たんさんすいぶ TRACK.32

「魔法の音楽～君から君へ～」　（イブニング１７号）


単行本第４巻は８月２１日発売！
次号は巻中カラー！

みちとカズは本当の姉妹ではないけれど、みちはいつかカズと姉妹として一緒に吹ける時が来たらいいなと思っていた。
だからステージの上にカズを誘った。
カズは進太郎に引っ張り上げられ、観衆にも煽られ、仕方なく参加。
みちがテナーサックスで演奏していたのは、カズにアルトサックスを貸すためだったんですね。
そして演奏が始まりますが、進太郎はやはりカズの演奏に違和感を覚えます。
どうしてかとカズを見ると、カズのことがみちに見える。
その時、進太郎は部長に言われたことを思い出します。
演奏というのは奏者が心をさらけ出して何もかも捨ててでも伝えたい、そういうものがあってはじめて心に届く。
そうか、と納得した進太郎はカズにみちより下手だと言って挑発しました。
みちも必死に演奏でカズに語り掛け、カズも負けじと本気に――！
本気でぶつかり合う２人の演奏はまるでキョウダイのように息がぴったり。
終わってみれば最高の演奏でした。
カズは本当はサックスを吹いてるみちみたいになりたかった。彼女がサックスを吹く理由はそれだったようです。
終了後にはみちとカズのわだかまりもとけましたが、進太郎争奪戦だけは終わっていないようです（笑）

自分達の演奏を終えた吹部のメンバーはすっかり打ち上げ＆明嶺応援ムード。
しかし和やかな吹部を、というか進太郎を影から盗撮する謎の人物。
その正体は――本居先輩！？
怖い、怖すぎる！！((ﾟДﾟ;))
さらにラストに進太郎のモノローグ。
「この時、オレはまだ知らなかったんだ。オレが原因で……この日のさっきの演奏がたんさんすいぶの今のメンバーでの最後の演奏になるなんて」
どういう意味だーーーーー！？

……カズが転校して来る、とかじゃないよね？