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「コーセルテルの竜術士」シリーズの感想と、たまに二次創作小説を書いています。 他の漫画やアニメの話もしますので、色々ネタバレ注意です!
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「悪のエルピス⑧~最後の七つの炎」 (マガジン30号)

前号との温度差(私の)


七つの炎を同時に繰り出した総理の攻撃に対し、刻は避けずにすべて受けます。虹次や零との激しい闘いを思い返し、どんな攻撃や強さも真っ正面から受けて耐えてきたと言う刻。
耐えるだけでは勝てないと刻をバカにする総理ですが、次の瞬間、七つの炎が消えました
突然炎が消えた原因が分からず慌てる総理の胸の中で、チビ神の腕が燃え出します。そしてその炎は一瞬で総理の体全体を覆う――!!
何が起きたのか平家先輩さえ不思議に思っていますが、刻は零がいくつ炎を取り戻しても同時に使うことは極力避けていたと言います。おそらくベルゼブブ(灼熱の炎)とリヴァイアサン(絶対零度の炎)、マモン(低い気圧(竜巻))とアスモデウス(高い気圧(爆発))、そして残りの炎に対しベルフェゴール(異能を打ち消す炎)……それぞれの炎が相殺し合う為、複数を同時に維持して使うのにものすごく負担がかかるのだろう、と。
それなのに総理は七つの炎を乱発した。だからチビ神の腕に限界がきた。
刻は総理に炎を使わせるためにわざと攻撃を受けて耐えていた――!
「闘いっつーのは力で勝つんじゃねえ・・・・頭(ココ)で勝つんだよ!!」
傷だらけでボロボロになりながらも、自分の頭を指差して笑う刻。刻はいつも頭脳派なんだけど、いつもそれを忘れてしまいます^^; 刻がそう見せないようにしているんだから彼の思惑にしっかりハマっているわけですけどね。
お前になど負けるかと、全身を炎に包まれながらもまだ反撃しようとする総理に、あんたは力に負けたんだと、刻が渾身の一撃で総理を殴り飛ばしました。
何度も何度も死闘を繰り広げなければ分からない、経験と努力と、それにより培われたカンがこの勝利を導いた。刻が幼い頃からずっと見てきた平家先輩は、彼がここまで強くなったかと喜びに打ち震えています。それは本来、親の役目ですけどもww
「・・・・オレにはまだ越えなきゃなんねえ奴らがいるんだよ・・・・あんたは命をもってあんたの所業を償いな・・・・」
燃えゆく総理を見つめ、別れの言葉のように呟く刻。
しかし総理、なかなかしぶといです。また立ち上がって大笑いします。このまま朽ちようと自分の所業を悔いるつもりなど毛頭ない、と。
異能者も珍種も人間からすれば脅威でしかない。人間がその力に怯えずに暮らすにはすべてを虚無化で消し去りリセットするしかない。
総理の意見にふざけるなと反論する刻ですが、総理はお前の意見を聞くつもりはないと一蹴。
「オレに勝ったらオレの考えを変えられるとでも思ったか? 思い上がるな・・・・だから子供(ガキ)は嫌いなんだ」
その言葉に刻は相当ショックを受けているようですが、そんな素振りは見せずにあんたは昔からそういう人だったと言いかけたところで、
「だが・・・・お前が家を出たあと何度かした、お前との会食は悪くなかった・・・・」
と、総理の口からそんな言葉が。今までのことがあるから、刻の心を揺さぶって助けを請うために演技かと疑ってしまのですが、もうその体は燃え尽きる寸前です。
刻もウソをつくなと怒鳴り、今にも掴みかかりそうなのを平家先輩が止めます。
どんなに頑張っても父親に見向きもされなかった幼い頃。それでも多くの人々に慕われ、支持されていた政治家としての父親は、刻にとって誇りだった。
同じ煙草を吸っていたのも、本当は負けたくないからではなく、少しでも近づきたかったから。
一片も残さずに燃え散ろうとしている総理に、刻は大嫌いだったと叫びます。
でも、それでも。
どんな悪でも、親父(あんた)はオレの憧れだったんだ――・・
総理は、跡形も無く燃え散りました。
何だか刻だけが可哀想な感じで後味の悪い気もしますが、きちんと刻の手で決着がつけられたことは良かった…のかな。親子の確執に決着。

で。
……あれ? ラスボス死んじゃったよ??
いや、もうすでにラスボスは虚無化に移行してますけども。
まだ大丈夫なはずだけど、あと数週でまとめられそうなこの展開は怖くて嫌です><

一方、ルシファーを前にした零たち。
ルシファー自体は青い炎(サタン=ブレイズ)のパワーアップ版のような炎だそうですが、重要なのは七つが揃うこと。地獄の皇帝の系譜を継ぐ者しか知らない七つの炎のもう一つの力があるのだそうですが…。
「七魔を完全に服従させた者は、七つの大罪を燃え散らす七つの炎すべてをフルに用い、あの虚無化すら燃え散らせるだろう」
あっさりネタばらし!! 虚無化をどうにかできなきゃ話にならないのは確かですが、サービス良すぎですよ『エンペラー』の本体さんw チビ『エンペラー』の言ってる力がまた別物なのもかもしれませんが…。
しかし、『エンペラー』の七魔をすべて服従させるがいいとの言葉に、零はそんなのやめだと言って七魔を繋いでいた鎖を壊します。
「オレの中の一番大切なモノをやる・・・・だから力を貸してくれ。皆を救う為に」
そう言った零を、こんな奴初めてだ、面白いと気に入る悪魔たち。
そして『エンペラー』も正解だと言います。服従だけでは悪魔は真の力を貸しはしない。
『エンペラー』がかつてのオレが無理だったと言っていますが、もしかして彼は本来12月32日のあの時、虚無化を燃え散らすつもりでいたのでしょうか…?
けれど今の零は当時の『エンペラー』とは違う。
「七魔の協力により七つの炎が相殺せずに相乗し合い、虚無化すら燃え散らすだろう!!」

次回「さらば愛しき者よ・・・・!!」
そんな怖い予告文やめて!!>< 誰が誰にさらば!?
零が悪魔たちに「オレの一番大切なモノを」って言ってるから心を失ってしまうんじゃないかって不安です。
それで桜のことを忘れてしまって……今度は逆に桜が零に思い出させるために頑張るという展開ならまぁアリだけど(どっち
しかし先週の零桜がウソのような絡みのなしっぷり…おおう…。
最後は少女漫画もびっくりのラブラブっぷりが拝めると信じて今は耐えます。

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