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「潜入！　桜小路家！！」　（マガジン４５号）

とりあえず、桜の家は普通じゃない（笑）

マジで極道だった桜小路家！　その名も「鬼桜（きざくら）組」！！
刻がいたのは、力の使えない零の代理だそうです。
桜を護るのは零の仕事だったそうで。
「法で裁けぬ悪を裁く」のも仕事なら、「法で護れぬ者を護る」のも仕事。
極道だから、警察に簡単に助けを求められないって…。
っていうか、刻って実は結構桜に本気だったりする？
単に零をからかっているだけ？？
近頃、有力暴力団組長の子供たちが次々と暗殺されていて、疑心暗鬼になった対立組織同士が抗争に発展しかねない状況になっていて、一般人に被害が及ぶ前に事態の真相究明と沈静化が今回の仕事だそうです。
それに、”エデン”としては観察対象である珍種に死なれるワケにはいかない、と。

家に上がるのに、ちゃんと足を洗ってる『子犬』が可愛い（笑）
鬼桜組の人たちは、自分たちはヤクザじゃなくて任侠だからそこんトコ間違えるなとすごい形相です（笑）
組長は弱きを助け強きをくじく漢の中の漢、異名を「関東のあばれ龍」。
一体どんなゴツイおっさんが出てくるのかと思いきや――
「・・・・や、おカエリ、桜チャンｖ」
超細身で弱々しいおじさんに、さすがの刻もありえないほど驚いてます（笑）
しかもちょっと話しただけで血を吐いてますよ…＾＾；　しかも口と鼻から…。
桜の持って来た救急箱がまたデカイ（苦笑）
そして、ヘソ出しセーラーの、どう見ても桜より年下にしか見えない妹かと思った女の子は何とお母さん！！
だって…１６で桜を産んでいたとしても３１ですよ…？　１０代前半にしか見えません（笑）
しかも童顔ロリ体型だけならまだしも、コスプレ趣味って…よくそんなんで極道に嫁いで来れたな（笑）
ちなみにお父さんは剛徳（ゴーくん）、お母さんはユキちゃんだそうです。
あ、お母さんは桜のことを「桜きゅん」って呼んでます。
どうしてこんな夫婦の間で武士口調の娘が育ったんだ…明らかに周りの影響じゃないか（苦笑）
桜の側近っぽい？大助、中さん、小柳…どうぞ突っ込んでくださいと言わんばかりの名前…（笑）
そして突然始まる宴。
お客さんが来たら同じカマの飯を食うというのが「鬼桜組」のしきたりなんだそうです。
楽しそうな様子に「いい御家族ですね」と言う零。
桜は満面の笑みで「ああ！！」と返しますが、零はひとり部屋を抜け出します。

零は道場に入り、飾られている刀に手を伸ばそうとすると、突然後ろから声が。
桜のお父さんです。
いつも零が桜を迎えに来ていることを知っているようです。
そして、お父さんは零が見ていた刀を抜き――「・・・・これを君に貸してあげよう」と。
零は刀を受け取り、一瞬恐い目をしますが、何か見て気づいたのか「刀なんて怖いなぁ」と笑ってそれを返そうとします。
しかしお父さんは「必要なのだろう？　・・・・訳は聞かんがね」と。
やっぱり弱そうに見えても組の頭ということで、雰囲気で何となく分かってるんでしょうね。
その証拠に――「君は死を見すぎているね」
お父さんの一言に、零も少し驚いています。
「君は人の命を断つことへの畏れも、素朴な好奇心すら失った。同時にそれは生きることへの興味も失っているってことだ。死に取り憑かれた生気のない眼がそれをそれを雄弁に物語っている」
桜はこの世界にいても決して染まることなく清い心を持ったいい娘。
だから、桜に何かあったら――「ただではすまないよ・・・・・・大神君」
弱々しい姿はどこへやら、お父さん、極道らしく鋭い目つきに。
そこへ桜が。
零が持っていた刀――「和泉守兼定（いずみのかみかねさだ）」を見て驚いています。
それは桜でさえ触らせてもらえないのだそうです。
零が興味ありそうだったからと答えるお父さんに、桜は零を見て、お前のようなヒョロ男に日本刀を扱えるわけがないと笑います。
と、刻がボウガンの気配を感じ、零に北４５度の方向だと伝え――避ける間もなく桜目掛けて降って来た矢の雨。零はそれを見事に刀で斬り落としました。
剣術が使えるのかと驚く桜に、「嗜む程度ですよ」と微笑む零。
桜はムッとして零に手合わせを申し出ます。いや、そんな場合じゃないって（笑）
そして、桜小路家の外にいたのは――平家先輩！？
え、そっちなんですか！？
っていうかまだその本読み終わってないんですか！！（笑）

次号「もっとも長い一日・・・・！！」
このまま桜小路家でバトルになるのか、一夜明けて舞台を学校に移すのか。
とりあえず桜のお母さんは若すぎだ！！