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「エピローグ～さよなら大神零」　（マガジン３２号）

ぎゃーーーーーーーーーー！！
マジかーーーーーーーーーー！？

サブタイトルにエピローグとか書いてあるから嫌な予感がしたら……次号最終回だとぉ！？
もう終わってもいいとは思っていたけど、こんなに急に終わっていいなんて言ってない（泣）
カウントダウンは担当編集によるのかもしれないけど、最終回目前だったら次号予告か引き文にクライマックス目前くらいは入れてくれよ…orz
仮にもアニメ化した作品ですよ。しかもＫＹＯの時と違ってアニメ終了からそれほど時間が経ってないんですよ？　というか、確かＫＹＯの時は最終回のかなり前から最終回が近いことを匂わせていたような気がしたのですが……。気のせいだった？　単に内容が最終決戦以外の何物でもなかっただけ？
確かにＣ：Ｂはアニメ化が決まった後も特にカラー回が増えたわけでもなく、表紙も結局たった２回しか貰えなかったし、大人気だったわけではなくそこそこの人気だったのであろうことは重々承知していますけれど……それにしたっていきなりすぎる。確かにラスボスを斃したんだから後はエピローグだけだろうけど、何も前触れが無いからもう少し引っ張ってくれるものとばかり思っていたのに……他の作品のプッシュで忙しいからってひどいよ（涙）

はぁ……とりあえず今週の感想行きますか……。

エピローグとある通り、後日談です。
“エデン”は解体したようです。しかし珍種も異能者も人間にとって受け入れがたい存在であることに変わりはないため、彼らは『存在しない者』として生きるべき。そう結論付けた平家先輩はその為のバックアップをし、罪を犯した者もいるため監視も役目として担うことにしたようです。それに、法で裁けぬ悪も一向に減らない。誰かがやらねばならないのならと、すべてを背負い込むつもりのようです。
しかし、一人ではなく――「一人ではさすがに荷が重い・・・・頼もしい同志がいてくれたら心強いのですが・・・？」
いつの間にか雪比奈とすっかり和解してます。微笑み返す雪比奈の笑顔が信じられないくらい穏やかです。結局平雪エンドなの？
そして雪比奈はどこまで泪に本気だったんだ……。

虹次とゼドと桜子さんは海外で一人で苦しんでいるかもしれない異能者や珍種を探す旅に。
見送りに来た泪がスカートですよ！
ゼドと桜子さんにからかわれながらも、泪が虹次に「今度はお前の帰りを待ってちゃダメか・・・・？」と決死の一言。告白ですらないのに決死のと言うのも大袈裟ですけど、赤面して震えてるんだから過言ではないでしょう。
虹次はそんな泪の頭を撫でて、「また・・・・髪を伸ばすと良い。冴親と同じ、ご両親譲りの美しい艶髪を。それまでには戻る」
ゼドに髪伸びるまでって何年後だよとツッコまれてますが、泪は嬉しそうなのでいいんでしょう。
・・・・・・・・・・・・
って、結局虹泪かーい！　別に嫌いではないからいいんですけど……遊泪派としてはちょっと残念です。
ま、虹次がいない数年の間に遊騎が成長して大人の男になるから、まだ先は分かりませんけどね！！

時雨と日和はただのケンカップルですね。あー、あっちぃ。
そしてそれを見て呆れてる遊騎。遊騎ってキレるか興味なくすか食いつくかなので、呆れさせるって相当ですよねｗ
真理は遊騎と音波の交信をし始めてからぐんぐんと回復に向かっているそうです。目を覚ますのも時間の問題か…？
だけど時雨と日和はロストしたまま。このままオレ達の面倒を見る気かと、捨てられても構わないと言う時雨に対し、遊騎は――「・・・・罪は一生消えへん。せやけど一生友達やろ。・・・・その両方をオレは大神に教えてもろたんや」
遊騎の資産を時雨に管理してもらうなら、むしろ遊騎の方が面倒を見られることになりそうですがｗ
遊騎本人は別に苦とも何とも思っていないんでしょうが、時雨と日和のことにしても、真理のことにしても、決して爽やかな終わり方じゃないのが何とも…。

寧々音は「パンドラの箱」によって命を繋ぎ止められていたため、箱が消えたら元通り死ぬ。
そんな「コード：エンド」を迎えた寧々音に刻の異能（生命力）を注ぎ、ロストした状態での寧々音はどうにか生き残りました。
もう刻の姉だった寧々音はいなくなってしまいましたが、きっと２人の絆は消えませんよね。
平家先輩と寧々音（元の方）の関係がどうだったのか、詳細は分からずじまいでしたが…。
寧々音も今は渋谷荘で暮らしているそうですが、藤原総理の娘は死亡したことになってるはずですが…この寧々音はどういう扱いになってるんでしょう？　え、そこまでツッコまなくていい？

そして――

零はやはり対価として記憶をすべて失ってしまったようです。
記憶がすべて無くなったせいで、性格まで全然違います。
それこそ、チビ神がそのまま大きくなった状態です。髪もやはり白いまま。
刻に「異邦人モドキ」、遊騎に「ツンツンねんぐ」、平家先輩に「学ラン白ミミズク」、泪に「着飾りエセ美人」と、相変わらず変なあだ名を……っていうか泪のひどくね！？　泪のだけ悪口っぽいよ！！
零は交通事故で記憶喪失になったっていうことになっているらしいです。そういう認識能力はあるようです。
そして桜は「コケシ頭」、みしるは「みそしる」、子犬は「雑巾」と、記憶が無いのにそのセンスはまったく変わっていないという残念な結果ｗ
捨てられていたキーホルダーと手袋を、みしるが大切なものだから捨てちゃダメと拾ってきてくれましたが…それらを見てもやはり零は何も覚えてないようです。
というか、口調も全然違うのでもはや零に見えないｗｗｗ

零以外が渋谷荘の台所に集まって零のことを話していますが、刻はコレでいいんじゃないのかと言います。
「『コード：ブレイカー』（オレ達）が普通の人間として暮らしていくには、今までの罪（殺し）をすべて忘れるしかないんだよ。これでアイツはめでたく人殺しをやめ、晴れて桜チャンと普通の高校生として生きていけるんだ。メデタシメデタシだろ？」
皮肉っぽく言った刻に、桜は誰もそんなことを望んではいないと言いますが――
「じゃああんたは『コード：ブレイカー』（オレ達）と今まで通りずっと一緒にいられるとでも思ってたのかよ！？」
刻の叫ぶような言葉に何も言い返せない桜。
そして桜は、零が桜を受け入れてしまったら自分が存在しない者、悪であることを死ぬほど悔いるでしょうと言っていたことを思い出します。
零がこうなってしまったのは自分のせい――そこまで桜の感情は描かれていませんが、そう思ってしまうのも無理はないですね。
すべてを忘れた今が、零にとっては１番幸せなのかもしれない。
刻はそう言いますが、お菓子を食べながらお笑い番組を見て大笑いしてる零なんて零じゃなーーーーーい！！＞＜
まぁ……きっと記憶を取り戻してくれるんでしょうけど。
というか取り戻してくれないと困るんですけど。

次号……最終回orz

単行本の収録話数的にここで終わる可能性も十分にあったけど、触れられていないからまだ大丈夫なはずと完全に油断してました。。。
ああ、私の生きる楽しみがひとつ減ってしまう…。