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「覚悟の証」 (マガジン24号)
寧々音さんが恐い…。
異能を失い、記憶を失くしていたはずの寧々音。
なぜ彼女がここにいて、しかも記憶を取り戻しているのかと桜が問いますが、寧々音に殴られてしまいます; しかも寧々音は笑ってる…。
桜が何をするのかと聞けば、寧々音は「殺人」と躊躇うことなく答え、鉄屑で龍を作って桜を締め上げました。
零が助けに行こうとしますが、刻に阻まれます。
寧々音を止めようとロスト中の遊騎もリリィも、そして泪も立ち向かいますが、寧々音は容赦なく攻撃。
「任務に忠実でターゲットが何者でも必ず仕留め、邪魔する者はすべて排除する・・・・優しい微笑みとは裏腹に、彼女の通った跡に生きた悪は残らない。極悪非道、冷徹なる殺人兵士(マーダーマシン)、それが彼女の本性――・・」
そう解説してくれた雪比奈に、シヲンがどうして寧々音は別人のようになって生かされているのかと訊ねると、
「・・・・「捜シ者」の話では、12月32日にその場にいた、そして何かを見た。だから死んでもなお「パンドラの箱」によって生かされているらしい」
と、親切に教えてくれた雪比奈。最近すっかり解説役ですね(苦笑)
でもシヲンに仲間を助けなくていいのかと言われて「オレの仕事じゃないし」って真顔で言ってるのでやっぱり親切ではない。
邪魔する者がいなくなったところで、再び桜を締め上げる寧々音。
けれど寧々音は12月32日の再発なんてどうでもいいと言います。
「私を縛る「パンドラの箱」・・・・あれは12月32日にあなたがもたらした物だから、私はあなたが許せない」
そして桜をさらに締め上げ、桜の悲鳴に零は力を振り絞って刻を超えて寧々音が作った鉄の龍を燃え散らしました。
そのまま寧々音へと攻撃しますが、刻が間に入ります。
「ねーちゃんにはキズ一つつけさせねえ」
しかし、寧々音が刻を殴った!?
「何をやってるの? 零君がこっちに向かってくる間、珍種はガラ空きだったのになぜ仕留めなかったの? 使えない奴ね。あんたと姉弟だなんて恥ずかしい。命を懸けてまで助けるんじゃなかった」
とても「自分を大切にして」と言い残して刻を庇った人と同一人物だと思えません;;
けれども刻は、続く零の攻撃からも寧々音を護りました。
刻が思い出すのは、初めて会った時の寧々音の言葉。自分を天使だと言って喜んでくれた寧々音の言葉――。
泣きそうな、とても切ない刻の表情。けれど――。
「・・・・だからなんだ。悪人だろうと間違っていようと関係ねえ。・・・・オレしかいねえんだよ。ねーちゃんを護れんのは姉弟のオレしかいねえんだよ!!」
零に向かって振り下ろされる刻の拳。
受け止めた零の炎で刻が右手に巻いていた包帯が燃え、その下から出てきたのは、腕に鋼鉄を埋め込んだ磁力で補強された腕。
以前撃った「磁撃砲(ガウスキャノン)」のせいで砕けた腕は治ったわけではなかったのですね;
「これはたとえ何があろうと、どんな手を使おうと、絶対にねーちゃんを護り抜く・・・・オレ自身がそう決めた覚悟の証。だからもう邪魔をするな」
そんな刻の覚悟に、零は笑いました。
「何があっても揺るがない、それでこそ刻。・・・・だがオレも立ち止まるわけにはいかない。その覚悟の証ごと、オレが燃え散らす」
そして燃え上がる零の炎。
寧々音は本当にあの寧々音なんでしょうか…!?
来週は休載だそうです。また再来週までおあずけか…。
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