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「みそ汁の秘密」　（マガジン４７号）

よぅし、零を１発殴ってこようか。
いやいや、１発と言わず１０発くらい…。

零に抱きついた女の子は黒門寺みしる。普段は廃部が決まった文芸部部室に引きこもっているためにあまり知られてはいないけれど、顔は確かに美少女でした。
零がハイブリッドだということも知っているようなので、１２月３２日のことなども知っているのでしょうか？
でもみしるは零に自分から抱きついたくせに、逃げるように走り去ります。
そして彼女を追って文芸部の部室へ。とりあえず部室は腐海と化しています。きれい好きな泪と神経質な刻が悲鳴を上げて思わず抱き合ってしまうほどのひどさですが、遊騎、いつの間に合流したんだ（苦笑）

みしるは泪や刻の呼びかけには応じるどころか無視したり拒否したりですが、零が手を差し出せば手を重ね――けれど駄目だと、怯えて丸まってしまいます。一体何が駄目だというのでしょうか？
そしてみしるが怯えているのでみんなを敵だと思ったのか、部室に住み着いているらしい野良猫（約１匹トラが混じってますが＾＾；）たちが襲い掛かってきましたが、みしるが駄目、護らなくて大丈夫と言えばおとなしくなりました。
人間は苦手だけど動物とは心を通わせられるみしるの姿を見て、桜は出会ったばかりの頃の零を思い出します。そして零に対して同意を求めますが、零はなぜか蒼白の表情。みしるのことを思い出したらしいのですが――。

どこか森の中、いつも１人で動物ばかりと遊んでいるみしるに、零が一緒に遊ぼうと声を掛けました。
みしるという名前がみそ汁みたいだと零。相変わらずチビ神くんは容赦ないですね＾＾；
けれどみしるは、零がハイブリッドだから遊べないと言います。誰も傷つけたくないから、一人でいい。
…ということは、みしるもハイブリッドなの？　それとも零の一族に仕える一族か。
ともかく、ほっといてと言うみしるに、チビ神は信じられないことを言います。
「じゃあ、結婚すっか」
オイコラーーーーーっ！！
桜ちゃんとの約束を守ってやれと言ったのは他の誰でもなくチビ神じゃないか！！
「せっかく生まれてきたのに一人ぼっちなんてつまんねーじゃん。だからお前、オレと結婚しろ。そしたらずっとオレがお前と一緒にいてやるよ」
い、一緒にいたかったらすぐ結婚するかとか言っちゃう子だったのか零よ…！orz

みしるのことを思って言ったのだから優しいではないかと桜。
しかしその表情はヒロインとしてあるまじきものに＾＾；
でも零が桜に対して言い訳しようとしたのでまだ良しとしようか。だけどいくら記憶がないからって、昔と今であんなにも性格が違うものなのか…。
そしてまた逃げようとしたみしるの腕を零が掴みますが、その拍子に１枚の写真が落ちました。
そこに写っていたのは小さい零とみしる。しかし、みしるの顔は零とまったく同じもの――！？
ちなみに今のみしるの顔は零とは全然似てません。

次回「ヤヌスに捧げられし供物」
↑誰のことだろう？　みしるかなぁ。
とりあえず、零桜要素てんこ盛りなのにフラグが立つ前に下がってしまうこの状況をどうにかしてください。やきもきしすぎて苦しい…。