンドラの箱」を完全に開け、虚無化の力を全開放するのは私ではない・・・・かつてこの「箱」を創った「最後の鍵」であるあなたの役目・・・・さあ・・・・ご判断を――・・」
そう言って桜を唆す総理。桜はすでに自我を無くしているようですが…！？

そんな桜は意識の中で、１２月３２日の現場で泣いている小さな自分に出会います。
そして相手がどんな悪人でも命の大切さは必ず伝わると言ってハグをしますが、チビ桜にそんなのウソっぱちだと言われてしまいます。
そして桜の脳裏に「ゐの壱」、神田先生、みしるの変わり果てた姿が浮かびます。
「悪を消してもその先にまた悪がいる・・・・小さな希望も簡単に踏みにじって・・・・」
「１２月３２日（あの時）、世界を護りたくて虚無化をこの「箱」の中に閉じ込めたけど、結局何も変わらない」
チビ桜が淡々と語る間も、桜の脳裏には無残な神田先生やみしるの姿が。
「もう・・・・こんなの見たくない。つかれたよ。こんな世界なら、いっそのこと・・・・」

すべて・・・・無くなってしまえばいい――！！

意識の中の桜の悲しみにリンクして、「パンドラの箱」から光が溢れ出します。
もちろんそれは希望の光などではなく、虚無化の邪悪な黒い光。
今までの何十倍もの速度と規模で、周囲の虚無化が進む――！
平家先輩と雪比奈が戦っている場所のそばでも虚無化が始まりました。
結局この２人のバトルはしっかり描かれないのか…？

殺しても殺しても断えない悪と理不尽な「死」。
この世界の無くなることのない絶望に触れ続けていればいずれこうなることは分かっていたと、総理は桜について語ります。
「この子はこの世界に見切りをつけ、「パンドラの箱」を完全に開くだろうと」
つまり、総理の今までの行いは桜に絶望させるための手段だったとでも言うのか？
だとしたら、どれだけ卑劣な計画なのでしょう…。
桜が虚無化を望むわけないと、総理が操っているのだろうと、泪が総理を攻撃しようとしますが、その前に桜が立ちはだかります。
そして桜に敬意を示す総理。
「統べるのは私ではない・・・・この方こそがこの下らない世界を終わらせて下さる破壊の女王――！！」

次回「昨日の戦友（とも）は今日の敵！！」
絶望した心に意識を奪われてしまった桜は正気を取り戻せるのか――！？
まぁ、流れとしては零が桜に説教（？）する展開が妥当でしょうが。
っていうか、今まで愛だの何だのほざいてたのは何だったんだって逆切れ？　みたいな？
とにかく零が頑張ってくれるところですよね？　ね？？

そして虚無化が広がりすぎたので、きっと最終的には虚無化で失われた人や物は戻ってくるはず。

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「倖せの白詰草（クローバー）」　（マガジン２１・２２合併号）

今週は本編の前にモバゲーで配信中のゲームの紹介ページがあり、プレゼントがもらえるパスワードも掲載されています。
……私、まだ始めてないんですよね；；　今週中には始められるかな……。

みしるの首を絞め上げる零。
その横で遊騎が、そもそもみしると影炎は２人で１人なのかと、今更ながらもっともな質問を。
そしてそれに答えたのは高みの見物中の藤原総理。
影炎はみしるが創り上げた別人格。みしるは「地獄の皇帝の系譜」を継ぎ七つの炎を従える零を見守り、監視する立場にあり、仮に零が暴走した場合に始末するのも彼女の仕事。けれどそれは優しいみしるには耐えられなかった。拒否するみしるの代わりにいつしか影炎の人格が生まれた。さらにそこへ藤原総理が、みしるを“エデン”最強の暗殺者にするために、泪の両親が開発した悪の遺伝子を埋め込ませた！！　……いよいよ本気で悪の総大将っぽくなってきました。
元々凶暴だった影炎が最凶の悪に育つのに時間はかからず、影炎の人格はみしる本人の人格さえ支配し主導権を握るようになった。
だから心の弱いみしるに影炎を止めることはできない、影炎を消したいなら零の言う通りみしるごと消すしかない――！？

