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「コーセルテルの竜術士」シリーズの感想と、たまに二次創作小説を書いています。 他の漫画やアニメの話もしますので、色々ネタバレ注意です!
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「待つ日の先に」 (ゼロサム5月号)

ラルカ


ラルカが被っている帽子は郵便屋さんの帽子ですよ、と言わなきゃ分からない気がする…。
メオ以外のキャラ描くの久しぶりですね。メオだってそんなに描いてませんが^^;
ラルカの衣装はコーセルテルの女子の中で1番描くの好きかも(笑)

っていうかウィルフさん……!
怒りたいけど笑ってしまいます…ごめんラルカ(苦笑)

あ、今月でゼロサム9周年です!
毎年恒例の直筆サイン色紙プレゼントあります☆

今月のまず初めは新キャラ・ティーマ
マシェル家に郵便屋さんが来たと思ったら、ウィルフさんではなく彼でした。ちなみに先代風竜術士の3番竜だったそうです。風竜だけあってサータによく似ています。グレイスの方がもっと似てるかな? いや、むしろロッタルク?(ごめんロッティ…)
しかしウィルフさんはどうしたのでしょう…?

一方、暗竜家。今日はここで女子補佐竜が集まってお茶しています。
ユイシィが地下書庫の精霊のことを話している中、エリーゼが郵便屋さんが来たとラルカを呼びに来ます。
けれど来たのはウィルフさんではない…。
先代の竜なのでマシェルは知らなかったようですが、メリアさんは知っているので懐かしそうに話しています。ラルカが幼竜の頃にはまだいたようなので知っているらしいですが、ラルカもエリーゼもお兄ちゃんはとウィルフさんのことを訊ねるだけなので、久しぶりのコーセルテルに浮かれていたティーマはへそを曲げてしまってウィルフさんが来なかった理由を教えてくれず、休みで帰って来た時にでも聞けばと言い捨てて帰ろうとします。
でもメリアさんが手紙を届けてくれてありがとうとお礼を言うと、ちょっと反省したのか、ウィルフさんは病気やケガをしたわけではなく、仕事で来れなかっただけだと告げて、次の配達先である風竜家に向かいました。
けれどそれでも心配なラルカとエリーゼはメリアさんに目で訴えますが、メリアさんは大丈夫よと苦笑してます。相変わらず暗竜は心配性ですね。
そして手紙を見たメリアさんですが――差出人は、エカテリーナさん。内容を読んだメリアさんは、ラルカもエリーゼも置いてマシェルの家へ向かいました。これは何かあったに違いありませんね。

留守番を頼まれたラルカとエリーゼですが、ウィルフさんのことが心配ですっかり落ち込んで、ノイとジェンとユイシィが必死に励ましてます。
話題を変えようとノイがティーマはどんな子だったのか訊ねますが、ラルカはまだ卵から孵ったばかりだったのであんまり覚えてない、と。そしてその頃コーセルテルにいた子竜たちはみんな里へ帰り、同年代で最後の火竜家ももうすぐ帰る。さらに、風竜家の代替わりの頃にウィルフさんも郵便屋さんになって出て行った――とまた暗くなってしまうラルカ。
でもウィルフさんは休みの日には帰って来てくれるので、今度はいつ休みなのかと訊ねますが、エリーゼが分からないと答えます。郵便組合は人手不足なので最近は休みが少ないらしいのです。
そして、メリアさんへの手紙がエカテリーナさんからのものだったと思い出したラルカは、その手紙の内容に心当たりがあり、その通りならマシェルの所に行った手紙もそうなのではと、暗竜術で空間を繋ぎます。
しかしナータは家ではなく、リンテのいる秘密基地にいました。だから手紙が届いていることすら知らなかったのですが――
「もしかしたら、新しい暗竜術士が見つかった…のかも」
ラルカの言葉に、ナータはすぐに家に戻りました。
それが本当なら、マシェルの家で眠ったままの卵もようやく孵ることができます。実は寿命がかなり危険な状態らしいので安堵する一同。エリーゼも良かったねと言いますが――
「代替わり…したら出て行く――そしたらどこで、お兄ちゃんの帰り…待つのかな」
ラルカの心が不安定になったせいで周りが暗くなってしまいました。
そして家に戻ったナータは慌てて出てきたマシェルと会います。
そこへエリーゼが術を使って空間を繋げてきましたが、ラルカの力が暴走しているせいでうまく繋がりません。
ユイシィが短く分かりやすく状況を説明すると、マシェルもすぐに指示を返しました。

そして、暗闇に響いたラルカとエリーゼを呼ぶ声。ウィルフさんです。
エリーゼがラルカの術暴走が起きていると言うと、ウィルフさんはラルカに呼びかけました。
そして響く、ラルカの声。
新しい暗竜術士が来るなら、暗竜家も代替わりしなくてはならない。
けれどコーセルテルを出たらどこで待てばいいのか。
月の裏に誰もいない暗竜の里があるけれど、そんな所ではウィルフさんは帰ってこれない。
お兄ちゃんを待てなくなる。お兄ちゃんに会えなくなる――。
そう涙を流すラルカ。
そんなラルカに、待たなくてもいいと言うウィルフさん。その方法を聞きたかったら出ておいでと言われ、ラルカは閉じこもっていた別空間から出てきました。
ラルカの手を取って、こほんと軽く咳払いをし、何やら改まった様子のウィルフさん。これはもしや――!?
「前からずっと考えてたんだ。ラルカ――君がもしずっとぼくと一緒にいたいと思ってくれているなら、コーセルテルを出た後は――その…ぼくと――」
きゃあああああ! まさかのまさか!? そばで聞いていたユイシィもノイもジェンも超期待の眼差し!!(笑) よし行けウィルフさーーーーーん!!
「郵便組合で働かないか?」
どたーっ、と、私もノイたちと一緒にずっこけました…。ウィルフさん…^^;
しかしいつの間にか辺りは明るくなって、ラルカの術暴走は収まっていました。
ちなみに、今日は新人研修だったので配達はティーマ一人に任せたけれど、ウィルフさんはコーセルテルのすぐ外で待っていたそうです。それを伝えていないティーマに怒るウィルフさんですが、新人がこれではまだまだ仕事が忙しいと、再度ラルカに一緒に働かないかと頼むウィルフさん。
それに対し、ラルカは「はい」ととっても良い笑顔でとっても良い返事をしました。
まー、ラルカがそれでいいならいいけどさ…。

一方、同じくお兄ちゃん大好きなのに、暴走したラルカと違って全然動じていなかったエリーゼにユイシィが声を掛けると――
「ロービィが…いっぱい約束をくれた…から――」
と、こちらも可愛い笑顔。ロービィ、責任重大です(笑)
っていうか先月のロービィといい、今月のエリーゼといい、やっぱり1番進んでるカップルはこの2人のようですね(苦笑)

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