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「コーセルテルの竜術士」シリーズの感想と、たまに二次創作小説を書いています。 他の漫画やアニメの話もしますので、色々ネタバレ注意です!
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「月の精霊②」 (ゼロサム10月号)

ジェン


何なんでしょう、この意味不明なポーズのジェンは。
何か動きのある絵を描きたかったのですが…。

ミリュウ×ジェンはまぁ許せるんです。
メオ×アグリナもギリギリ許せるんです。
だけど!
でも!!
しかしながら!!!
カディオ×エレだけはマジで勘弁してくださいorz

北の森にはミリュウさんとジェン、エレさんとリリック、そしてカディオさんが来ています。
ミリュウさんとジェンが空の様子を見てきたのだけれど、雨雲に覆われているにも関わらず、空渡りの精霊がいない
森の精霊たちも姿を隠しているので、何があったのかと考えていると、ランバルスさんとノーセがやって来ました。
どうでもいいんですが、ノーセがカッコイイよどうしよう(笑)
私ホント、バンダナキャラに弱いよな~(苦笑)
で、ランバルスさんが月の精霊の話をすると、カディオさんは「まさかイルベック!?」と旅の月の精霊の名を叫びます。すぐにランバルスさんが「コーセルテルで月の精霊と言えば“眠る月の精霊(コーセルテル)”だろ?」と言いますが…カディオさん、なぜそんなに慌てたのでしょうか? もしかして会ったことがあるとか…?
エレさんがそれは泉の水が涸れたことと関係があるのかと言いますが、ノーセがそれはないと言います。
精霊たちがこもるのは2~3日なので、泉の調査は精霊たちが出てきてからにした方がよくないかとミリュウさんが言いますが、カディオさんがそれでは遅いと言います。
水の流れが術で探れないのは、どこか古い術の残る遺跡に流れ込んでいるためと思われる。古い遺跡などは術で探れないようになっていますもんね。けれど、そうだとすると、大雨の降りそうな天気のせいもあって、思わぬ所で鉄砲水や地盤沈下、遺跡の術によって何が起こるか分からない
ランバルスさんがせっかくノーセがいるんだから地下を見に行こうと言います。
しかし、そこでリリックが怒りました。
地下を調べるのに、連れて来たのはユイシィではなくノーセだから。
ランバルスさんの補佐竜はユイシィなのに、おいてけぼりにしてよその竜の力を借りるなんてひどい、と。
そんなリリックに、エレさんはあなたなら危険かもしれない場所へユイシィを連れて行くかと訊ねます。
確かに、相手が大切なら危険な場所へは連れて行きたくないと思う。
でも、それではユイシィの立場が無い。
補佐竜なのに頼ってもらえない。
補佐竜なのにずっと一緒にいられない。
そう言うリリックの頭を撫で、ランバルスさんは気遣ってくれてありがとうとお礼を言いました。

そして地下へ行くことになりますが、カディオさんがミリュウさんとエレさんは残って天気の様子を見ててくれと言います。
しかし、水の流れを調べるのに自分が行かなくてどうするんだと怒るエレさん。
するとミリュウさんが「ランバルスさんがユイシィさんを連れて行かない理由と同じだよ」と。
えーーーーー(--;
ミリュウさん、普段ニブいくせにこんな時だけ鋭くなくていいよ。
しかもカディオさんも、「風竜術士と水竜術士は雨が降ったら湖まで吹っ飛ばすこと!!」と2人を残して行く理由を告げますが…焦ってる…めっちゃ動揺してる…orz
この前の初恋のお姫様騒動でものすっっっっっごく気にしているだけ、ならいいんですけど…。
そして、カディオさんとランバルスさんとノーセは地下へ入るために近くの遺跡へと向かいました。
「…なんか最近変じゃない? カディオ」と首を傾げるエレさんに、「カディオははじめからいっぱい変な人だよ」とミリュウさんは笑いました。

3人が行ってすぐに、ジェンがユイシィを連れてくると言い出しました。
ここなら危なくないし、いざという時に助けに行ける場所の方が安心できる。
「何もできない所でただ待つだけってとっても苦しいの。だから――…」
少し悲しげに笑うジェンに、ミリュウは笑顔で行っといでと返事をしました。

そしてランバルスさんの後を追っていたマシェル。
上空をジェンが飛んで行ったことに気づき、風竜術で追えばすぐだったということに気づきます(笑)
ん? でもマシェルは今は竜術を使わない方がいいんだよね…?
それとも、竜たちとではなく術道具でだったら大丈夫なのか?
そんなマシェルの元にカシとリンテッテが。
精霊は皆こもるはずなのになぜ、とマシェルが訊ねると、それはコーセルテルにこもる場所がある奴の話だろ、とカシ。カシはコーセルテルの精霊じゃありませんもんね。それに、俺は月の寝言くらいで怯えてこもる必要なんてない、と。
けれど、リンテッテはそうもいかない。こもるにしても、瓦礫の家ではたよりなくて不安。
だからカシが元いた遺跡に連れていってあげようとしていたのだそうです。
それを聞いたマシェルは、カシに頼んで一緒に遺跡まで連れて行ってもらいました。
その遺跡から泉はすぐそこ。
けれど泉に向かおうとしたマシェルは、すぐに足を止めます。
崩れた遺跡の中に入り口が。これは地竜術で積み上げられたもの。
そして中にカディオさんもいるらしいことが分かり、マシェルはすぐに中へ入ろうとしますが、カシに止められます。
この地下は迷路のように通路が入り組んでいる上、あちこち崩れているのに、1人で入るのは危険。
だから案内を頼め――そう、この遺跡を誰よりも知っているリンテッテに
そしてリンテの案内で、マシェルとカシは地下へ。

マシェルはカシに月の精霊がどんな精霊か知ってるかと訊ねますが、カシは会ったこともないし誰でも知ってるよう噂しか知らない、と。
そもそも眠る月は眠りっぱなしだし、旅の月はどこにいるのかも分からない上、見かけたという話もほとんど聞かない。
けれど、それを聞いて、「え!? 僕、会ったことあるよ」とマシェルは驚きました。
マシェルがコーセルテルに来る前、おじさんを探して川をくだっていた時に現れ、月の精霊だと言ったそうです。
その後エカテリーナさんが来て、マシェルはコーセルテルに来た、と。
って、それってやっぱりマシェルは選ばれてコーセルテルに来たということ…ですよね。

で、カシはマシェルに月の精霊はどんな奴だったかと訊きます。
まさか月の精霊にまで勝負を挑む気かと話していると、マシェルはバランスを崩して転んでしまいました。
そしてカシが助け起こしに行こうとします――が。
足場が崩れ、2人とも落ちる――!?

さて、2人はどうなるんでしょう。
そして本当に泉が涸れたことと月の精霊は関係ないのか!?
カディオさんは大丈夫なのか!?
それよりも何よりもカディエレはホント勘弁してーーーーー!!
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