そして零はさらにみしるの首を強く絞め、本気で殺そうとしています。遊騎が止めに行こうとしますが、それを桜が止めます。今までに触れたみしるの優しさと、零の優しさを思い返し――「私は・・・・大神を信じる」
しかし零はみしるに、影炎の道具に成り下がったてめえなんざ生きる価値もねえと、死ねよととどめを刺そうとします。
けれど死を目前に、みしるの中の生きたいという想いが強くなり――「死にたく・・ない。生きたい！！　・・・・みっ、みしるは・・・・みしるは影炎の道具なんかじゃない――！！」
みしるが影炎を消し飛ばしました！！
そして、「そうだ、それでいい」と微笑む零。最初からこれを狙ってたのか…。零ってわりとお人好しですよね。相手のことを信じてる。

零が手を離し、その場に倒れたみしるに、桜が突撃。みしるの顔の横の地面に拳を叩きつけます。
神田先生と「ゐの壱」を殺されて許せない。こんなの理屈じゃない。でも――「私は負けぬ・・・・！！　こんな気持ちに・・・・こんな私の中の悪には負けぬ！！　だからみしる殿も負けないで！！　影炎（悪の心）に・・・・その為にもみしる殿自身をもっともっと信じてあげて欲しいのだ！！」
そう言ってみしるをハグする桜。
遊騎は桜が、零がみしるに生きる意志を認めさせる為にやったのだと分かってたんだなと言いますが、桜はそんなことは知らぬときっぱり。けれど、「あいつは悪だが大切なみしる殿を見捨てたりなどしない。絶対に・・・・！！」と、こちらもきっぱり迷いなく言い切りました。
そんな桜に、どうしたらそこまで信じられるのか、どうしたらこんなに強くなれるのかと、不思議そうで、羨ましそうなみしるです。

ひと段落したと思ったら、また建物内から大きな音が。瀕死状態かと思われた泪が立ち上がってます。
結局すべての元凶は総理で、その怒りを込めて攻撃しますが、逆に虚無化が泪に襲い掛かります。
それをみしるが防御！！　虚無化は止められないけど、異能や何かを虚無化している間は他の物を虚無化出来ないから、この隙に「パンドラの箱」を奪って、と。
もちろん、零と泪と遊騎はすぐに「箱」を奪いに向かいます。
強大な虚無化の力に押されながらも、みんなのために強くなれると、自分を信じるみしるの瞳は強く真っ直ぐです。
しかし大きすぎる虚無化のエネルギーはみしるだけでは抑えきれず、火花のように飛び散った虚無化の一部が桜を目掛けて飛び――みしるが、それをかばいました。
「みしるも、強くなれた、かな？」
最後に涙を浮かべて、微笑んで桜にそう言って、みしるの身体は消えました。
そしてみしるが消えたショックからか、桜が死神モードになりかけています…！！

次回「今日の情けは明日の仇！！」
桜の珍種パワーと虚無化がぶつかる…！？

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「気まぐれな炎」　（マガジン２０号）

今日はめっちゃ眠くて頭が働かないので感想はあっさりめに…。

虚無化のすぐ近くまで来ていた刻と虹次。虚無化の中は当然渡れないので、地磁気で浮き上がった刻を虹次が吹き飛ばして気流に乗せ、別荘へ降ろすという何とも無茶苦茶な方法で行くことに。

さて、アスモデウスの炎から解放（？）された零は、影炎をボコります。今まではみしるだからそんな直接攻撃するような真似はしなかったのに…。
そして影炎はアスモデウスの炎で再び零を攻撃――しようとしますが、発動しません。そして零の右半身を喰っていた悪魔も消えています。変わりに悪魔のアスモデウスが人型で登場。ほぼ裸に近い格好の巨乳のお姉さんだけど、全然エロく感じないのはなぜだ…。
アスモデウスは幻想の中で色欲に堕ちず、しかも契約の対価として自ら嗅覚を差し出した零を気に入り、影炎を見限った。
さらに零は倒れている泪、壊された「ゐの壱」、眼鏡だけが残った神田先生の姿に、怒りを募らせ――「影炎・・・・お前はやりすぎた」
そして放たれる虹色の爆炎地獄アスモデウス。周囲の金属と化学反応を起こしてあらゆる色を映し出す。だから美しい見た目とは裏腹に強大な爆発が起こる。
けれど零は影炎を燃え散らさず、炎を消します。そしてみしるにお前を燃えちらしはしないと告げたかと思うと、彼女の喉元を掴んで持ち上げた！？
「簡単に殺しはしない・・・・この手で・・・・死以上の苦しみを与えた上で殺してやる」
なぜいきなり冷酷非常モード！？
一体何があった！？

