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「コーセルテルの竜術士」シリーズの感想と、たまに二次創作小説を書いています。 他の漫画やアニメの話もしますので、色々ネタバレ注意です!
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「泪」 (マガジン12号)

あの事故の時、泪は魔性(ダークサイド)に助けられたけれど、冴親は全身火傷で眠り続けた。目覚めたのは数年後だったが、それも奇跡と言われた。そして両親が亡くなり、姉も行方不明という絶望の中で冴親を生かしたのは、強き負の心
自分の不幸を嘆き、その元凶の人物を憎み、事故のことを忘れた周囲の人間を恨み――誰よりも深い心の闇が、誰よりも強い「影」の魔将(ダークサイド)を目覚めさせた――。
冴親のダークサイドは騎士のような姿に変わり、泪のダークサイドを圧倒します。
あまりにも激しい攻撃に泪のダークサイドが消え、冴親は零に向かいますが、泪はそれを許しません。
しかし仇である零を庇うのかと、冴親はさらに激しい攻撃を泪に加えます。
一方的に攻撃されるばかりの泪に、ダークサイドが素直になれと囁きます。
弟が憎いだろう、と。お前や仲間を傷つけ人生を狂わせる、凶気に走った弟が邪魔でしかたないのだろう、と。無理をせずに憎め、恨め。その負の心が妾に力を与える。あんな弟はいなければいい、と。あんな弟、死ねばいいと――!!

しかし泪はダークサイドに取り込まれず、代わりに泪(なみだ)を流します。
冴親の辛かった心を知り、自分の胸倉を掴んでいる冴親を抱き締める泪。
その優しさに感動する桜と、再び昔のことを思い出している虹次。
泪の泪という名前は偽名ではなく本名なのだそうです。名前を変えたくないと言った当時の泪に、虹次は多くを聞きませんが、泪は両親に名前の由来を訊ねた時のことを思い出します。
どんな絶望の中でも人の為に泪を流せる優しい子でいて欲しい。そう願いを込められた名前。
だから泪は名前を呼ばれるたびに思い出す。どんな絶望の中でも、人の為に泪を流せる優しさを――。

そんな泪だから、冴親を見捨てたりしない。この手で必ず止めてやると言いますが――止めを刺そうとする冴親。
そこで泪のダークサイドが再び現れます。けれど今度は泪が取り込まれたのではなく、ダークサイド自体が影として出てきたようです。
冴親の攻撃をあっさりと止める泪のダークサイド。泪がダークサイドの誘惑に屈指なかったのになぜだと問うと――「・・・・確かに負の心は「影」を生む。だが、陽の光が強いほど「影」が一層濃くなるように、強き正(プラス)の心もまたより強き「影」を・・・・妾に力を与えるのよ」
泪の清らかなプラスの心の泪が、ダークサイドを更なる高みの「影」に仕立て上げた。
そしてダークサイドは麗艶の守護神の名を語るなら使いこなしてみろと、大鎌(デス・サイズ)に姿を変え、泪の手の中に。泪の服装もダークサイドのものと少し変わります。貴婦人っていうより魔女っぽい。

次回「慷慨 死に赴くは易し・・!!」
そろそろ決着? 冴親は味方になるんでしょうか…。
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