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「荒野の中心で呟く」　（マガジン２３号）

サブタイトルの感じがいつもと違いますが…？

１２月３２日に零を斃したのは「おせっかい弁当」だった！
過去に多くの異能者を殺し、そして今度は人間を皆殺しにすると言う「弁当」の真意とは一体…？
「あの日、一つだけわかったこと。世の中には死んだほうがいい悪もいるということ。だからオレも悪になって悪を殺すことにしたんだ。」
そう語る「弁当」。一体何があったというのでしょうか？　そして――
「目には目を。歯には歯を。悪には悪を。」
零と同じ決め台詞を口にしながら珍種パワーを放つ「弁当」。ついに零もロスト！
それを桜子さんが助けた――と思ったら、桜子さんが助けたのは「弁当」の持つ弁当箱に捕らわれていた（？）左の桜！！
そして左の桜は桜子さんに本当の母上なのではとほぼ確信を持って訊ねますが、桜子さんは微笑んで否定しました。隠すことに何か意味があるのでしょうか？　それとも、桜をこれ以上巻き込みたくない……いや、思いっきり巻き込んでるっていうか、自ら桜を敵の本拠地に送り出したようなものですしね。

零が桜子さんに、珍種たちの足止めをするから桜たちを連れて逃げるよう頼みます。
すると桜子さん、桜にハンカチを被せて視界を遮り、零にキス！！
「はの壱」と同じく――というか桜子さんが作った人形だったんだから向こうが桜子さんと同じ、なわけですけど。
ともかく、零の中で何やら大きなパワーが渦巻き始めた様子。
そして桜子さんは零に刀を預け、桜を護ってと言います。
「逃げなさい零君！！　ここは私達が食い止める・・・・！！」
そうして桜子さん、虹次、雪比奈、そして平家先輩が爆発的なエネルギーを発して立ち塞がる！！
珍種に異能を吸い取られながらも、普段と同じように動ける。いや、平家先輩は結構消耗してるから息上がってますけど。
虹次に逃げろと言われてふざけるなと刻は怒りますが、そんな刻を零が悔しそうな顔で殴りました。
気持ちは同じだけど、でも今は逃げる他ない、苦渋の選択というわけですね。
泪と冴親とみしるを抱える零は火事場の馬鹿力というやつですか。
そして平家先輩は雪比奈にあなたも行きなさいと言いますが、逆に雪比奈が平家先輩を追い出しました。
珍種と闘う３人を残し、零たちは逃げ行く――！

地下での激闘は上の国会議事堂にも大きな影響を与えたようです。
落盤事故とガス管破裂でまた片付けられてますが。
そして地下から地上に立ったのは、珍種の５人。
桜子さんたちは…死んではいないでしょうけど。どうなってしまったのでしょうか……！？

次号は休載。
アニメの関係で色々と忙しい…のだといいのですけれど。