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「コーセルテルの竜術士」シリーズの感想と、たまに二次創作小説を書いています。 他の漫画やアニメの話もしますので、色々ネタバレ注意です!
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「ヴィアンカさんが帰る日に(前編)」 (ゼロサム6月号)






サブタイトルの通り、ヴィーカは必要なことは調べ終わったと、明日帰ることにすると突然言いました。
いやまぁ、ヴィーカらしいですけど、ランバルスさんもユイシィも唖然としてます。

その後、ユイシィは風竜家へ。
ヴィーカを説得したけどダメだったから、帰る前の挨拶周りに来るヴィーカを引き止めてくれるよう、竜術士たちに頼んでいるのです。
ヴィーカは調査が終わったからだけでなく、クレリアたちから待ち合わせの場所へ旅立ったという手紙が来たから帰ると言う。
待ち合わせに遅れたくない気持ちも分かるけど、ヴィーカはコーセルテルに来てから遺跡の資料集めばかりでランバルスさんとゆっくり話す時間がなかった。
だからユイシィとしては、1日でもいいからそういう時間を作ってほしい。
ユイシィはとにかくその気持ちでいっぱいで、ミリュウさんに頼むとさっさと次のエレさんの所へ向かいますが、2人の会話の中で、ジェンはヴィーカさんが帰ることよりも驚きの事実に気づいてしまいます。
ミリュウさんの様子が明らかにいつもと違う。
思いきってミリュウさんにヴィーカが帰ってしまうのが嫌かと訊ねると、ミリュウさんは思ったよりもはっきりと嫌だと言い切りました
あまりにはっきりと言われたので、ジェンも逆に驚きます。
しかし、ジェンがその理由を訊ねると、仲の良い友達が帰ってしまうのが嫌くらいの内容しか理由として上がらず、ジェンは深い溜息とともに肩を落とします。
そして、ユイシィを送って来ると言って、ジェンは飛んで行ってしまいました。
その直後、ミリュウさんの元へ挨拶に来たヴィーカの姿が――。

早くも水竜家へ到着したユイシィが、口早にヴィーカのことを説明し、エレさんも説得してみると答えているところへジェンが。
しかし、ユイシィの姿しか見ていなかったジェンはユイシィの手を掴んで一緒に来て、見て、と。私じゃ間違っちゃうかもしれないから、と。
「もしかしたら師匠、ヴィアンカさんの事、好きかもしれないの!!」
そう言ってしまってから、ジェンはエレさんや水竜たちがいることに気づきます。
リリックはエレさんを見て動揺しながらも本当なのかとジェンに訊ね、ジェンはわからないからユイシィに確かめてもらおうと思った、と。
ジェンだと、そうならいいなと思って見てしまうから――。
でもそれは、ヴィーカだからいいということではない。
ミリュウさんは竜術士になった時、恋はしないと決めてしまったそうです。
先代、エカテリーナさんが恋のために子竜を捨てて竜術士をやめたと思っていたから。
だから風竜術士を継いですぐの頃にそう決めてしまった。
今でもその頃のように頑なに思っているわけではないけど、ずっとそう思っていたせいで恋愛事にものすごーく疎くなってしまった。
だから今、ヴィーカのことが好きなのに自分では気づいていないようだし、でももしかしたらジェンの勘違いかもしれないし。
だから確かめるためにユイシィと一緒に、もうヴィーカが来ているであろう風竜家へ戻ります。
行く前にジェンはエレを振り返り、ごめんなさいと頭を下げます。
それに対してエレさんは、少しだけ寂しそうにしながらも微笑みます。
失恋したなぁ、というよりは、好きだった人に好きな人ができて良かったなぁ、な感じかな……。
そんなエレさんを見て、リリックは彼女にも行くように言います。決着をつけてくればいい、と。
何言ってんのと否定しようとするエレさんに、リリックはそうじゃない、と。
「エレの心の決着!!」
にっこりと微笑むリリックに、エレさんもわかったわと行きます。

ジェンたちを追いかけるエレさんですが、途中で2人に呼び止められます。
ミリュウさんとヴィーカがこっちに向かっていることに気づいて隠れたようです。
3人で隠れて2人の会話を盗み聞き。
最初は雑談だったけど、ヴィーカが帰る話になり、それを引き止めるミリュウさんの言葉に、ヴィーカがお父様のためじゃなくあなた自身が引き止めたいみたいだよと冗談のように言いますが、それに対してミリュウさんが真顔でうんと頷きました。
思わぬ返事にヴィーカもカーッと赤くなります。
本当はずっとコーセルテルにいてほしいと言うミリュウさんに、そんなに私のことが気に入っているのかと訊くヴィーカ。
迷いなくうんと答えるミリュウさんに、ヴィーカもミリュウさんのことがすごく気に入っていると笑顔で答えます。でも残念、とヴィーカが続けた言葉は――
「私は二十歳になったら結婚するんだよね」
ミリュウさんも、盗み聞き中の3人も、絶句します。
まぁ、どう考えても家の決めた婚約者でしょうが。
でもヴィーカは家のことも大切に思っているから、家を捨ててまでミリュウさんのそばにいることを選ばないでしょうねぇ。
現在の育ての親が許してくれれば別ですが……女であるヴィーカを跡取りにしているのですから、他に候補もいないんじゃないでしょうか?
その辺の事情の詳細は分かりませんが、簡単なことでないことは確かでしょうね。

ようやく動き始めた恋愛事情、まだまだ前途多難のようです^^;
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