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「コーセルテルの竜術士」シリーズの感想と、たまに二次創作小説を書いています。 他の漫画やアニメの話もしますので、色々ネタバレ注意です!
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(ゼロサム2月号)

前ふりとして書くことが特にありません。
何を書いてもネタバレになる…^^;



地竜家の地下書庫に辿り着いたらしいクレリア。
彼女を見つけたランバルスさんに誰だ、どこから来たんだと訊かれ、素直に答えますが、ヴィーカが資料室は渓谷に近い所にあると言っていたことを思い出し、ランバルスさんのことをマドリム渓谷の盗賊だと勘違いして逃げ出してしまいます。
たまたまカディオさんも一緒にいたようですが、入れ違いになってしまってクレリアとは会っていません。会っていれば、カディオさんならクレリアが月の精霊術士だということに気づいたはずですが…。

盗賊に捕まったら身代金を要求されて先生方に迷惑がかかってしまう。
弟子にしてもらったばかりでそんなことになるわけにはいかないと、クレリアはとりあえず最初の部屋に戻ろうとしますが、持っていた蝋燭が尽きて明かりを失ってしまいます。
しかし、真っ暗になったお陰で暗色の勾玉が微かに光っていることに気づきます。
通常は光らない物のはずですが、2つ持っているから共鳴し合っているのでしょうか…?
と、クレリアが手を壁につくと、そこは扉になっていて開きました。この扉に反応して光ったのかな?
扉の先に星空を見つけ、外へ出られたのかとクレリアは走りますが、そこは天井に星空の描かれた部屋。以前、アグリナたちが迷子になった時にも来た場所ですね。
すると、かなり聞き取りづらいですが、エトワスからの声が届きます。前回は声まで届けられなかったのに今回は届いたのは、クレリアを心配するあまりエトワスが本気を出したのか、単にクレリアが暗色の勾玉を持っているお陰で通信状態が良くなっているからか(苦笑)
迷子になってしまってどこにいるか分からないとエトワスに伝えるクレリア。
それでもエトワスは迎えに行くとはっきり言いました。
その言葉がとても嬉しかったようで、クレリアの瞳には思わず涙が浮かびます。
今までエトワスがクレリアにドキドキさせられるばかりでしたが、今回はさすがにクレリアもときめきを覚えたことでしょう。少しずつ距離が近づいていく感じ、いいですねー(ニヤニヤ
でもエトワスはもう限界だったようで、通信は途切れます。
そしてクレリアの背後に揺らめいた影は――!?

