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「コーセルテルの竜術士」シリーズの感想と、たまに二次創作小説を書いています。 他の漫画やアニメの話もしますので、色々ネタバレ注意です!
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「かつてとみらいの補佐竜たち」 (ゼロサム3月号)

今月もメオが出ましたっ!
ただし、たった1コマ、しかもものすっごい小さいですけど(苦笑)
最近ノーセの出番が多くて、株が急上昇してます☆

今回はマシェルの家で寄り合いです。
ただし、いつもの寄り合いとは少し雰囲気が違います。
モーリンさんの体調があまりよくないそうで、代わりにラスエルさんが出席。そしてマリエルまでもが同席。
そしてこの間の泉の件でコーセルテルにやって来ていたノーセ、それとマシェルの子竜たちも全員同席。
その理由は――
「僕は――子竜たち7人みんな、補佐竜にします!」
ついにマシェルが自分の決意を周りに明かしました。
しかし、竜術士たちはすでにそれを承知済み(苦笑) しかも、マシェルがこの寄り合いでそれを言い出すことまで読んでいたそうです(苦笑)
けれど、だからこそ事前に話し合っていた。
竜術士たちは、マシェルのその考えに反対しない、と。
でも本当はミリュウさんは反対したいし、メリアさんもあまり快くは思っていないようです。
けれどマシェルが7人とも補佐竜にしたいと言っているのは、彼らを同時に幼竜から少年竜に成長させたいからで、補佐竜の本来の役目とは関係がない。だから反対しないでいてくれるらしいです。
1人だけ補佐竜に選ぶと、その子だけが先に成長してしまう。マシェルはそれが嫌なのです。
7人がいつか大きくなってひとり立ちしても、この7人が1番近しい“存在(きょうだい)”であってほしい
だから、誰かひとりだけに差がついてしまって欲しくない。
1番の問題だったのは、7人を同時に成長させることだったけれど、それも7人が揃って月の術資質を得たことでなんとかなるそうです。月の力ってすごいんですね^^;
そしてあとは、里の竜の答え次第。
ラスエルさんとノーセはこの場にいますが、他の里の使いも今夜やって来るそうなので、答えはその後だそうです。

ちなみに泉の件は、遺跡が崩れたことにより、地下水脈の流れが変わってしまったからだったそうです。そりゃ、水が来なければ泉が涸れるのは当然ですね…。

そして一旦寄り合いを抜けるラスエルさんとマリエルとノーセ。
里の使いたちは光竜家に集まることになっているそうで、彼らと合流するようです。ってか、マリエルたちの家ですけど(笑)
その道の途中、マリエルは不安そうな顔を見せました。
今まで補佐竜というのは、家事を手伝ったり、小さい子竜たち(きょうだい)の世話をするものと思っていたけれど、寄り合いでの話を聞くと、もっと何か大変な役目があるらしい。それは自分に務まるものなのかと心配になってしまったようです。
補佐竜の仕事は、確かにたいていそんな感じのもの。
けれど、本来1人の竜術士が育てられる竜の子はせいぜい1人きりであるため、それを補佐するのが補佐竜なのだそうです。
竜には4回、ほとんど変化と言ってもいいくらいの大きな成長期がある。
特に卵から孵る時と、幼竜から少年竜に変わる時には、誰かの助けなしでは成長できない。
マリエルも、幼竜から成長した時は、モーリンさんが何日もつきっきりで側にいてくれたそうです。
けれどファーリルの時はラスエルさんと交代だった。
竜術士の子竜を成長させる(育てる)能力は子竜が増えるたびに弱まってしまうらしいです。
だからその弱まってしまった分を補佐竜が補う。
これは術を使う能力とは違うものだけれど、それでもマシェルが7人も育てられているのはやはり月の力が強いからなのか。
私にもできるかなと心配そうに呟いたマリエルに、ラスエルさんは「大丈夫!! マリエルは間違いなく光竜術士(モーリン)の一番竜。自信を持っていいんだよ」と励まします。さらに不本意ながら「水竜のあの子だって立派につとまっているんだし…」と付け足したら、マリエルは俄然やる気を出しました(笑) おとーさんは複雑ですね(苦笑)

光竜家に着くと、すでにベルティとクルヤは来ていました。レイティルはまた迷子になったそうで、シオリアさんが捜しに行っているそうです(笑)
クルヤはまだ竜王のことを気にしていますが、ラスエルさんが寄り合いではそんな話は誰もしなかった、出たのは年若い竜術士を気遣い、小さな子竜たちの未来を考える言葉だけだったと言います。
そして反対しているのはクルヤであって、木竜の里ではない。
さらにどうやら他の里も反対はしないようなので、マシェルの子竜全員補佐竜計画は、思ったよりもスムーズに進み…ますでしょうか??
でも子竜たちが成長しちゃったら終わっちゃうんじゃ…って気がしますが…まだ大丈夫ですよね? まだ終わらないですよね??
うん、だってまだマリエルは補佐竜じゃないし。
モーリンさんとラスエルさんの子供も生まれてないし。
でも、もしもカータの方が先に補佐竜になったら、マリエルの方が後輩になってしまうのですね(笑)
コーセルテルの設定では、竜は生きた年数ではなく、周りの環境で年齢が決まるということになっていますから、生まれたのが後でも先に生まれた子より年上になるということはそれほど珍しくはないようです。
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