次回「仏作って魂入れず・・・・！！」
しかしアスモデウスにずっと巨乳を押し付けられて何も反応しない零は大丈夫かと一瞬心配したけど、他の女性陣には反応しないけど桜にだけは反応するんだよね。うん、よしよし。大丈夫大丈夫。



……零とアスモデウスを見てると、ジャンとマオを思い出すよね、っていう。どっちも性格は違うけど。

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「あの時の決意」　（マガジン１９号）

来週の水曜にコミックス２４巻が発売。
３巻連続ＤＶＤ付き限定版、ラストです！

みんなに逃げろと伝えようと必死な遊騎ですが、やはり「音」もすべて虚無化で消されてしまって届きません。神田先生は桜子さんやゼドも虚無化に気づいているはずだから何とかしてくれるんじゃないかと、遊騎に無理をしないよう言いますが、一度に大勢に伝えられるのは自分だけだと言って遊騎はさらに「音」を強くします。
神田先生は遊騎を心配して止めようとしますが、逆に何でエージェントになったのかと訊かれます。
「『コード：ブレイカー』は悪をブッ斃すため、そんで悪から皆を護るためにおるんや。・・・・こんな真っ黒っこいモンに、オレの大切消されてたまるか！！」
…この台詞、もしかしてキャラソンを意識してますかね？　何となく…。
そしてみんなを護ろうとしている遊騎の姿に、人見の姿を重ねる神田先生。
しかし感傷に浸る間もなく、後方の別荘から爆音が。
それは先週号で桜と泪を襲ったアスモデウスの炎――！！

泪は桜を護ってまともにアスモデウスの炎を喰らってしまったようです。
そして大神もアスモデウスの中に身体まで取り込まれかけ、助けようと桜は怪我をしながらも立ち上がりますが、影炎に殴られ、踏み付けられます。
影炎になぜこんなことをするのかと問う桜。総理のようにこの世界が無くなるのを見たいのかと訊くと、影炎の答えは「死」。限りなく、ひたすら「死」という文字の紙を何枚も。
わかったら死ねと、影炎は桜にとどめを刺そうとしますが、「ゐの壱」が助けに入りました。しかし影炎の前に「ゐの壱」は赤子も同然で完全に破壊されてしまいます。
そして影炎は桜の首を掴み、再びアスモデウスを――！！

虹色の光と、虹色の音。

見た目は美しい炎だけれど、その威力は凄まじく――と、そこへ遊騎と神田先生が戻ってきました！
しかし遊騎の「音」で炎を防げたと思ったのも束の間、遊騎の耳から血が噴き出した！？
どうやら鼓膜と三半規管をやられたようで、平衡感覚を失ってしまっています。
耳のいい「音」の異能者とアスモデウスは相性最悪と笑う影炎。光と音の炎・アスモデウスとは一体…！？
ふらつきながらもまだ「音」を出し続ける遊騎。
「オレは皆を護るし！！　耳なんぞのーなったってかまへん！！」
しかしそんな遊騎の足場を、影炎がマモンで切り離します。遊騎の身体は虚無の中へ落ち――その手を、飛び込んだ神田先生が掴みました。遊騎を上へ投げて、神田先生は虚無の中へ――！
神田先生は、人見に助けられたあの時から、『コード：ブレイカー』達をほんの少しでも助けることができたらと思ってエージェントになった。
だから――「どうか悪を滅し・・・・皆を・・・・護ってください――！！」
そう遊騎に敬礼する神田先生。けれどその手は震え、目には涙が浮かんでいます。それでも彼女は笑顔でした。
トーン処理がすごく丁寧にされていてとてもキレイな笑顔――なのですが、私の買ったマガジン、ちょうどこのページのインクの滲みがひどくて台無しだわー（－－；
そして神田先生は虚無の中に消えてしまいました。
しかし悲しんでいる暇も無く、影炎は再び桜を狙います。
泪は血塗れで倒れ、「ゐの壱」は全壊、神田先生は消え、遊騎も瀕死に近い状態。
桜が震えているのは自分の身に迫った危険からではなく、大切な人たちが次々に倒れていくという現状からでしょう。
誰か、止めてと。
虚無化を、影炎を、止めてと。
そう思って桜が叫んだのは――「大神ィ――！！」
その声に応えたにしては早すぎますが、零が影炎の頭を掴みました。
しかし身体は真っ黒で、右半分は悪魔がくっついたままの状態で明らかに異常です。彼は意識を保っているのか…！？

次回「人を見て法を説け・・・・！！」
神田先生の消え方的に、復活の可能性があるんじゃないかと思うのですが…ダメ？

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