クレリアに迎えに行くと言ったものの、閉じ込められているエトワスはまずは自分が助からなくてはなりません。どうやって出ようと改めて考え始めた所、外でヴィーカと精霊たちが言い争っている声が聞こえてきます。
精霊たちの言葉から、エトワスが倒れたことを知ったヴィーカは癒しの枝を早く渡してくれと焦りますが、意外なことにマドリムが「おまえ、レイックとシーダの娘ヴィーカか!?」と家族全員の名を愛称で呼びました。
しかも小さい精霊たちもヴィーカを知っていたようで、「あのふわふわかわいかったヴィーカ!?」「何でそんなになっちゃったの!?」と驚いています。ふわふわかわいかった…?(笑) 現在はぱっと見、男性なんですけどwww
この遺跡の管理はマドリムが任されているので、出入りしていた者を知っていてもおかしいことはない。
それに、グランレイック(ランバルスさんの本名…だと、今回で確定。ヴィーカがミリュウさんに教えた時はまだ実父なのか養父なのか分からなかったので)は北の地を司っていたマドリムの兄弟の名をとったもの。竜王の暴走で北の地は壊滅し、兄は深い眠りについて数千年は会えない。だから同じ名を持つヴィーカの父を幼少の頃より気にかけていた、と感慨深そうに説明してくれました。
が、その娘が災害を起こす月の精霊を連れて来るなんてと嘆きます。
ここは“竜都の門”で、術によって竜都へ一瞬で飛べる施設がある。
だからヴィーカは案内役として利用されたのだとマドリムは言いますが、ヴィーカは「それはない」とはっきり言い切りました。
エトワスは他人のためにものを考えることができる優しい子だ、と。
少しの間だけれど、共に旅をしてエトワスのことを見てきたヴィーカは、エトワスを信じてくれないかとマドリムに伝えます。
迷いのない真っ直ぐな瞳で見つめられ、マドリムは気圧されますが、彼には月の精霊のせいでカレナスとレネイスが戦うことになってしまったという辛い記憶があり、少し混乱状態に。
そして、そのせいで地震が起こります。
マドリムは眠りについてしまった兄が司っていた分の大地も守っていて疲れきっている。だから心が乱れると体調が崩れ、大地を守る力が弱まってしまう――!
このままでは最悪、山ごと崩れてしまうと、小さな精霊たちは何とかしようとしますが、まだまだ子供の彼らの手に負えるものではありません。
しかし、突然精霊たちの力が高まり、大地を支え、マドリムも楽になります。
エトワスが月の力で精霊たちの力を高めたのです。
ヴィーカに誰に助けられているか分かるだろう?と言われ、マドリムはエトワスを出してくれました。出てきた途端に倒れましたが^^;
けれど癒しの枝を受け取り、少し呼吸が整うと、エトワスはすぐにマドリムに向かって「俺は竜都には行かない!」と宣言。
ヴィーカが驚くのはもちろんですが、クルルまで驚きのあまり姿を見せました。
エトワスはもう月に帰りたいとは思っていないのに、眠る月は半身を取り込んで一緒に眠ることが望みなら、行ってもケンカになるだけ。
そう言ったエトワスに、「司る場へ戻るという精霊の一番の望みを捨てると!?」とマドリムも驚きます。
けれどエトワスは、マドリムはカレナス母さんから聞いて知っているはずだと微笑みました。イルベックが。
マドリムもカレナスが「災いの月は守りの月になるのです」と幸せそうに笑っていたことを思い出しました。
エトワスの望みはクレリアを手伝って旅をすること。それはつまり、人間と共に在ること。

エトワスにイルベックの記憶が混じってしまったことを心配するクルル。
クルルはエトワスが精霊に仲間意識を持たないよう動物の姿でいてくれたのに、何も知らないままでは弊害になるからとイルベックが精霊としての記憶を与えたことを申し訳なく思うエトワスですが、クルルはお前が生きてる道を自分で選んでくれただけで十分だと感極まった様子です。
そしてエトワスは「ありがとう、クルル母さん」と言ってクルルを抱き締めました。
自分で言っておきながら照れるエトワスと、母さんと呼ばれたことに感激して放心状態のクルル(笑)

さて、まだ一件落着とはいきません。迷子になってしまったクレリアを探し出すという超難題が残っています。
マドリムが探してくれましたが、どうやらクレリアはこの洞窟内にはいないようです(だってコーセルテルにいるもの)。
ヴィーカがクレリアは石枠の円のある部屋で消えたと説明すると、マドリムが「暗竜の術部屋に入ったのか!?」と。
暗竜か暗竜を連れた竜王竜術士しか入れないよう術がかかっていたはずだし、暗竜はいないし、術道具もすべて処分した――が。
術道具と聞いてもしかしてとヴィーカが訊ねると、案の定、黒い勾玉だと言われます。
ミリュウさんは必要だろうと思ったから渡したのでしょうが、やはり説明なしではとんでもない結果を招きますね(苦笑)
竜術で飛ばされたのなら、クレリアはコーセルテルにいるはず。
マドリムのお陰でクレリアの居場所は分かりましたが、さっき竜都には行かないと宣言したばかりのエトワスはどーするんでしょう?(笑)
いや、行くでしょうけど。迎えに行くってクレリアと約束したんだし。
でもどうやって行くんでしょう?
もう術道具もないはずだし…。どうするエトワス!?
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