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「コーセルテルの竜術士」シリーズの感想と、たまに二次創作小説を書いています。 他の漫画やアニメの話もしますので、色々ネタバレ注意です!
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「ちびっ子お茶会(後編)」 (ゼロサム1月号)

今月はちびっ子たちがわちゃわちゃしてて超癒されます…☆
コーセルテルはいつでも癒しですけどね!!





前号ではヤチがプレアを殴ってしまったところで終わりましたが、今回はそこから少し遡ってのスタートです。そして幼竜視点です。

まずはラティとティルクがヤチとプレアにご挨拶。
ラティは幼竜ですが、下にもう一人いるせいかすごくしっかりしていますよね。
ヤチに自己紹介をする時は自分の名前だけでなく、自分の竜術士の名前と、自分が何番竜なのかを言うものだと教えてくれました。
感心するヤチですが、プレアはなぜかムスッとしています。
そしてクレットがやって来て、ヤチはさっそくラティに教わった通りに「おれは火竜術士アグリナの一番竜ヤチ!! ――だよ」と少し緊張気味にしながらもしっかりと自己紹介できました。
そしてプレアにも自己紹介するように促しますが、プレアはお前が言ったからいいだろと、そっぽを向いてしまいます。
普通なら怒ってもいい場面ですが、クレットもラティもプレアの機嫌を損ねてしまったのかと慌て、ゼインが来るのが見えたので話題をそちらに変えます。
ティルクがゼインを呼びに行き、その間にラティがプレアに暗竜術士テイムの一番竜プレアだと名乗ればいいと教えますが、プレアはおれは一番竜じゃないと言います。
「うちのおっさんはおれと宇宙へ行くために竜術士になったんだ。だからもしここに来たくて来る暗竜が気てもひきうけない」
「二番も三番もいないなら一番竜じゃないしっ、だから補佐竜なんて役目もないし」
いや、別にテイムさんがプレアと宇宙に行くために竜術士になったからって、他の子を引き受けない理由にはなりませんが…みんなで宇宙に行ったっていいじゃない。やっぱり暗竜は他の竜より独占欲が強いのでしょうかね? それにプレアだって、自分みたいに半ば強引に送り出された同族が来たら、絶対受け入れちゃうと思いますけどね?

そしてゼインが合流したところで、ロイがカディオさんが倒れたと叫びながらやって来ました。
今回は幼竜たちと補佐竜たちのお茶会ってことでしたが、ミリュウさんの看病でジェンは来られず、カディオさんが倒れたならロイも帰る、ユイシィも来れなくて引率がリリックだけならピクニックは中止になってしまうのではと心配する幼竜たち。
けれどプレアはもともと来たくなかったから別にいいと言います。
「おれはこのコーセルテルで友達をつくる気はない!」
その言葉にショックを受けるヤチ。
プレアはコーセルテルに来た時からずっとそう思っていたのに、テイムさんが勝手に決めて今回のピクニックが開催された。
ずっと、という言葉にさらにヤチは傷つきます。
そこへセユウルとロットがやって来ますが、場の空気は最悪の状態。
「ずっと…ってことはおれ――…プレアのともだちじゃなかったの?」
泣くのを堪えながら訊ねたヤチに、プレアもぐっと何かを堪えるように「友達じゃ――ない」と言いました。
それに対してヤチは思わずプレアを殴ってしまいました…!

それに気づいたリリックとマリエルがすぐに駆け寄って来ます。
木の陰から見守っていたアグリナもすぐに飛び出そうとしましたが、テイムさんに止められます。
そして、殴られた方のプレアではなく、殴った方のヤチが泣き出しました。
アグリナに、一緒に話したり遊んだりするのが楽しいのがともだちだって言われたのに、だからプレアはともだちだと思っていたのに、プレアにともだちじゃないって言われた。ヤチはそのことが悔しくて悲しかったんですね。
しかし、わぁっと声を上げて大泣きし始めたヤチは、火竜の力を暴走させてしまう――!!
リリックはすぐにマリエルに幼竜たちを避難させるように指示し、自分は水の壁を作ってみんなを守ります。
しかし、火が広がらないようにするだけで、火竜の力を止められるわけじゃない。
どうしようか困っていると、さすがにアグリナとテイムさんが出てきました。
けれどヤチが暴走している今、アグリナが火竜術を使うことはできない。
そこでテイムさんが暗竜術で火を消すと言いました。
またプレアが熱を出してしまうかもしれないけど――「ヤチくんを助けますか?」というテイムさんの言葉に、ヤチは迷うことなく頷きました。
そして暗竜術で火が消えた一瞬のうちにアグリナがヤチを抱き締め、宥めました。
ヤチが泣き止むと暴走も止まりましたが、プレアはやっぱり少し苦しそうです。
でもプレアはいつか遠い暗竜の里へ帰るのだから、これくらいでまいっていられないと強気な発言。そして――
「その時…コーセルテルに友達なんかいたらまた…さみしくてたまらなくなる――…から、いらないんだ」
そう本音を吐いたプレアに、アグリナがあはっと笑いました。
アグリナもこの前友達とお別れしたけど全然寂しくない。また会う約束をしているし、どこにいても友達は友達だから。
さらにプレアに暗竜の里に帰ったら二度と来ないのかと訊くと、プレアは答えに詰まります。
だったら行ったり来たりしたっていいじゃない、とアグリナ。友達がいればきっとコーセルテルに帰って来るのも楽しくなるよ、と。そしてヤチに同意を求めると、ヤチも頷きました。そしてヤチは初めて会った時みたいにプレアに手を伸ばします。
2人は握手して無事、仲直りしました。

無事におさまって良かったと胸を撫で下ろすリリックに、マリエルはとってもかっこよかったと満面の笑み。
普段、女の子からそんなことを言われないリリックは一瞬驚きながらも素直に喜びます。
しかしリリック、女の子好きな割にはいつまでたってもマリエルにはデレデレしないですよね。だからこそ本気になった時が楽しみでもあるんですけど……リリックのマリエルに対する態度が女の子というより、小さい子を相手にしているみたいな感じが、マリエルがちょっと可哀想だなって。いや、マリエル本人はとっても幸せそうだからいいんですけど。

そして、色々ありましたが、無事にピクニックは行われ、みんなともだちになってめでたしめでたし。
でもやっぱり火竜はまず手が出ちゃうのかと、リリックはちょっと呆れてメオのことを懐かしんでます(苦笑)
名前だけでもメオが出て来るのは嬉しいなぁ…(笑)
でもそろそろアグリナの二番竜が来るだろうから、本物の出番も近い!?
ヴィーカとどっちが先でしょうかね~?
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