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「コーセルテルの竜術士」シリーズの感想と、たまに二次創作小説を書いています。 他の漫画やアニメの話もしますので、色々ネタバレ注意です!
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「竜の都の竜術士⑯」 (ゼロサム4月号)

遅刻すみません;;

コミックス発売記念で今月はセンターカラーです♪
12巻は先月号分まで収録されていたので、コミックスの続きが本誌で読めますよ!
今回でとりあえず山場は越えるので気になった方は是非。
ただし、まだもうひと山あるようです。





故郷が魔族に襲われているという知らせを受けたダグはすぐに向かおうとしますが、デレルに竜術士でないお前が行っても何もできないと言われます。
フェルリさんも止めようとしますが、カロアスの力なのか、ダグのいる夢との間に見えない壁のようなものが出来て触れることができなくなります。
……ちなみに今頃気づきましたが、ダグの故郷が魔族に襲われたというのは別にカロアスがそういう夢に変えたわけではなく、実際にあった出来事だったのでしょうね。だからカディオさんが泣いたり、メリアさんが辛そうな表情を浮かべていたんですね。

ナータがカロアスに向かってまたお前が邪魔をしているのかと睨むと、カロアスは邪魔をしているのはお前たちだと言います。月の精霊まで巻き込んで、という呟きからすると、月の精霊に対しては悪意はない様子。
そして黒精霊を散らしたくらいでこの❝呪い❞が消せると思うなよと怖い発言。
「知っているか? 地竜術士ダグの一番の望みは❝家族と共に暮らすこと❞だった。奥方の霊を取り込んで、共に呪いの黒精霊となれば望みが叶うというものだ」
ついでにお前たちも、とカロアスはマシェルとナータも取り込もうとします。
コーナがカロアスに反撃しようとしますが、カロアスはコーナにすまないと言って、力を貸してほしいとも言います。
「あなたを眠りに押し込め、半身にも会わせず利用するだけのおろか者は、二度とこの地に踏み込ませない」
つまりカロアスは完全に誤解している――!!

一方、外では、夢の中の様子が分からなくなり、コーナまでいなくなり、その場に残っていたカータとハータとサータは大パニック。
ちょうどそこへカディオさんが来てくれましたが、走って来たので今の夢の様子は見ていません。
カディオさんに状況を口早に説明すると、同じく夢の中の様子は見えていないシイちゃんが月の精霊が黒精霊に捕まるなんてありえないと言います。
そして、月の精霊と渡り合える力を持った精霊に、シイちゃんは心当たりが。
大昔、巨大な力を持った原始の精霊がなぜか人間に生まれ変わり、子孫を増やし、精霊でいう分裂を繰り返し、精霊であり人間でもある一族となり、小さいながらも国を作って栄えていた。
けれどその一族は滅びたはずだと言うシイちゃんに、カディオさんがたぶんイル・カレナスの王族がそれだと思う、と。
それでも月の精霊を捕まえるだけの力があるかは微妙なところのようで、カディオさんはマシェルに話し掛けます。
するとマシェルからは、大丈夫だよとわりと明るい声が返ってきました。
そしてカディオさんとシイちゃんにあの人の正体を教えてくれてありがとうと言います。
「僕の子竜に手を出すならぶっとばさなきゃと思ったけど――エレさんと、イルベックのお母さんのご先祖様なのか」
元の姿に戻って術杖を構えるも、ほっとしてにっこりと微笑んでいるマシェルですが、言っていることは怖いよ! いつものことですけど!!(苦笑)
そしてコーナも、カロアスにマシェルとナータは大切な友人ですと伝えます。
マシェルと7人の子竜、そして今この地にいる人のお陰でイルベックと仲直りができた。
「私は彼らに救われ、イルベックはあなたの一族に救われたのです」
「ありがとう、人間(ひと)の精霊の――王よ」

正体を見破られたためか、カロアスは少しおとなしくなります。
❝王の力❞は妹に譲ったから、功績は妹かその子供らのものだ、と。
カロアスは普通に人間として育ったけれど、祖父から精霊の力を受け継いだ時から、精霊は他人に思えなくなった。
そして月の精霊を自らの力を高めるために利用するだけの竜術士が腹立たしかった。
人間が術資質を持っただけでは何もできないのに、竜が力を貸すせいで力を手に入れたい者だちが増長し、自分達に都合よく天候や大地の恵みを操り、時にはただ権を競うためにその力をふるった。
そうやって竜の力が使われすぎることで、精霊たちの司る自然の理が狂わされていた。
「考えなしの竜どもが嫌いだ! 竜術士どもが大嫌いだ!! だから竜都が滅びた時、うらみの黒精霊を集めて呪ったのさ。この地を乱す者が、月と星を狂わすような欲を持った者が、二度とこの地に集わぬようにと」
つまり、コーセルテルを守っていたのはカロアスだった――!!

衝撃の事実が判明したところで、ダグの夢が暴走を始めます。
ナータがカロアスに夢を止めろと言うと、カロアスは誰が竜の頼みなど、と誤解は解けたはずだけど、そう簡単に竜を嫌う気持ちまで変わってはくれないようです。

けれど、マシェルたちの前にラシェが現れ、これは父さまと母さまには必要な試練ですと言って止めました。
当初の目的とは違いますが、まだ2人ともお互いの本心を打ち明けていませんもんね。
最初からそれを言えてたら、今回のような事態に陥ることもなかったでしょうに……さて、2人は素直になることができるのか……!?
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