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「大神の秘密」　（マガジン４１号）

桜の友人Ｃはいまだに名前が分からないのに、今回突然出てきたその他のクラスメイトのフルネームが分かる罠。
１－Ｂ、個性的ですね…！（笑）

田畑の一件の黒幕はやっぱり津野でしたか。
１人夜道を歩く彼を、刻が待ち伏せしていました。
そして、刻のターゲットは最初から津野１人。
田畑をそそのかして稀血のデータを集めていた津野の本当の依頼者は一体…？
ってか、刻は「すべてを話してもらおうか」と言っているのに、その後すぐに殺してないですか？＾＾；
ちょっと痛めつけただけ？
刻は「目には目を、歯には歯を、悪には正義の鉄槌を」と言うんですね。
零は自らを悪だと言っているのに対し、刻は悪を滅す正義と言っています。

で、今回シリアスなのは冒頭だけで、あとはわりとほのぼのです。
クラスメイトがわらわらと出てきましたよ。
数名フルネームも判明しましたが、桜の友人Ｃはいまだに下の名前も上の名前も出てきてません…。
“萌”と書いて“はじめ”と読む上杉くんの名前が強烈です。色んな意味で（笑）　背も高いしねー。
転校して来て何日か経つのに、桜以外の名前は覚えようとしない零。
学校にいつのはバイトを円滑にすすめ、桜の観察をするため。いついなくなるかも分からないのに交流なんて必要ない。当たり障りなく適当にやる。
けれど、クラスメイトたちはそうじゃない。
彼の作り笑顔も、桜以外とは話しにくそうなのもちゃんと見抜かれてて。
その日の放課後は少し遅い歓迎会が開かれました。
っていうか、クラスメイトたちが濃すぎなんですが（笑）
コラそこぉ！　どっかの漫画にいそうな奴らとか言わない！！（←言ってるのはお前だよ
そして、名前を覚えない零のために、手作りの名簿が贈られました。

けれどその後、すでにいつもの光景になりつつある桜と零の屋上デート（違）で、零は名簿を一通り読んだ後、それを燃やそうとしました。
桜が慌てて取り上げて火を消したのでそんなに燃えはしませんでしたが――って、桜！　素手で火を消すな！（笑）
せっかくみんなが作ってくれたのになんて奴だと零を怒鳴る桜。
しかし――
「・・・・物はキライです。人が死んでも物は残るから、先に片づけておきたいんですよ・・・・常に」
そう言った零は、名簿に書いてあった名前とそれぞれのコメントをつらつらと言い出しました。
載っていたデータは全部覚えた。もう忘れない。
桜はそんな零を笑いました。
そして、頭で覚えるよりもっと簡単な方法がある、と。それは…
「みんなと友達になることが。そうしたらすぐに体で覚えられるようになる」
大神は冷たく残酷だけど、それはとんでもない不器用の裏返しなのかもしれない――。

で、今回１番重要と思われるのは、寧々音先輩にはキョーダイがいない！？ということ。
生き別れ…とかだったら刻の言っていたことがおかしくなるし…。
まさか刻って……女……！？（そーいう意味じゃねーだろ。
やっぱり同一人物なんでしょうか。
でもそれだと、顔が違うのはまだともかく、体格の違いは説明がつかないよなぁ。
それとも、刻の存在は秘密…だったら高校になんか通ってないか。
うーん、謎は深まります。

次回「昔のカタチ、今のカタチ。」
一体何のカタチ？