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「コーセルテルの竜術士」シリーズの感想と、たまに二次創作小説を書いています。 他の漫画やアニメの話もしますので、色々ネタバレ注意です!
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(ゼロサム1月号)

コーセルテルとかなりリンクしてきました。
そのための物語なんだから当たり前なんですけど、やはりわくわくします^^





捕まって閉じ込められたエトワスは、熱のせいで動けなくなってます。
そんな彼はイルベックの記憶に触れます。
流行り病にかかったエトワスの看病をしてくれていた母と祖父が同じ病で先立ち、エトワスも死にかけて精霊に戻って彷徨っていた時に川を流れていたマシェルと出会ったんですね。
しかしそこでクルルに呼び戻され、人としての命が繋がった。
クルルも人型だと女性なんですね。そういえばコーセルテルでも木の精霊は女性ばっかりだったな…。
クルルは本当はイルベックを封じるためにエトワスをこの世に引き止めたようです。そんなクルルに対し、イルベックは語ります。
イルベックは本当は本来の居場所であるはずの月に帰りたい
けれど半身である月がこの星にいることを望んでしまったから帰れない。ひとりの力ではこの星から抜け出せないから。
帰るためにイルベックはコーセルテルと何度も引き合ったけれど、その度にこの地は嵐にみまわれた。それが精霊たちの言う災い。
それとも自分達が月に帰ることでこの地にもたらされる利が失われることを災いと言うのか、と少し冗談めいて言ったイルベックに、クルルは力を得るために閉じ込めるなど精霊術士と同じではないかと怒ります。自分はそんなことは絶対にしない、と。
そして、短くとも人間として幸せに人生をまっとうすることが今の自分の望みだと微笑むイルベック。
イルベックは幼くして命を失い精霊に戻ると、同じように幼く、両親もいないような不幸な境遇の子供とよく出会う。そしてそういう子供たちは、自分の身の不幸より、イルベックのことを気遣ってくれる。だからイルベックはまた人間になってみようと思える。
マシェル、レナーテ、ロウズ、マシェルの母…月の精霊として出会った人間たちのことを思い出すイルベック。
この星にいてこの子らの生きる場所を守ってやる?
いや…できれば人間として友となりたい。
語り合い守り合い、そんなふうに生きれば、きっとそれは幸せだろう。
そんなイルベックの想いに、エトワスはクレリアの言った「ひとを幸せにする事で幸せになろう」という言葉を思い出します。
そしてそんなイルベックの想いが本物であると感じたクルルは「精霊としての一番の望みを捨て、星を守りたいと願ってくれる――ならば、私もあなたを守りましょう」と、エトワスを守ることにしたのですね。結果、過保護になりすぎましたけど(苦笑)

イルベックはさらに過去の記憶をエトワスに見せます。
それはイルベックが初めて人間となった時の記憶。
エトワスを閉じ込めた大地の精霊が少し若く、彼はマドリムと呼ばれています。
そしてカレナスと呼ばれた人間の女性。彼女がイルベックの最初の母親。そしてそして、間違いなくエレさんのご先祖です。
さらに、姿は出ていませんがカレナスの弟がレネイス
地名の元になっている名前の持ち主ということは、相当昔のことですね。
マドリムが元竜術士には辛い時代と言っているので、竜都が滅びた直後くらいでしょうか。つまりカレナスは元竜術士…?
マドリムはカレナスのことが好きだったようで、彼女に災いをもたらすかもしれない月の精霊の存在が不安で堪らなかったようです。

イルベックの記憶と想いを知り、熱で倒れている場合ではないとエトワスは頑張って体を起こします。
ちょうどそこへ、外からヴィアンカの声が。
大地の精霊を前にしたヴィアンカは「私はヴィアンカ・リオティール。カルヘーツ帝国リオティル領次期領主にして古代竜学者だっ」と名乗りました。名家って言ってたけど領主令嬢だったとは。
そしてエトワスとクレリアをどこへやったと叫び、ヴィアンカのその声でエトワスはクレリアがいなくなったことを知ります。

そして飛ばされたクレリアはエトワスとヴィーカと出口を探して歩き回りますが、見たことのない景色が続くばかり。
大分歩いた頃にようやく人影を見かけて、それを追うとついに扉を発見。
そしてその扉を開けた先で人の声が。
出会ったのは――ランバルスさん!!
やはりクレリアが飛ばされたのは地下迷宮だったんですね。そして地竜家の地下書庫まで辿り着いた、と。さっきの人影は書庫の精霊でしょうね。
ミリュウさんはもう戻っているでしょうから、クレリアの方はすぐに受け入れてもらえるでしょうが……エトワスを助けに行かなければなりませんからね。一安心するにはまだ早いです。
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