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「熱き氷の心意」　（マガジン７号）

昨日発売だったコミックス１７巻で先に発表されましたが、メイン２人のキャスト！
大神零…岡本信彦くん
桜小路桜…日笠陽子ちゃん

上条先生描き下ろし漫画でアニメ記事も掲載されていますが、この２人のキャスト以外はまだ詳細は明かされていません。せめて監督と制作会社くらい…。

零と刻の協力で「天叢雲剣」の形はできましたが、そこに魂を吹き込まなければなりません。必要な魂は「勇」。つまり魂というか心ということのようです。
すると王子がオレにまかしときなと剣を取り、扉にはめ込むと剣が光りました。どうやらクリアのようです。
「剣の鍵を捧げる者に「勇」の魂があるかどうか試されます。野蛮な王子にはぴったりですね」
平家先輩のそれは嫌味なのか…？（苦笑）
では「八尺瓊勾玉」も異能で創って…と桜が言いかけると、虹次にひょいと持ち上げられて、勾玉の場所に押し込まれました（苦笑）　ヒロインなのに何この雑な扱いｗ
「勾玉」は珍種の血が鍵で捧げる者に必要な魂は「仁」。うーん、まさに桜ですね。
そして最後の「八咫鏡」ですが、雪比奈が「絶対にごめんだな」と。
「鏡」は雪比奈がつるつるの氷面を作って平家先輩が光を反射させて鏡を体現するしかない。超険悪な２人が協力しなければならない。だから雪比奈がブチ切れていたんですね。泪が頼み込むも雪比奈はつんとして聞いてない様子。
そんな雪比奈に平家先輩がどこか挑発するように語りかけます。
「あなたは同志への協力を惜しむような人ではないでしょう？　・・・・そして、かつてはこの平家に協力どころかその背中も命も魂すらも預けて――・・」
言いかけた平家先輩に雪比奈の蹴りが飛びます。もちろん、受け止められてしまいますが――「そんな奴、オレは知らない」　雪比奈はとにかく過去をなかったことにしたいようですね＾＾；

そんなことをしていると、扉に「時間内に認証されませんでした」という表示がされ、扉の向こうから大量の氷が！！
そして“エデン”の門番だという「氷結」の波々伯部（ほうかべ）と名乗る男が現れました。冴親の部下で、扉を開けなかった反逆者の死出の旅への水先案内人だそうです。
いきなりの波々伯部の攻撃に雪比奈が対抗しますが、氷結の量もスピードも波々伯部の方が上回っている――！？
そしてその理由は彼の体と一体化している巨大な氷の中にありました。彼は“エデン”に反逆した異能者たちを瀕死の状態で氷の中に閉じ込めて生かし、人柱としてその異能を吸収し続けている。つまり、異能量は１人の人間の容量を超え、ほぼ無限に尽きることがない――！！
しかも下手に攻撃すると人柱にされた人たちに当たってしまうと、泪たちは反撃ができません。
しかし――「甘い、な」
そう一言だけ発して、雪比奈は人柱にされた人たちを躊躇なく一刀両断。
さらに波々伯部の体に穴が。
雪比奈の異能は「氷」ではなく「水態」。個体の氷、液体の水、そして気体の水蒸気の三態の水を操る。
雪比奈は波々伯部の全身を覆う氷を一瞬で気体に変えて水蒸気爆発を――！
助けてと叫ぶ波々伯部。慈悲とか情けとかそういう人の心があるでしょうと問われた雪比奈ですが――
「人の心？　・・・・無いな、オレは人じゃない、死人（アンデッド）だから。何があってもお前は許さない」
そして「水蒸爆煙霞（ハイ・ミスト・デスサイズ）」で波々伯部さんの体崩壊。

けれどなぜ人柱にされた人たちを殺したのかと、雪比奈の胸倉を掴む泪。雪比奈は「邪魔だったから」と微かに笑って答えます。
さらに泪の首を掴み――「オレの邪魔するならお前も殺すよ？　泪」
しかしそんな２人の足元から、ありがとうという声がしました。まだ息のあった人がいて、雪比奈のお陰で自分たちの誇りは死なずにすんだ、と。
「あの屈辱の中・・・・座して死を待つより男の誇りを守ってくれた君に礼を言う・・・・」
つまり雪比奈は彼らの意を汲んだってことですが…それでも雪比奈なら助けられたはずだと突っ込んだらダメですかね。氷を水蒸気に変えられるなら、当然、水にだって変えられるんだし…。
最期に“エデン”を斃してくれと言って事切れた男性に答えるように、雪比奈は氷で鏡を作りました。
素直じゃないですねと呟く平家先輩。「その心底に秘めた誇り高き戦士の魂と同志を啓する配慮・・・・さすがは私が頭を下げてでも手に入れたいと思った男です」　…あの平家先輩が頭を下げた！？　当時の雪比奈はどんなだったんだろう…（苦笑）
そして平家先輩が氷の鏡に光を当て、「知」の魂と共に嵌め込めば、扉が開きました。
いよいよ“エデン”の中へ突入――！！

次回「大疑は大悟の基――・・」
それにしてもアニメ情報は出し惜しみしすぎてるｗ