たんさんすいぶ TRACK.9

「決定的１５小節」　（イブニング１９号）

今号でイブニングが通算３００号だそうです。
その記念で連載作家陣の直筆色紙プレゼントがあります。もちろん上条先生のもあります！

というか、イブニングって結構最近の雑誌だったんですね。最近っていっても２００１年創刊だけど。

↓睡魔に負けているので文章がおかしいかもしれません；

合奏のあとは個人練習とパート練習。
みんなそれぞれ校内の色んな所で練習していますが、他の生徒たちには邪魔にされている模様。
幸太郎はやって来たオーケストラのマネージャーたちにより捕獲（笑）
この人、いつもこんなことしてんのかな（苦笑）　っていうかスケジュールぎっちぎちじゃないですか！　本当に人気のある奏者なんですね。

本当はお祭りの曲じゃない「カンタベリー・コラール」ですが、サックスちゃんは「オマツリ」と言ってすっかりお気に入りで、吹きたがっている彼女のために、進太郎は楽譜がないか聞いてみようと宮城さんを探します。タンギングの上手かった宮城さんのことはサックスちゃんも気に入ってるようです。
そして廊下で練習している宮城さんを見つけて声を掛けますが、宮城さんは急に頬を染めてしかも敬語！？　様子がおかしいと思ったら、進太郎を幸太郎と間違えたようです。２人は声が似ているらしいです。
進太郎はたくさんの書き込みがされた宮城さんの楽譜を見て興味を示しますが、その中に「進太郎ポイント」と書かれた付箋が。
それは幸太郎が宮城さんに教えた、観客に――進太郎に１番聞かせたい箇所。
それを教えるために幸太郎が吹いたのはたった１５小節だったけれど、放課後になってざわついていた教室前の廊下は、その一瞬だけしんと静まり返った。誰もが耳を傾けずにはいられなかった。
「音がすべるように染み込んで……今でもここに残ってる……」
そう言って胸の前でぎゅっと手を握る宮城さん。
「……本当に、凄かった――」
いつもピリピリとしているような宮城さんの周りの空気が和らぎました。心の底からすごいと思えた演奏だったんですね。
だからこそ、宮城さんは進太郎のことが許せない。
弟というだけで幸太郎にあんなに思われているのに何も分かっていない進太郎が。
ずるいと言う宮城さんに進太郎は「宮城さんて兄貴の事が好きなんだ」とあっさり核心をつく一言。
宮城さんはそんな事あるわけないと言いますが、サックスを拭きまくって明らかに動揺してますよね（苦笑）　
音楽に恋愛感情を持ち込むなんて最低の行為だと宮城さんは言いますが、進太郎は別に恋愛という意味で言ったわけではなかったようですよ？（苦笑）
音楽は男も女も関係ない、実力がものをいう世界だから、好きとか男とか女とか全く意識した事なんてないと言う宮城さんですが、進太郎が宮城さんのように吹けないからもう一度このマッピ吹いてと自分のを差し出すと、宮城さんは間接キスと言われたことを思い出して――ばちーんと進太郎の頬を叩く良い音が校内に響き渡りました（苦笑）

宮城さんの楽譜にあった進太郎ポイントに、昔、幸太郎に対してにいちゃんの音なんて大嫌いと言ったことを思い出す進太郎。
サックスちゃんにまたコワイカオと心配されますが、大丈夫だと答えると、いつの間にか真横にぽっちゃり先輩が！　そして進太郎に「カンタベリー・コラール」のサックス用の楽譜を渡して去って行きました。このぽっちゃり先輩は一体何者なんだ。。。

そして部室に戻ると、ついていたテレビで、ラーメン、髭剃り、缶コーヒーのＣＭが流れますが、どれも出演してるのは幸太郎！？
凄いのレベルが違った……！